最新のグローバルコンセプトを踏襲したフェンディの新旗艦店「パラッツォ フェンディ 表参道」がオープン
Courtesy of FENDI
大理石の階段を上ると、「ロベルト・シローニ(Roberto Sironi)」の「ルーインズ(Ruins)」コレクションより「フーベルト ミラー(Hubert Mirror)」と「パルミラ ベンチ(Palmyra Bench)」が、ウィメンズコレクションのシューズエリアのスタートをモダンに飾ります。このイタリア人デザイナーの一連の作品は、地中海盆地の産業と古典的な考古学に属する建築的な断片を新たに定義づけているのです。ステンレスのディスプレイに並べられたシューズコレクションの背面には、フェンディのアイコニックな「ペカン(Pequin)」ストライプが石膏で施され、メゾンのDNAを細部にまで感じさせます。隣接するウィメンズコレクションのレディ・トゥ・ウエア、およびファーのエリアには、ローズウッドの壁とスライドスクリーン、また落ち着いたブルーがアクセントに加えられています。ここでの主役はロンドンを拠点とし、イノベイティブなオブジェクトを限定生産することにフォーカスしているリサーチラボラトリー「オフィス(Oeuffice)」の「ピナック(Pinac)」テーブルです。ライトブルーのアルミニウムと強化ガラスで作られ、幾何学的な形状と透明性が、さまざまなカラーシェイドを生み出します。また、ライトグレーの「フェンディ カーサ」製「サンディア(Sandia)」ソファがラグジュアリーな環境を引き立てています。
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地下1階へ続く階段を下りると、他のフロアとはリンクしながらも異なるムードを持つメンズコレクションの空間が広がります。ダイアゴナルにデザインされたローマ大理石と特注のミラーメタル製ラウンドテーブル、パリサンドロ木材とシャンパンメタルでアクセントをつけたカウンターが並びます。このエリアにディスプレイされているのはメンズコレクションのレザーグッズとアクセサリーです。温かみのある木材とクールな大理石のコンテンポラリーな 融合が、マスキュリンな雰囲気をたたえています。隣接する部屋には、「ペカン」ストライプのバックグラウンドとライトグリーンメタルのディスプレイに最高級のファーとレディ・トゥ・ウエア、シューズが並べられ、中央にはフェンディ ブティックのためにカスタムメイドされた「フェンディ カーサ」のモジュールソファが設置されています。2つのフィッティングルームは、それぞれルミナスとドーバーホワイトに統一され、大理石の壁とフルモケットのカーペット、さらにウィメンズ同様「フェンディ カーサ」の「サンディア」アームチェアが備えられ、お客様にリュクスな体験をご提供します。
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同店は、2023年に二酸化炭素排出量とエネルギー消費量を削減するというゴールを達成し、権威あるLEEDサステナビリティ認証を付与されることでしょう。さらに室内空気の品質に対しても特別な配慮がなされ、全スペースに一次空気を提供し、さらに二酸化炭素やVOC(揮発性有機化合物)センサーが取りつけられます。
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この新たなフェンディの旗艦店は、イタリアのラグジュアリーを表参道の街に届けます。
店舗名称:パラッツォ フェンディ 表参道(Palazzo FENDI Omotesando)
グランドオープン日:2023年 2月 11日(土・祝)
住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5丁目9-13
営業時間:11:00 - 20:00