身の回りにある日用品を長く愛用する。それは暮らしを彩る道具と呼吸を合わせるように丁寧に暮らすということでもある。けれど、道具は使っているうちに、壊れたり、消耗していく。だからメンテナンスのしやすさや、いざという時には修理ができるのかどうかも、ものを買う時に確認することにしている。手に取った時にはまだわからない、経年変化の味わいを楽しめるのも、長く使えるための手だてがあって叶うものだからだ。小田急線