世界最大級!二子玉川で日本カレーパン協会が「カレーパン博覧会2016」を開催

写真拡大 (全5枚)

サクッとしたパンの中にスパイシーなカレーが入った「カレーパン」は、日本生まれの惣菜パン。ひと口に「カレーパン」と言っても、揚げたものだけではなく焼いたパンもあり、具材も牛、豚、野菜、豆、チーズなど多種多様。そんなカレーパンだけを集めた、世界最大級の博覧会が行われるとか。見た目も味もさまざまな、奥深いカレーパンの世界を知るチャンスかも。

2016年3月6日(日)、「二子玉川ライズ」2階の「iTSCOM STUDIO & HALL(イッツコム・スタジオ・アンド・ホール」で、「カレーパン博覧会2016」が開催される。

日本カレーパン協会が主宰する同イベントは、「二子玉川ライズ」で初めて行われるフードフェスティバル。東急沿線を中心としたエリアで人気のパン屋さん74店舗による119種類のカレーパンが大集結するそう。

購入は各店ではなく、1カ所でまとめて支払う形式。スムーズに購入するために、PASMOやSuicaなどの交通系ICカードでも数カ所でお買い物ができる。ただし、会場ではチャージ不可なので、駅でしっかりチャージしてから入場を。
特にチェックしておきたいのは、イベント限定のカレーパン。例えば、武蔵小山「ネモ・ベーカリー&カフェ」が作る「スペシャルカレーパン」は、エピナ(ほうれん草・ひよこ豆・たまねぎ)、ミート(玉ねぎ・ひき肉)、プーレ(チキンカレー)、レギューム(じゃがいも・ナス・パプリカ・ズッキーニ)の4種類。どれも、個性豊かで一口食べた後の断面は彩りあざやか。

また、恵比寿「東京カレーパン本舗」が、いなば食品「タイカレー」とコラボレーションした「タイカレーパンレッド」「タイカレーパンイエロー」「タイカレーパングリーン」。人気のタイカレーと人気店のコラボは心と胃袋をわし掴みにして、やみつきになりそうな仕上がりとか。

「この機会に、カレーパンの多彩な魅力を知っていただければ」と、日本カレーパン協会の石井さん。

さらに、おすすめのパンを3つ教えてもらったのでご紹介。その場で食べ比べができるようなスペースもあるので、多彩なカレーパンを彼や友達とシェアしたり、持ち帰ったり、自由なスタイルで楽しんで。

◆カレー&パリッとしたソーセージが 一体になった「野菜ごろごろカリーブルスト」


大田区の大岡山にある「ベッカライヒンメル」は、ドイツパンの店。ドイツで修行されたシェフが作るハード系のパンが人気だけれど、「野菜ごろごろカリーブルスト」も弾力性のあるもちもちとした食感の生地が絶品とか。

「大きく切ったニンジンやジャガイモなどの野菜と、ソーセージの組み合わせで、スパイシーなカレーとの相性も絶妙です」(同)

◆キーマカレーと蕪(カブ)の合わせ技にうっとり!「4種のきのこと蕪のカレーパン」


新宿にあるレストランを母体とする「墨繪(すみのえ)」は、豪徳寺にもベーカリーを持ち、小麦の風味をひきだす昔ながらの製法で焼き上げるパンが自慢。同店の「4種のきのこと蕪のカレーパン」は、マイルドなキーマカレーとフォカッチャ生地の組み合わせ。

「食べると、蕪のみずみずしさと上品なキーマカレーの合わせ技にうっとりする逸品です。4種類のきのこ(えのき、エリンギ、しめじ、マッシュルーム)がふんだんに入って、キーマカレーとの相性も抜群です」(同)

◆揚げたてのホクホクな食感が嬉しい「揚げカレーパン」


三軒茶屋「Boulangerie Shima(ブーランジェリ・シマ)」は、「揚げカレーパン」を販売する。こちらは“揚げたて”での提供が信条ということで、特別な許可をとって、会場で揚げる設備を用意したのだとか。

「このパンには協会内にもファンが多く、東京カリ〜番長の水野仁輔さんもその著書で絶賛しています。細切れのチキンとトマトのとろっとしたカレーはさっぱりとヘルシーで、女性好みのパンだと思いますよ」(同)

カレーの好きな女子も、パンの好きな女子も、カレーパンの新しい魅力を探しに行こう。