日本初登場のビールやグルメも!横浜赤レンガ倉庫でドイツの春祭りを再現

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冬の長いドイツでは、春の訪れを祝うお祭りが盛んなのだとか。ビールや料理でドイツの食文化を楽しみながら、ドイツ風に春を祝ってみない?

2016年4月29日(金・祝)から5月8日(日)まで、「横浜赤レンガ倉庫」のイベント広場では、ドイツの春祭りを再現した「Yokohama Fruhlings Fest 2016(ヨコハマ・フリューリングス・フェスト 2016)」を開催する。昨年は、期間中に43万人の来場があったという人気イベント。

4回目となる今年は、定番のドイツビールやフードに加えて、ドイツ北部のハンブルグを中心としたドリンクやフードが多数登場するとか。ビール祭りと移動遊園地がセットになっているという本場ドイツの春祭りにならって、こちらでも移動式のアトラクションが揃う。

「ビールはもちろんですが、ソフトドリンクやスイーツなども充実していますので、カップルやお友達、ご家族など、幅広いお客さまに楽しんでいただけます」と、広報の本多さん。

写真の中央に見えるのは、「マイバウム」と呼ばれるシンボルツリー。毎年5月1日に立てられるため「五月柱」とも呼び、ドイツでは人々がこの木を囲んで踊り、春を祝うそう。

会場は、ビールカウンターが並ぶテントエリアや、フードエリア、グッズ&カルチャーエリア、そしてアトラクションゾーンなどに分かれている。
◆日本初上陸のビールも!クラフトビール醸造所の新鋭から老舗までずらり


ビールでは、ハンブルグのクラフトビール醸造所で新鋭の「バドルシップ」や「ホッパーブロイ」から登場する日本初上陸の8種類に注目を。

パッションフルーツのようなやわらかさが特徴の「バドルシップ ヴァイスビア」(1200円)や、グレープフルーツの皮を絞ったような味わいの「ホッパーブロイ IPA」(1000円)など、新しいクラフトビールに出会える。

さらに、120年以上にわたって受け継がれてきた「メッツェラー醸造所」の樽生ビール、「メッツェラー ヴァイツェン」(1500円)も、日本国内でいち早く味わえる。

ビールは30mの長いビールカウンターで提供され、カップはすべて「リユースカップ」を使用。環境にも配慮しているところは、さすがに環境先進国・ドイツのお祭りらしい。

◆新食感が楽しい、初登場のビアカクテル「フリューリングカクテル」


ビールカウンターの中の「ヴァルシュタイナー」では、イベント初登場となる新感覚ビアカクテル「フリューリングカクテル」(1000円)も要チェック。

こちらは、「コーティングジュース」というフルーツの果汁が入った粒をトッピングしたもので、噛んだ瞬間のプチッとはじける新食感が楽しめるドリンク。マンゴー、ストロベリー、キウイなど、5つのトッピングでいただける。

◆日本ではなかなか食べることができない、北ドイツの伝統料理にも注目!


フードエリアには、ドイツ直輸入のヒュッテ(木の小屋)が並ぶ。こちらでは、北ドイツで親しまれているフードメニューがずらり。

写真の「ブレーマークニップ」(900円)は、ブレーメン名物のジューシーな穀物入りフレデリカ(ハンバーグ)。粗挽きポークと上質のラード、穀物、スパイスで作られていて、表面をカリッと焼き上げるのが特徴。

このほか、伝統的なシーフード料理である赤メバルのムニエル「ローテバルシュ」(1000円)や、定番の「ジャーマンソーセージ盛り合わせ」(2000円)など、北ドイツのグルメを堪能できる。

◆まるで芸術品!貴重なアンティークの手づくりメリーゴーランドが初登場


また、アトラクションゾーンでは、「ドイツ製 メリーゴーランド」が今年初登場。世界でただ一人と言われる回転木馬職人、ピーター・ペッツ氏手づくりの貴重なメリーゴーランドだとか。

3歳から15歳(40kgまで)という制限付きながら、1回500円で乗ることもできる。大人女子は乗れなくても、芸術品のようなアンティークのメリーゴーランドは、見ているだけでもうっとりしそう。

期間中は、大型テントのステージで12時、14時30分、17時、19時30分に、ドイツ楽団による生演奏もあるので、本場のお祭りの雰囲気も盛り上がるはず。

ゴールデンウィークは横浜の春祭りで、ドイツにでかけた気分を味わって。