国宝「辟邪絵 神虫」。人間に病気をもたらす疫鬼を退治する善神を描いた絵を中国では辟邪絵という

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■ 伊藤若冲、歌川国芳、歌川国貞、葛飾北斎、河鍋暁斎の妖怪画が見られる!

【写真を見る】重要文化財「百鬼夜行絵巻」。数ある百鬼夜行絵巻の中で、もっとも傑作といわれている名品

縄文時代から現代に至るまでの4000年間の妖怪を集めた「大妖怪展 土偶から妖怪ウォッチまで」が東京・大阪で開催される。東京都江戸東京博物館では7月5日(火)〜8月28(日)まで、あべのハルカス美術館では9月10日(土)〜11月6日(日)までとなる。

伊藤若冲、歌川国芳、葛飾北斎、河鍋暁斎、歴史に名を残した絵師たちの妖怪画をまとめてみられる最大のチャンス!「あの人も妖怪を描いてたの?」と新鮮な驚きがあるはずだ。重要文化財「みみずく土偶」〜「妖怪ウォッチ」まで、妖怪たちの共演をしかと見届けよう。

■ 妖怪情報満載「大妖怪展Walker」が発売!

そんな“妖怪の夏”にあわせ、「大妖怪展」をさらに楽しむための“ガイドブック”も登場!「大妖怪展Walker」では、国宝「六道絵 衆合地獄図」、重要文化財「百鬼夜行絵巻」といった国宝・重要文化財作品はもちろん、妖怪図鑑・付喪神・版本など、展覧会で展示される妖怪画を多数解説つきで紹介。

また、展覧会の情報だけでなく、妖怪好き著名人・一般人のコメントを集めた「妖怪大好き!!」、関東・関西の妖怪スポットを紹介した「江戸・上方妖怪Walker」、基礎の基礎から、おなじみの妖怪たちを学ぶ「かんたん妖怪学」など、様々なアプローチで妖怪の魅力を掘り下げていく。

■ 「大妖怪展」内覧会レポート!

7月5日(火)から始まる「大妖怪展」に先駆け、江戸東京博物館で内覧会が開催された。妖怪画がズラリと並ぶその空間は独特の空気をまとっていた。

■ 財布の紐が緩みまくり!妖怪グッズが楽しすぎる!

展覧会のグッズコーナーでは、絵葉書、ペンケース、キーホルダー、Tシャツなど、思わず手にとりたくなる楽しい妖怪グッズが盛りだくさん!

「大妖怪展」では、いずれも真筆、ホンモノならではの味わいが感じ取れるはずだ。 まさに空前にして絶後!妖怪好きなら見逃せない妖怪展の金字塔!今年の夏は、ホンモノの妖怪たちに逢いに行こう!【東京ウォーカー】