腸活でデトックス!寝る前5分でできる「腸活マッサージ」
なんだかお腹がすっきりしない……そんなお悩みをお持ちの女性は多いのではないでしょうか。便秘はカラダに毒素が溜まっているようなもの。体は重たく感じるし、美容にも悪影響がありそうですよね。
東洋医学では、春は“デトックス”の季節。冬の間眠っていた命が芽吹く春は、人間の体も活発に動き出し、毒出しにぴったりの季節です。
そこで今回は、エステ講師の筆者が「腸活にもなる、夜行いたいマッサージ」をご紹介。翌朝、すっきりデトックスできるように是非お試しください。
日中、優位に働く交感神経に対し、寝ている間は副交感神経が優位に働き、体はリラックスしています。
腸は自律神経のバランスに影響され、どちらかが強すぎるのもトラブルになるのですが、副交感神経が優位に働いている時に活発に動くため、寝ている間も活動しているんです。
ストレスも便秘の一因とされますが、ストレスは交感神経が強すぎることも影響していそうですね。人の体は午前4時から正午までが“浄化&デトックス”の時間ともいわれています。そのため、夜に腸活をすることで、午前中の排泄にもプラスにするために夜の腸活で朝からスッキリしたいですよね。
また、体の中の毒素や有害物質は、便からの排出が75%なんだとか。便秘を解消することが、最も効率の良いデトックス法といえます。
夜行いたい“腸活マッサージ”1:まずは体をリラックス
仰向けに寝て、軽く脚を開きます。足先が左右に倒れるように、ゆらゆら下半身を揺らしましょう。
エステの施術でも取り入れているのですが、“リラックス下手”な人は、体の力を抜くのが苦手。ゆらゆら揺らすことで余分な力が抜け、体がリラックスしやすくなり、腸の緊張も緩んでいきます。
2:腸に沿ってマッサージ
時計回りにゆっくり円を描きます。小腸から繋がる大腸は、体の中で時計回りに収まっているためです。リフレクソロジーの足裏の反射区も、実は腸の向きの通りに施術するんですよ。
ゆっくり鼻から息を吸って、口から息を吐き切り、リラックスしながら腸の向きに沿って、押し出す力を手助けするつもりで回しましょう。
3:腸を刺激
軽く膝を立て両脚を片側に倒し、伸びたほうのわき腹を揉みましょう。わき腹から腸骨の上まで揉みほぐし、固くなった腸がほぐれるように刺激をします。
同様に、反対側も行いましょう。
4:最後に
脚を伸ばし、最初に行った“ゆらゆら”をして終わりです。
いかがでしたか? 今回は、リラックスに重点を置いた腸活マッサージをご紹介しました。ベッドの上で腸活マッサージをして、翌朝すっきりできるように参考にしてくださいね。
【画像】
※ Maridav / Shutterstock
【筆者略歴】
坂本雅代
大手エステティックサロン店長を経て独立起業。エステティシャン歴は15年となり、これまでに男女延べ1万人以上を施術。現在はサロン経営、エステ講師、美容ライターとして活動中。