「Forestgate Daikanyama」MAIN棟 外観ヴィジュアルイメージ

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東急不動産が、渋谷区代官山町エリアで推進している新たな複合施設の名称を「フォレストゲート代官山(ForestgateDaikanyama)」に決定したと発表した。開業は2023年10月下旬を予定している。

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 フォレストゲート代官山は、代官山駅至近で八幡通りと代官山通りに面する立地に開業。開業エリアの代官山町119番地一帯では、「テノハ ダイカンヤマ(TENOHA DAIKANYAMA)」が5年間限定の複合施設として営業していた。施設名は、様々な形状の木箱を積み上げたような外観デザインが森(Forest)のような形状であること、立地が代官山の街へと広がる入口(gate)に位置することから決定したという。

 同施設は、MAIN棟とTENOHA棟の2つの建物で構成。MAIN棟は、建築家の隈研吾がデザイン設計を担当した。57戸の賃貸住宅と商業施設、シェアオフィスを備えた「職・住・遊」の新たな拠点を目指すという。シェアオフィスは、東急不動産が展開する「ビジネスエアポート代官山(Business-Airport Daikanyama)」のオープンを予定している。

 TENOHA棟は木造2階建てで、カフェとイベントスペースを併設。サーキュラーエコノミー活動を行う事業者や行政と連携し、サスティナブル活動拠点として運営するという。施設の設計は、地球環境をテーマに自然と建築が共生するデザインを手掛ける建築家ユニット SUEP. が担当。建物には、東急不動産の保全対象森林と岡山県西粟倉村の間伐材を構造材として利用した。

■東急不動産:公式サイト