本当の女子力とは「つきあうまで彼と寝ないこと」

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今回は本当の女子力についてお話します。

■■本当の女子力とは

女子力という言葉の意味はたとえば、「輝いた生き方をしている女子が持つ力」だとされています。あるいは「みずからの生き方やきれいさ、センスなどを目立たせて自身の存在を示す力」とも定義されています。さらに「男性または女性からチヤホヤされる力」のことだと定義している人もいます。


ネイルにいそしんだり、料理上手をめざして料理教室に通ったり、ファッションセンスを高めるためにカラーの教室に通ったりなど、およそ「女子力」が高い女子がやっていることを総合的にとらえると、おそらく上にご紹介したような定義に落ち着くのだろうと思います。
でも本当の女子力とは、簡単に男と寝ないことをさします。

■■男のほうがエロいにもかかわらず

たとえば男から女子を見て「この子、女子力が高いなあ」と思えるのは、どういった女子なのか?を考えるといいでしょう。料理がうまいとか、飲み会でいわゆる「お取り分け」がさっとできるとか、頭の先から足の爪先まで隙がないとか、そういうことを見て、女子力が高そうと思う男子は、当然います。


でもそういう女子が、簡単に誰か男と寝たら……当然「ヤリマン」に思われるでしょう。あるいは「おれも彼女のお世話になりたい」と思われるでしょう。そしてそれ以上のことを彼はきっと、思わないでしょう。エッチできるかできないか、ということに思考がいってしまって、とても「女子力」どころではない。


合コンでいかに「お取り分け」がうまくできても、誰かと簡単に寝ちゃうような女子のことを、男子はあまり高く評価しないんですね。男のほうがエロいにもかかわらず、高く評価しないのです。

■■男の勘をなめてはいけない!

男にとって簡単に手に入らなそうな雰囲気を演出しましょう、ということではありません。好きになってもエッチさせてあげない女子になりましょう、という話でもありません。


もっとも平たく、下世話にいえば、男子は下半身が緩い女子かどうか、というのを、瞬時に嗅ぎ分ける勘のようなものを持っているということです。
それはおそらく男にとって、なくてはならない勘です。男にとって死活問題になるくらい重要な勘です。この勘が鈍いと、男は「ヤラせてくれそうな女子」を見つけられず、自分の「島」をつくれないから、つまり自分の子孫を残すことができない。だから、「下半身が緩い女子かどうか」というところにつねに意識が向き、そここそを男たちは「女子力」と(無意識にであったとしても)考えているのです。


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男子が言う「女子力が高そうな女子だから、頑張ってこの子のことを口説きたい」は、要するに「おれが努力して口説いたらヤレそう」ということです。もちろん、男たちは絶対に手に入らない女子だと思えば、あきらめちゃうので、頑張ったらヤレそうと思われるのは、けっこうなことです。


が、ヤレそうか否かでまず判断される女子より、人として魅力的だからお近づきになりたいと思われたほうが、あなたはうれしくないですか? 


人として魅力的な人はいつの時代も、ホイホイとパンツを脱がないのです。「彼が見ていないところ」で、ちゃんと品行方正に暮らしているから、それが「魅力」となって、彼の目に映るのです。男の勘って、たとえばこういうものなのです。(ひとみしょう/ライター)


(ハウコレ編集部)
(Yoshifumi Shimizu/カメラマン)