Walk in New York（1）テイラー・スウィフトの行きつけ最旬スポット

2015年5月6日 9時16分

経済、文化、エンタテイメント、ファッション──。あらゆるものの中心地であり、トレンドの発信地でもあるニューヨークは世界でもっともエキサイティングな街のひとつだ。マンハッタンをはじめ、日本でも注目を集めているブルックリンのエフォートレスなムード、クイーンズに感じるトレンド。24時間、エキサイティングな街でありながら、緑が多く、方に力の抜けたリラックス感がある。ニューヨークには、いつだって、新しいトレンドが生まれ出づる胎動をそこかしこで感じることができる。

今回は、無限の楽しみ方ができるニューヨークの楽しみ方を3つの切り口で紹介。世界の歌姫、テイラー・スウィフトの出没場所からニューヨークのトレンドを探り、音楽＆エンタテイメントに身を委ね、そして、やはり訪れたい定番のスポットと話題の新スポットをフィーチャー。さあ、今度のニューヨークはどんな風に過ごそう？

お洒落エリア・トライベッカは、テイラーの高出没スポット！

音楽界で最高の栄誉であるグラミー賞最優秀アルバム賞を史上最年少で受賞するなど、全世界で絶大な人気を誇る、テイラー・スウィフト(Taylor Swift)。2014年にマンハッタンにペントハウスを購入し、ニューヨークでの生活をスタートさせたテイラーは、2014～15年のニューヨーク市グローバル観光親善大使に就任。現在、彼女のアルバム『1989』に収録された「Welcome to New York」にちなみ、ニューヨーク市観光局とともにキャンペーン「Welcome to New York」を展開中だ。ファッションアイコンとしても、日本の若い女性からも熱い視線を集めるテイラーの出没スポットから、ニューヨークで「いま」行くべき、オンなスポットを探ってみた。

テイラーがペントハウスを購入したのは、ダウンタウンのおしゃれエリア・トライベッカ。倉庫街だったこの地にアーティストが住みはじめたのは、1970年代のこと。やがて、お洒落なレストランやブティックが進出していき、かつての倉庫はお洒落なロフト付きアパートやギャラリーへと変身。現在はニューヨークきっての高級住宅地と変貌を遂げた。ソーホーで買い物を終えたら、ちょっぴりスノッブで、落ち着いた雰囲気のトライベッカで食事という過ごし方を好むニューヨーカーも多いそう。気になるレストランをチェックしてみては？

ソーホーにある「スマイル・トゥ・ゴー」は、人気カフェレストラン「スマイル」のテイクアウトショップ。カウンターにはマフィンやパウンドケーキ、野菜中心の惣菜などが並び、どの時間帯も賑わっている。テイクアウトショップといっても8席ほどのテーブルと椅子もあり、中で軽く食事をすることもできるので、買い物や散策の合間の休憩にぴったり！　ニューヨーカーにはコーヒーのおいしさも評判だ。ちなみにテイラーは、ここの「キヌア・バナナ・マフィン」（quinoa banana muffin）がお気に入りだそう。