独身女性が「結婚できる気がしない!」と思う理由6つ

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「婚活して1年経つのにうまく行かない……」「結婚したいと思える男性がいない」……など、結婚したいのに出来る気がしない、そんな風に悩んでいませんか? 今回は、そんな女性向けに、恋愛・婚活アドバイザー・小田都呼さんのアドバイスを紹介します。

■「結婚できる気がしない」と思ったことのある女性の割合

そもそも「結婚できる気がしない」と思ったことのある既婚女性はどれくらいいるのでしょうか? 調べてみました。

◇結婚できる気がしないと思ったことのある女性は6割!

マイナビウーマンが実施したアンケートによると、「結婚できる気がしない」と思ったことのある既婚女性はなんと、62%もいることがわかりました。

Q、「結婚できる気がしない」と思ったことがありますか?

はい62%
いいえ38%

現在はめでたく結婚しているみなさんですが、過去に「結婚できるかな……」と不安に思った人は少なくないようですね……。では、なぜそのように思ったのでしょうか。理由を見ていきましょう。

◇理由

☆自分に自信がない

・「顔がかわいくないので、好きになってくれる人はいないと思っていた」(26歳/その他/その他)

・「自分の性格がよくないのは知っているので、合う人がいるのか心配だった」(35歳/自動車関連/その他)

多く挙がったのがこちらの意見。自分に自信がなく「こんな自分を好きになってくれる人なんていないだろう……」と、つい悲観的になっていた、とのことでした。

☆結婚したいと思える男性がいなかった

・「何年も結婚したいと思える人に出会えなかったから」(35歳/その他/事務系専門職)

・「彼氏ができても、一生この人と添い遂げたいと思える人に出会わなかったから」(33歳/医療・福祉/事務系専門職)

恋人としてはいいけど、夫としてはちょっと……。「恋愛と結婚はちがう」とよく言いますが、結婚相手としてビビッとくる相手になかなか出会えず、「結婚できるかな」と、不安になった人もいるようです。

☆自分と合う男性がいない

・「結婚したいと思った男性の金銭感覚が私と違った」(37歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)

・「生活リズムや価値観が合う人との出会いがなかったから」(33歳/医療・福祉/専門職)

「彼氏としては最高だけど、お金使いが荒すぎる」、「仲良しの彼とは結婚観がちがう」など……。自分の価値観や考え方が、好きな相手と同じとは限りません。妥協できればいいですが、できなければ「結婚」は難しいと感じてしまいますよね。

☆一人の時間が好き

・「一人の時間が何より安らげるから」(32歳/その他/クリエイティブ職)

・「一人で生活していても充分楽しめるし満喫していたから」(31歳/医療・福祉/専門職)

ちらほら挙がったのが「一人の時間が好きだから」という意見でした。一人でも人生が楽しいと、結婚する必要性はなかなか感じにくいですよね。

☆長い間彼氏がいないから

・「30代で約4年も彼氏ができなかった」(37歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)

・「5年間彼氏ができず、このまま結婚できないかなと思った」(31歳/情報・IT/技術職)

一度恋から遠ざかると、「もう一度恋ができるだろうか?」と不安になるものですよね。長い間彼氏ができず、結婚できるか心配になった人もいるようでした。

☆一人の人を愛し続ける自信がなかった

・「一人の人をずっと好きでいることが困難なような気がしていたから」(35歳/その他/事務系専門職)

・「一生を共にする相手に値するほど愛せるかわからない」(33歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)

恋愛だったら「相手に愛想が尽きたから」と簡単に別れることができますが、結婚したら一生その相手と添い遂げなくてはなりません。そんなこと自分にできるだろうか、と思う人もいるようでした。

<「結婚できる気がしない」と思った理由>
・自分に自信がない
・結婚したいと思える男性がいない
・自分と合う男性がいない
・一人の時間が好き
・長い間彼氏がいないから
・一人の人を愛し続ける自信がなかった

■「結婚できる気がしない」を「できる気がする」に変えるコツ

「結婚できる気がしない!」と嘆く女性たちの本音を紹介してきました。いかがでしたか? 同様の悩みを抱えている女性は少なくないでしょう。では、結婚に対して自信を持つにはどうしたらいいのでしょうか。また、婚活を前向きに続けるポイントとは? 小田さんにアドバイスを聞いてみました。

◇自分に自信がない

自分に自信がないのは「普通」です。しかし、メイクを勉強してコンプレックスをカバーしたり、ダイエットをしてスリムな体型を手に入れることはできます。自信が持てるよう努力することが大切です。

「どうせブスだから」「どうせデブだから」と、悲観しているだけでは何も変わらないどころか性格も歪んでしまいます。自信をつけるためにもまず「努力」すること。女性として自信が持てるようになれば、自然と幸せになれるでしょう。

