陳健一氏がオーナーの「四川飯店」で出てくるのは白いスブタ?

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昨年より改装中だった、東武百貨店 池袋本店(東京都豊島区)のレストラン街ダイニングシティ「スパイス」が、2016年2月26日、いよいよグランドオープンしました。

15年10月の第1期オープン(14階・15階)に続き、16年1月には第2期の13階がオープン。そして、2月26日、11階と12階がオープンし全46店舗がそろいました。

内覧会には多くのメディアが駆けつけ、その注目度の高さが伺えました。それもそのはず、有名店の新業態や池袋エリア初登場に加え、"ココだけ"の限定メニューもいっぱい。食いしん坊さんにとっては"知らなきゃマズい"スポットです。

そこで、グルメ担当編集部員が食べ歩きして選んだ、ここだけは押さえてほしいお店&グルメをピックアップ! グルメ探訪の参考にしてください。

●奇想天外!真っ白い酢豚/四川飯店

人気料理人、陳健一氏がオーナーの有名店が出店。ここで食べたいのは、「白スブタ」(1400円)。池袋東武限定のメニューです。考案したのは料理長の児玉さん。ヘベ酢という柑橘系のお酢を使っているので"黒酢"のものよりさっぱりしており、女性向きかもしれません。酢豚とは思えないさわやかな香りにまずびっくりしますが、食べれば納得のおいしさ! くどくないので、どんどん食べられます。

なぜ白い酢豚を作ろうと思ったのか? 陳さん本人に聞いてみたところ「黒といえば白でしょ!黒いばっかりじゃつまんないじゃない!笑」とのこと。レジェンドの発想は、さすがです。

●老舗精肉店渾身の熟成肉/Old Manhattan(オールドマンハッタン)

創業明治33年の老舗精肉店「スギモト」がプロデュースする、熟成肉を使ったNYスタイルのハンバーグ&ステーキ専門店。もちろん新業態です。昨今の熟成肉ブームに満足できていないならお試しを。きめ細やかな肉質でうまみも十分。鼻をくすぐる香ばしいナッティフレーバー(熟成香)がワインに合いそうです。

2月29日まではオープン限定で「リブロースステーキ」も提供中。みんなでいろんな部位を食べ比べしたいですね。

●あまりに美しい創作料理/TOSHI STYLE(トシスタイル)

パティシエの鎧塚俊彦がプロデュースする新しいコンセプトのダイニングレストラン。極上のスイーツはもちろんですが、構想を重ねたパティシエテイストの創作料理は、目でも楽しめます。カフェコースメニューもありますが、ディナーコース(3800円〜)もおすすめ。自分へのご褒美にはもってこいです。

●主役はパンです/「VENT DE LUDO」(ヴァン ドゥ リュド)

ベーカリーのポンパドウルグループによる「VENT DE LUDO(ヴァン ドゥ リュド)」初のレストラン・カフェ業態。MOF受賞のリュドヴィック氏がプロデュースしたパンを旬の食材やお酒とともに楽しめます。「つける」「のせる」「はさむ」「ひたす」などいろんなパンの楽しみ方の発見ができそうです。

おいしそうなお店はまだまだあります。気になったところからめぐってみて。