彼女とセフレ、二股をかけていたM.Kさんに本当に起こった、ゾッとするストーカー話を紹介。自分のプライベートな情報が知らない間に漏れていたことを後から知るという恐怖や原因不明の恐怖こそ怖いものはない!

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M.Kさん(29歳)のケース

セフレとの相性がばっちりで彼女ができても会っていました





「2年前の話ですが、実は僕には、当時の彼女と付き合うちょっと前ぐらいからセフレがいたんです。僕と彼女の家はたまたま、徒歩15分ぐらいのところで結構近くて、だからこそうっかりセフレの存在がバレないように気をつけていたんですね。たとえば、もちろんセフレに家の場所を教えなかったし、セフレの連絡には毎回返事をしないようにしたり。それでも、ノーマルでおとなしいセックスをする彼女とは違い、目隠ししたり縛ったりっていうプレイをセフレにはできたし、体の相性もばっちりだったから、彼女ができても関係を切るのが惜しくて、あと1回、あと1回・・・って感じで別れるのを先延ばしにしていたんです。そんなある日、事件が起こりました」

彼女と焼き鳥屋に入るとそこにいたのは・・・





「それは、彼女とのデートの日。彼女とは家が近かったので、車で出かける時はもちろん家まで迎えに行っていたんだけど、その日は飲む予定だったから、店の最寄りの恵比寿駅で待ち合わせをしました。彼女と時間通りに合流し、予約していた高級焼き鳥店へ入ると、その店のカウンターになんとセフレがいてすでに1人で飲んでいたんです。店に入った瞬間に僕が気づいたので、慌てて彼女を連れて外に出て、そのままタクシーに乗って違う店に行きました。彼女には、会社の上司がいた、と言ってごまかしたんだけど、多分ちょっと疑われたと思う(笑)」

彼女を送り家に帰るとそこにたのは・・・





「その後、別の店で普通にご飯を食べて飲んで・・・とは言っても内心は、なぜあの店にセフレがいたのか焦りまくってたんだけど、どうにか取り繕ってお店を後にし、彼女を家まで送りました。『うちに泊まれば?』って彼女から言われたんだけど、なんかイヤな予感がして断り、僕はそのまま帰宅しました。家に近づくにつれ、軽い胸騒ぎがしていたんだけど、やはり的中。玄関前に、さっき焼き鳥屋で見かけたセフレの姿がありました」

さっきMくんにそっくりな人見かけたんだけど(笑)





「『どこ行ってたの?さっき恵比寿の焼き鳥屋でMくんにそっくりな人見かけたんだけど』と笑う彼女に、背筋がゾッとしました。多分、セフレとホテルに行った時かなんかに、彼女とのLINEのやりとりを勝手に見られたんでしょうね。それで先回りして焼き鳥屋で待ち伏せしていた、と考えるのがいちばんつじつまが合うと思った。そしてもう1つゾッとしたのが、家の場所を教えてないのに、家の前で待ち構えていたこと。これはどうしてバレたのか、いくら考えてもわかりませんでした。その後、家に入りたがるセフレにきっぱり、彼女ができたから別れたいと告げ、なんとか帰ってもらいました。そして直後に電話もラインもブロック。思ったよりすんなり帰ってくれたのはラッキーだったけど、とはいえ僕の家は知られているし、もし彼女の家の場所まで知られたらどうしようと、しばらくはドキドキして過ごていました。でも、結局いろんな重圧に耐えきれなくなって、彼女とも別れることに。悪いことはしちゃダメですね(笑)」

取材・文/成田リナ