絶対NG!「楽しいことが好きです」という自己紹介は出会いを遠ざけます

写真拡大



恋愛アプリなどを使っていると、女性のプロフィール欄に一定の確率で現れる文言があることに気がつきます。それが「楽しいことが好きです」という文章と「美味しいものを食べるのが好きです」という文章です。


この二つの文章を書いている人に共通していることは、プロフィールの中身がびっくりするぐらい薄いということです。


そしてよっぽど美人かスタイルがいい人でなければ、男性からのいいねもほとんど集まっていないことも共通しています。なぜこの当たりさわりのない二つの文章が、男性の共感を呼ばないのか解説してみたいと思います。

■そんなの当たり前だから

この世の中に、楽しいことが嫌いな人、美味しいものを食べることが嫌いな人、という人はほとんど存在しません。楽しいことが好きであること、美味しいものを食べることが好きであることは当たり前の事なのです。


当たり前のことをわざわざプロフィール書かれたところで、「そんなん当たり前じゃん」と思われるだけです。遺伝子に組み込まれてる欲求について書かれても、だから何なんだといった感想にしかならないのです。


「当たり前じゃん」と思われるだけならまだいいのですが、実はこの文章があることで「他に好きなことがないのかな」とマイナスの解釈をされる可能性が高いのです。

■あなたの魅力を殺してしまうから

好きなものがある、という事実はその人を何倍にも魅力的に演出してくれます。それが漫画の話であれ歴史の話であれ、何かのオタクであるということは、その人にしかない魅力を期待させます。


そういった自分にしか語れない「好きなもの」がプロフィールに書かれていると、その好きなものに惹かれて、この人と喋ってみたいな、会ってみたいなという気持ちが湧いてくるのです。


楽しいことがしたい、美味しいものを食べたい、くらいしかプロフィールに書けない人は、おそらく他に自分の好きなものが何なのかわからない人なのだと思います。あるいは好きなものはあるけど他人に理解されないものだと思っているのかもしれません。


いずれの場合にせよ、あなたの魅力はあなたの好きなものによってでしか相手に伝わりません。本当に楽しいことが好きなのであれば、どんなことを楽しいと思うのか、どんな瞬間に楽しいと感じるのかそれを書く必要があります。


美味しいものが好きなのであれば、好きな料理、好きなお店、好きな料理人、なんでもいいのであなたの好きなものを書きましょう。


それが他人に理解されないと思うものでもいいのです。その理解者が現れたとき、強烈な共感が生まれますから。

■いい出会いの裏にはいい自己紹介がある

婚活のパーティーでもクラブのイベントでも、新しい出会いの際には必ず自己紹介が必要になります。それはネットでの出会いにも同じことが言えます。


自分をどう見せたいのかを真剣に考えることは、新しくあなたに出会う人にとってのおもてなしに通じます。


ですからプロフィールや自己紹介に手を抜くと、あなたが出会えるかもしれなかった素敵な人との出会いも遠ざけてしまうのです。


無難な言葉を選ばず、無難な話題を選ばずに、あなたが本当に好きなことについて書いてみてください。そうすれば全く新しい出会いを引き寄せることができるはずです。(川口美樹/ライター)


(ハウコレ編集部)