派遣OLが「私って、嫌われているの?」と落ち込んだ出来事とその対処法9パターン
社員以上に仕事をこなしていたとしても、「なんだか派遣って肩身が狭いなぁ」と感じたことはありませんか? 仕事中やランチ時間、イヤな思いをしたことがある、という派遣社員の女性も少なくないようです。そこで今回『オトメスゴレン』会員の声から、派遣OLが受けたひどい仕打ちと、その対処法をご紹介します。



【1】「ねぇ、派遣さん」と、決して名前を呼ばれない
「もはや人種差別!」(20代女性)というように、いつ契約満期かも分からない派遣社員の名前は覚えようともしない人がいるようです。一度聞こえないフリをして、もう一度呼ばれたら「私のことですか? 聞き逃してしまうので名前で呼んでいただけませんか」と打診してみてはいかがでしょうか。


【2】大きめの地震があった時、社員にだけ緊急用のミネラルウォーターが配られた
「社員だけなんて、もはや人間としてどうかと思う!」(20代女性)というように、災害時の対応の仕方に差があると、不満の声が挙がっています。自ら水や簡易食などをロッカーに常備しておくなど、自己対策をしておくのが賢明かもしれません。


【3】旅行や出張のおみやげを配る時、あからさまに飛ばされる
「せめていない時にやってほしい」(20代女性)というように、本人はもちろん周囲にも分かるようにワザとらしくイヤがらせをする事例もあるようです。たかがおみやげと割り切り、あくまで冷静に知らん顔をするのがよいかもしれません。


【4】やり方も教えられず大量の資料とともに「とりあえずやっといて」と丸投げされる
「唖然。社員の子には丁寧に教えてたのに」(20代女性)というように、雑な仕事の振り方に苦労している、という意見が出ています。資料を見て分からないことは、部長に相談するなどコミュニケーションをはかり、その中でそれとなく派遣社員の不条理な状況を伝えてみてはいかがでしょうか。


【5】お世話になった社員の送別会の案内メールが「ワザと」送られてこない
「悪意があるとしか思えない。結局、参加できずに終わりました」(20代女性)というように、「宛先の入れ忘れ」という言い訳がきくせいか、メールでの連絡事項におけるイジワルも勃発しているようです。全社メール用のアドレスを作る提案をするなど、上司にかけあってみてはいかがでしょうか。


【6】定時に帰ろうとしたら「派遣は楽でいいよねぇー」と陰口をたたかれる
「アンタらのほうがよっぽど働いてないのに!」(20代女性)というように、当然の権利である定時退社に対して、嫌味を言われるケースがあるようです。帰る前に「何かお手伝いできることはありますか?」など、気づかいを見せて、歩み寄ってみるという方法もあるようです。


【7】外部の人に聞かれたくない話があるから」とランチの同席を断られる
「同じ仕事をしているのによそ者扱い」(20代女性)というように、身内意識の強い社員ならではの拒絶に悲しい思いをしている人もいるようです。「いいお店見つけたんです」など、興味を引きそうなネタで自ら誘いをかけてみてはいかがでしょうか。


【8】手一杯で仕事を断ったら「あの人は仕事ができない」と上司に誇大してチクられる
「上司に呼び出され問いつめられた。直接言え!」(20代女性)というように、「派遣のくせに!」と社員が逆上し、尾ひれを付けて上司に悪い報告をする例も見られるようです。すぐ引き受けられない場合は、「明日中だったらできます」など予定を提示し、善処する姿勢を見せるとよいでしょう。


【9】仕事関係の会話以外は「無視」
「イヤがらせ以外のなにものでもない」(20代女性)というように、言い逃れのできないイジメ行為といえる「無視」に、ショックを受けている人が多数いるようです。自分から歩み寄ろうとしても拒否される場合は、「そんな人間関係ならいらない!」と割り切ってしまうのも手です。その分、仕事に集中したほうが、スキルアップにもつながるかもしれません。


涙なしでは語れない派遣OLに対するイジメとその対処法には、他にどんなものがあるでしょうか。皆さんのご意見をお待ちしています。(榎本洋子)