自分だけの防災グッズを作って、いざという時に備えよう

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1月21日(日)、東京・二子玉川の商業施設、二子玉川ライズ ガレリアにて「『防災展2018 冬 in 世田谷』〜はじめよう ひとりひとりのそなえ〜」が行われる。

【写真を見る】忍者服を着てワークショップに参加する子どもたち

同イベントは、防災・災害に関する知識を広く都民へ普及啓発することを目的に、東京都が開催するもの。子ども向けのワークショップや体験ブースが充実し、家族全員で楽しめる内容となっている。

「防災忍者なりきり体験『防災忍法 守人の術』」では、子どもたちが忍者服を着て、防災のヒントを学ぶ修行に挑戦できる。この他、自分だけの防災グッズが作れるワークショップも実施され、グッズとして「ぼうさいおまもりぶくろ(LEDライト・ぼうさいガイド付)」と「デコホイッスル」の2種類が用意されている。

アウトドア流防災ガイド・あんどうりす氏によるセミナーも、注目したい催しの1つ。阪神大震災被災体験とアウトドアの知識を生かし、講演活動を行うあんどうりす氏が、災害時にも普段の子育てにも役立つスキルを伝授する。ママバッグに入れるおすすめの防災グッズや、古武術を活用した抱っこ、おんぶ体験など、どれも実践的な内容だ。

上記の他にも、企業や東京都による、防災対策の取り組みを紹介するコーナーや、岩手県・宮城県・福島県・熊本県の物産展も実施される。

なお、同イベントは2017年10月に東京・昭島市でも行われ、2320名が来場。子ども向けのワークショップは行列ができるなど、盛況を博した。

来場者からは「実際に見たり、体験したりすることによって、子どもの防災への教育ができ良かったと思います」「あんどうさんの講演はとてもためになりました。また参加したいと思いました」などの声が寄せられているという。

さまざまな体験を通して、楽しみながら防災について学ぶことができる「防災展2018 冬 in 世田谷」。家族で足を運び、いざという時に備えるきっかけにしてみてはいかがだろうか。(東京ウォーカー・水梨かおる)