biohotel

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オーガニックやヘルスコンシャスな暮らしを好む人が増え、レストランやカフェだけでなく、ホテルも新しいスタイルを提案する形へとシフトしてきている。いま、ヨーロッパで急激に存在感を高めているのが「BIO HOTELR(ビオホテル)」だ。BIO(ビオ)とは、オーガニックの意味で、食べ物や飲み物、コスメ(シャンプー・石けん・スキンケア用品)は、すべてBIO。タオル、ベットリネン類、施設の建材や内装材も可能な限り自然素材の使用を目指し、滞在するゲストの健康や自然環境に配慮した健やかで安らぎのあるホテルライフを提供する。

日本では発展途上にあるこのBIOスタイルをいち早く導入したのが、「京都センチュリーホテル」だ。同ホテルは、6月11日より客室の全面改装を開始し、改装のコンセプトとして「BIO‐Style」を取り入れ、9月18日にリニューアルオープン。新しいグランコンフォートルームでは、女性スタッフが中心となり、タオルと客室のコーヒーにオーガニック素材から「心地よい、そしておいしい」を重視して厳選し、こだわりのサービスを用意する。

オーガニックなタオルブランドとして選ばれたのが、完全オーガニックの今治タオル「IKEUCHI ORGANIC」のバスタオル、フェイスタオル、ハンドタオル、バスマット。肌に直接触れるタオルは、心地よさと同時に、安全性も気になるアイテムだ。「IKEUCHI ORGANIC」のタオルは、無農薬、フェアトレードで作られた綿花を素材に、環境に優しい風力発電を利用して製造されている贅沢なオーガニックタオルだ。心のこもったタオルの感触は、心も体も優しい気持ちで包み込んでくれるはず。

タオルと同様に、地球保全に配慮しながら、客室でほっとくつろげるひと時を演出する客室のコーヒーには、地元京都〈小川珈琲〉のバードフレンドリー®オーガニックドリップコーヒーを採用した。バードフレンドリー認証とは、熱帯の森林の木陰で栽培されるコーヒー農園を休息場所とする渡り鳥の生態系を守るためのプログラムで、伝統的な手法を用いて栽培されるコーヒー豆は、木陰でじっくり熟成されるため、品質の良さにもつながっている。

同ホテルは、今後もレストランなどのサービスについても見直されるとのこと。京都に立ち寄った際は、ホテルのBIOスタイルをいち早く、体験してみても良いかも。

■IKEUCHI ORGANIC
東京都港区南青山6-2-13 2F
Tel:03-6427-7871
http://www.ikeuchi.org/

■京都センチュリーホテル
京都市下京区東塩小路町680
Tel:075-351-0111
http://www.kyoto-centuryhotel.co.jp/