会社は仕事をするところだ、と言うけれど

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バレンタインデーまで残り1週間ほど。女性が気合いを入れる一方、受け取る側の男性もソワソワしているに違いないはず――。

独身男性を対象にしたバレンタインに関する意識調査が行われたところ、意外な結果が出ました。

当日に告白された経験がある人は少数派

バレンタイン当日、普段よりも女性を意識するか聞いたところ、「意識する」と答えたのはわずか18.8%。「意識しない」(60.9%)、「どちらでもない」(20.3%)と比べて少数派でした。

「今年こそもらえるかも、と期待するから」(32歳)という人がいる一方、「もらえないことをわかっているから」(29歳)、「どうせ全員に配られるから」(25歳)と冷めた意見が目立ちます。また、「義理チョコをもらってもお返しが大変だから」(28歳)とイベントそのものを敬遠している人もいました。

当日心がけることがあるか聞いてみても、身だしなみやオシャレなど「ある」という人は12%にとどまりました。「会社は仕事をする場所だから」(32歳)と気にしない人が多いようです。

また、バレンタインに告白された経験がある人はわずか18.8%。これではドキドキしようにも、経験がないのですからどうしようもありません。バレンタインに女性を意識しないという人が多いのも無理もないようです。

ちなみに告白されたことがきっかけで交際に発展した人は、47.2%でした。

「電車でいつも見ていました...」と言われる(40歳)

調査によって、男性のバレンタインへの意識が高くないことが明らかになりました。

しかし、「もしもバレンタインに告白されるなら...」という前置きで理想のシチュエーションを聞いてみると、

「遅くまで残業していると待っていた後輩の女性から告白される」(29歳)
「もらったチョコの箱を開けると中にラブレターが入っている」(32歳)
「会社帰りに待ち伏せされて『前から好きでした......』と言われる」(35歳)

と日頃温めてきたアイデアを披露。

「帰り道で知らない女性から『電車でいつも見ていました......』と言われる」(40歳)
「バス停でいつも同じ時間に乗っている女性から声をかけられる」(44歳)

など、知り合いでもない人からプレゼントされることを期待する始末です。

さきほどまで「バレンタインは意識しない」と硬派ぶっていた姿はどこへやら。結局は男女問わず、心のどこかでバレンタインを楽しみにしている人も少なくないようです。

※アンケート調査は恋愛・結婚マッチングサイトマッチ・ドットコム ジャパンが独身男性サラリーマン192人を対象にインターネットで行ったもの。