山本美月とアニメのはなし

『SPRiNG』で連載中の「山本美月とアニメのはなし」。今回は大人気シリーズのアニメをご紹介。そこから語られる美月ちゃんと家族のエピソードも必見です。

“スライム色を基調に転スラの世界の欠片を詰め込みました”(山本美月)

ニット¥36,300、パンツ¥38,500(フミエタナカ/ドール) ブーツ¥28,000(センソ/ザ・ウォール ショールーム) イヤリング¥14,200(クリティカルラボ/ピーアールワントーキョー)

今の世の中には安心して見続けられる作品が必要だと思う

WEB小説から始まり、2018年に第1期、2021年に第2期とTVアニメ化もされた『転生したらスライムだった件』。11月25日に作品初の劇場版が公開される大人気シリーズです。
「多分、お父さんに教えてもらって見始めたんだったと思う。異世界転生モノって毎クール何作品かあるけど、『転スラ』は気軽に見やすくてちゃんとおもしろいし、主人公のリムルが絶対に負けないから安心して見続けられるんだよね。勝つか負けるかみたいなハラハラするストーリーもおもしろいんだけど、今の世の中にはこういう絶対的に安心して見られるアニメが必要だと思ってる(笑)」

今回のように、美月さんが作品を見始めたきっかけとしてよく話してくれるのが「家族からおすすめされたから」ということ。
「確かに多いかも。父も母も妹もそれぞれにアニメやゲームとかが好きなんだけど、方向性がちょっとずつ違うんだよね。お父さんはゲームの『スーパーロボット大戦』シリーズや『テイルズオブ』シリーズとかが好きで、昔はプレイしているのを横で見てたな。今はポケモンGOおじさんで(笑)、この間は会社のお友達と札幌に遠征して、いろいろとおいしいものを食べながら満喫したみたい。コロナ前に私とふたりで台湾に1泊2日で遠征したときは、ごはんも食べないでずっとポケモンGOをしていたくせに! そのときは『おなかすいたー!』って怒ったもん(笑)」

PICK-UP ANIMATION/『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』

(c)川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会

原作:川上泰樹、伏瀬、みっつばー
監督:菊地康仁

通り魔に刺されて死んだサラリーマン・三上悟は、目を覚ますと異世界でスライムになっていた。身につけたスキルを駆使し、知恵と度胸で仲間を増やしていく転生エンターテインメント。11月25日に『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』が全国で公開。


PROFILE/山本美月(やまもと・みづき)

生年月日:1991年7月18日
サイズ(cm):T=167 B=77 W=59 H=85 SH=23.5
出身地:福岡県
星座:蟹座
趣味:漫画、アニメ、写真を撮ること
特技:テニス、絵を描くこと

(参照:インセント公式サイト)



illustration & model_MIZUKI YAMAMOTO
photographs_MUGA MIYAHARA
styling_AYA KUROSAKI [Linx]
hair & make-up_MIFUNE [SIGNO]
text_SONOKO TOKAIRIN
(SPRiNG 2022年12月号)

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