意外とできていない?「油の量を減らす」ヘルシー調理の基本

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食卓に並ぶ炒め物や揚げ物。肉や魚、野菜を油を使用して調理する人は多いですよね。そして、「できることなら油の摂取は極力減らしたい」と心の中で思っているはず……、なのですが、「特に何も工夫していない」という声は少なくありません。

油の使用量はほんのちょっとの工夫で減らすことができるので、下記の方法をおさらいしていきましょう。

1:電子レンジで加熱をしてから

炒め物や揚げ物にかぼちゃ、芋類、根菜類のような硬い食材を使用するとき、なかなか火が通らずに長時間油に浸し続けてしまうことってありませんか? そうなってくると、食材が油を吸う時間が長くなってしまいますよね。

硬い食材はあらかじめ電子レンジで加熱をしてから油で調理をすると、ヘルシー&時短で仕上げることができます。

2:波型フライパン・グリルで落とす

波型フライパンやグリルを使用して肉や魚を焼くと、食材と油が触れる面積がやや狭くなります。さらに、食材から出る脂が勝手に下に落ちてくれますよね。これだけでも油を摂取する量はかなり減ります。

フライパンはフッ素樹脂加工のものを使用すると、焦げつきにくく少ない油の量で調理ができてなおよいですよ。調理器具の見直しもしてみてください。

3:キッチンペーパーで取り除く

フライパンで肉を焼いているときに出てくる脂は、再度肉に戻ったり、一緒に調理している食材に吸われたりしないようにキッチンペーパ ーで取り除いてあげましょう。このとき、フライパンに引いた余分な油も一緒に拭き取るようにするとよいでしょう。

煮物など汁気があるものを作るときは、浮き出た脂・アクをこまめに取って。

どれも、「この方法知ってる!」というものだったかもしれませんが、意外とできていない人が多いです。これを機に、今一度調理法を見直してみてはいかがでしょうか?

【筆者略歴】

高木沙織

“美容”と“食”には密接な関係があることから、複数の「食」に関する資格を取得。イベント講師・執筆に携わる一方ヨガインストラクターとしても活動し、多角的に健康美作りをサポートする。