ハゲ防止効果があるツボ
抜け毛・薄毛対策は血行促進と腎臓の刺激が効果あり
薄毛予防対策として行いたいのが、血行促進作用を与えることと、腎臓の働きを良くすること。
髪の毛はもともと、血液を経由して毛乳頭に栄養素が届けられ、成長していきます。
すなわち血液循環が良くないと、髪の毛に必要な栄養素の量も減ってしまいます。
毛乳頭の近くには毛細血管が張り巡られ、そこから1本1本の髪の毛につながっています。
ですので、頭皮にマッサージを行うことで血液循環がよくなり、栄養が行き届きやすくなります。
そして、もう一つ意識したいのが、腎臓の働きをよくすること。
腎臓は、体の老廃物を便や尿などと一緒に外に排出する、フィルターのような役割を果たしています。
そして、腎臓は血液を作るときの基盤となっている部分です。
腎臓の働きが悪いと、十分に血液を作り出すことができません。
血行促進作用に繋がるツボとは
足裏や頭部など様々なツボがありますが、薄毛抑制を考慮すると、直接頭部を刺激するのが効果的です。
薄毛抑制として、頭頂部に存在する百会(ひゃくえ)というツボがあります。
両耳の先端部分からまっすぐ上に向かっていき、ちょうど交わる部分です。
ほとんどの人はつむじ、あるいはつむじのやや後方あたりで合致するはずです。
この部分を指の腹を使って、軽くマッサージします。
特に男性の場合は、AGAが発症しやすい部位でもあります。
毎日お風呂上りなど、定期的にマッサージしておきましょう。
腎臓の働きを助けるツボとは
そしてもう一つ覚えておきたいのは、腎臓の働きを助ける三陰交(さんいんこう)というツボです。
場所は足の内くるぶしの上。
左足のツボを押す場合は、右手の小指を左足の内くるぶしに当てましょう。
そして、4本の指を揃えて並べて、一番上の人差し指に位置する部分が三陰交です。
イメージとしては、内くるぶしの4センチから6センチ上あたりがツボとなります。
この部分をマッサージすることで、腎臓の他に肝臓や消化器のはたらきを活性化する作用があるといわれています。
薄毛予防にぜひ覚えておきたいツボです。