多くの女性にとって、化粧は自らの鎧(よろい)のようなものだ。守られていると感じ、安心することができる。イギリスで行なわれた調査では、3人に2人の女性が、化粧をしないで仕事に出かけることのほうが、最初のデートや大勢の前でのスピーチ、仕事の面接よりもストレスを感じるという結果が出ている。

これはイギリス人女性フランシーヌ・シダウェイさんも同様で、クレオパトラのような派手な化粧を好んでしていたのだが、化粧が濃すぎるという理由で清掃の仕事を解雇されてしまった。

英『Daily Mail』紙の報道では、28歳のフランシーヌさんは上司から「化粧を少し控えめにするか、落とすように」と伝えられた後に、解雇されたとしている。彼女は3年以上病院の清掃に携わっていた。

病院側は「全スタッフは、制服規定・服飾規定にサイン(署名)することになっています」とコメント。だがフランシーヌさんは不当に扱われたと考えていて、『Mirror』紙の取材に対し、「私は自分の化粧が気に入っているし、どうしてこれが仕事の妨げになったり、安全衛生面で問題になったりするのか理解できない」と反論している。

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