もはや都市伝説?「吊り橋効果」ってホントに信じていいの?

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吊り橋効果とは、1947年にカナダの心理学者が行った実験です。不安や恐怖を強く感じる場所では、恋愛感情に発展しやすくなる現象のこと。吊り橋効果という言葉を知らないという方は多くないでしょう。吊り橋効果は本当に期待してもいいのかを、ご紹介します。

■吊り橋効果は本当に効果があるのか?

あなたが学生の時、同じ部活内で付き合う人が多くいませんでしたか?


これは、運動によって「心拍数が上昇」「同じメニューをこなしている」などの体験を共有しているからです。先輩や部活の顧問の先生に怒られた恐怖も異性と一緒に体験していると、ドキドキが恋愛と勘違いします。


大人になってから出会いがないという方はスポーツジムに通ったり、仕事で大きな仕事を一緒にやり遂げたりすることも効果があるでしょう。特に接点もなく、好みではないタイプの方でもあるきっかけで急に彼のことが気になり始めることもあります。吊り橋効果は恋のきっかけとして効果が期待できる手段なのです。


たとえば、以下のようなことを一緒に体験してみてはいかがでしょうか。


・スリリングな映画を観に行く
・スポーツ観戦をする
・コンサートやライブ鑑賞
・お酒を飲む
・アスレチック体験をする


一緒に心拍数を上げる体験をしてみてくださいね。

■吊り橋効果が得られないケース

吊り橋効果が得られないケースもあるので確認していきましょう!


たとえば、激しすぎる運動の直後や強い恐怖で冷静さを失っているときなどは、恋と勘違いする余裕がないときは効果が得られません。吊り橋効果の代表的な「吊り橋を渡る」「お化け屋敷に行く」など、相手がすごく苦手なことを一緒に体験しても効果は得られません。


心臓がバクバクしたあとに気持ちが落ち着いて、少しだけドキドキ感が残っているときこそチャンスです。焦ってしまうと相手が冷静にドキドキの原因を判断してしまい効果は得られません。恋愛に焦りは禁物ですよ。

■吊り橋効果は万能ではない。恋のきっかけです

吊り橋効果についてご紹介してきましたが、それはあくまでもドキドキによる「勘違い」を利用したものです。そのため、「恋のきっかけ」にしかならず、持続可能な効果ではありません。


きっかけを掴んだあとにどう行動するかが、重要になってきます。恐怖や緊張のドキドキを共有し、恋愛に発展したあとは、努力が必要なので、吊り橋効果は万能ではありません。


恋にはきっかけが必要です。なかなかチャンスがないと思っている方も、友人とアグレッシブに休日を過ごすことで出会うチャンスがあるかも知れません。ぜひ吊り橋効果を活用してきっかけを掴んでみてはいかがでしょうか。


(tateyoshi216)


(ハウコレ編集部)