◇結婚したいと思える男性がいない

まずは「自分の行動範囲」を見直してみましょう。自宅から会社までを往復する毎日、休みの日は女子会三昧……。こんな生活では男性との出会いが無くて当然です。「運命の人」に出会いたいならばまず、出会えそうな場所へ出かけること。交流パーティーや趣味を通じた集まりなど、とにかく大勢の人が集まる場所へ出向き、出会いの母数を増やすことからはじめましょう。出会いの母数が増えれば、ピンとくる男性に出会う確率も増えてくるはずです。

◇自分と合う男性がいない

そもそも男女の仲というのは、お互いにしっかりと向き合って、2人の「基盤」を作り上げていくことからはじまります。結婚生活というのは、相手から与えられるものではなく、2人で作っていくものです。そのため大事なのは、「自分に合う人」ではなく、「一緒に関係性を築いていける人」を見つけることです。そのことを理解し、もう一度自分を見つめ直してみましょう。

◇一人の時間が好き

「一人の時間が好き」で、それを満喫するのは悪いことではありません。そういう価値観を理解してくれる人もいるでしょう。しかし、「男女の関係性を築く」ことは、人間として成長できるだけでなく、得られるよろこびや幸せは二倍、三倍以上です。「誰かと一緒に生きる」すばらしさを知れば、一人の時間がつまらなく感じるかもしれません。まずは騙されたと思って、「恋」や「愛」のために時間を使ってみてはいかがでしょうか。

◇長い間彼氏がいない

「長い間彼氏がいない」という人の中には、恐怖心や不安心から他人に対して「バリケード」を作っている人が多くいます。他人と関わるハードルを自分で上げ、異性と出会うチャンスを無くしているのです。

そんな人はまず、恋愛している女友だちと一緒に行動しましょう。恋愛していない人同士でつるんでいては、恋愛からどんどん遠ざかってしまいます。怖がらず出会いの場に出かけていきましょう

◇一人の人を愛し続ける自信がない

今まで「恋愛」が長続きしたことがない、という人はとくに結婚に対して不安があるでしょう。しかし「恋愛」と「結婚」はちがいます。恋愛は相手と自分だけの関係に集中していればいいですが、結婚とは「家族」を作り上げていくものです。そのため相手の両親や自分の両親、自分たちの子ども、親戚……など、いろいろなことを考え、乗り越えていかなければなりません。家族作りに奮闘している間に、「ずっとこの人を愛せるだろうか?」という不安は消えるでしょう。

◇婚活を前向きに続けるポイント

最後に婚活を前向きに続けるポイントについて紹介します。

☆色んな人と向き合ってみる

婚活をはじめると、いろんなタイプの男性とたくさん知り合うでしょう。選択肢が増えるとつい「条件」で相手を選びがちですが、それは×。自分の求める条件を全てクリアした相手なんてそうそういません。そんな人を探しているうちにどんどん年を取り、そのうち誰からも相手にされなくなってしまいます。

「条件」よりも大事なのは、「きちんと向き合って話し合いが出来る人」かどうか、「お互いを認め合うことが出来る人」かどうかです。そんな人を見逃さないように、しっかりと相手と向き合いましょう。

☆ダメになってもめげない

婚活ではうまくいかないことのほうが、圧倒的に多いです。いちいち落ちこんでいては、体力も気力も持ちません。ダメになったときは思いっきり泣いて、スッキリすること。次の日には引きずらないことが大事です。「ダメになってもめげない」ようにしましょう。

☆〇歳までに結婚する! と目標を立てる

気が向いたときだけ婚活しているようでは、ただ年を重ねるだけです。女性は少しでも若い方が、婚活では有利だからです。国勢調査を見てもわかりますが、未婚女性が5年以内に結婚できる確率は、25〜26歳頃にピークを迎え、その後は下がっていきます。そのため、「婚活」を行う際はきっかり期限を決め、その期間内で「絶対見つける!」覚悟が必要です。現実を受け入れ、やるならやるでしっかり「婚活」を行いましょう。

■まとめ

「結婚できる気がしない」と思う理由や解決法について紹介してきました。いかがでしたか? 既婚女性の6割が、「結婚できる気がしない」と思ったことがあると知って安心した人もいるのでは? 不安があるのはみんな同じ……。しかし「不安」を理由に何もしないでいたら、不安が現実になってしまいます。小田さんのアドバイスを実践して、ぜひすてきな恋愛や結婚を手に入れましょう。

(監修:小田都呼、文:マイナビウーマン編集部)

※画像はイメージです


マイナビウーマン調べ
調査日時2017年6月12日〜2017年6月15日
調査人数:273人(22歳〜34歳の働く既婚女性)