ハリウッドを代表するエンターテイナーで俳優のウィル・スミス。アクションからヒューマンドラマまでこなす演技力の幅広さと、サービス精神旺盛でパワフルな人柄で知られる裏では、膨れ上がる不安や内的葛藤に直面することも。

本記事では、近日公開予定のウィル・スミスの素顔に迫ったドキュメンタリー作品内で、ウィル・スミス自らが語った「メンタルヘルスとの闘い」についてお届けします。

映画『メン・イン・ブラック』や『幸せのちから』、実写版『アラジン』のジーニー役など、数々の代表作で知られる俳優ウィル・スミス。

そんなウィルは、ドキュメンタリーシリーズ『Will Smith: The Best Shape of My Life(原題)』が公開されることを発表。同作では、20週間の間に約10キロの減量と健康的な体作りを目指すウィルの様子を追うのだそう。

アクション映画に出演することが多いことから、鍛え上げられた肉体をスクリーンで披露してきたウィルだけれど、自身のインスタグラムではコロナ太りをしてしまった姿をさらけ出し話題に。

SNSの投稿では 「自分の体を愛しているけれど、調子をよくして自信を持ちたい!」と、体作りへの心境を語っていたウィル。

ところがドキュメンタリーの予告編では、「撮影が始まり、自分史上最高の状態になっていってるつもりだったんだ。肉体的にはね。でも、精神的には違う方向に向かっていた」と振り返ります。

今作と並行して自叙伝『Will(原題)』の執筆にも臨んでいたウィルは、自分の表面的な状態よりも内面に注視するようになったんだそう。

「自分が今まで見ようとしてこなかった“ウィル・スミス”に目向けるようになった。自分に必要なのは、まず精神的な健康だと気づいたんだ」

予告編のワンシーンでは、トレイ、ジェイデン、ウィローを彼の含む家族に対して、「自殺を考えたのは、人生においてあの時だけだった」と告白する姿も。

「エイリアンを退治するようなムービースターである“ウィル・スミス”は、世間から自分を守り隠し通すために作り上げたキャラクターで、虚構にすぎないと気づいたんだ」

ハリウッドで大成功を収めた後も、SNSやYouTubeで活躍し世界中の人に元気を与える続けるウィル・スミス。そんな彼がさらけ出した過去のトラウマや不安、フラストレーションと、そんな自分の一面と向き合う姿に勇気づけられる人も少なくないはず。

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※この翻訳は抄訳です。

Translation: ARI

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