Tcard03

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6月11日から初音ミクデザインのTカードを発行できるサービスが始まっています。これを機会にTカードを作成したり、複数のカードを使い分け始めた人も多いのではないでしょうか。mixiやTwitter、Facebookなどで、喜びの声と共に写真を載せているユーザーが多かったのも印象的です。
ですが、このTカード、実は思わぬ落とし穴があるのをご存知でしょうか。

Tカードは店頭で受け取り、そのまま使用することもできるのですが、T-SITEから新規会員登録をすることで、さらに色々なサービスを受けることができます。「会員登録をしなくても使えるならそのままでいいじゃないか」と思うかもしれませんがそれは大間違い。

T-ID登録画面で生年月日・性別・Tカード番号・文字認証を入力し、Tカード情報の確認・反映を行うと、なんと店頭で入力した情報がそのまま引き出されてしまうのです。店頭で入力する情報は名前・電話番号・住所の3つ。ネット上で詳細なプロフィールを公開していた場合、第三者に情報を盗まれてしまう危険性があります。

では、情報漏洩はどうすれば防げるのでしょうか。以下に対策方法をまとめてみました。
・やたらむやみに他人にカードを見せない。
・T-IDが分かるような写真をネット上に載せない。
・レシートにも会員番号の一部が記載してあるので、むやみに捨てない。
・Tカードを受け取ったらすぐに会員登録を最後まで行う。

会員登録を行ったあとにTカード情報の確認・反映ボタンを押すとエラー画面となり、情報が閲覧できなくなりますので、まだ登録をしていない方は早めに登録してしまいましょう。

いつどこで個人情報が漏れているか分からないと思うと、やっぱり怖いですよね。企業側の対策はもちろん重要ですし、早急に仕様変更してほしいところなのですが、それ以上に自分たちでもしっかりと対策を行わなくてはなりませんね。

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(ライター:時雨屋るこ