ムダなケンカを減らすコツ！ オトコとオンナの地雷のちがいとは？
仲の良いカップルであってもちょっとした失言があっただけで大ゲンカになったり、ときには別れに発展することもけっこうあります。
「しまった、あんなこと言わなければ良かった」
「あの失言のせいで彼（彼女）に振られた」
こういう思いをしないためにも、男女の地雷ワードを見て行きましょう。
まず、当たり前ですが「自分が言われたくないことは相手に言ってもダメ」というのがあります。しかし、それ以上に「自分は言われても大丈夫だけど、相手に言うと地雷になる」という言葉もあります。男と女ってちがう生き物ですので、自分で「これくらいなら大丈夫」と思っていても相手にとっては地雷になっていることって多いので注意しましょう。
■まずは男女ともに地雷となるのはこのあたりのワードです
（1）元カレ、元カノ
「昔付き合っていた彼ってこんなんだったんだ〜」
「そういえば、ここ元カノと行ったことあるわ」
こういう元カレ、元カノの話は地雷になりやすいです。特に「人と比べられたくない」と思っている人にとっては元カレ、元カノの話は完全に地雷です。
（2）ダメ出し
「どうしてこんな簡単なことできなかったの？」
「こうやっていれば上手くいったのに……」
失敗したら相手に改善を促すためにもダメ出ししたくなってしまうのが人間なのですが、言われたほうは言ったほうが思っている以上に傷つきます。ダメ出しがどうしても必要な場合は「今度はこうしようね」という未来の改善内容のみ伝えましょう。
（3）重い相談
「自殺しようとしたことあるんだ」
「親が認知症になってしまって……」
付き合いの深さが浅い状態で重すぎる相談をするとそれが地雷になります。重い相談は相手との付き合いが深くなってからでないと、相手に「自分の重みを背負ってほしい」という重荷を背負おわせてくる人、と思われてしまいます。
■次は特に男性に対して地雷になりやすいのはこの辺です
（1）給料、年収
「そんなに働いて、何でこんなに給料安いの？」
「もっと働こうよ」
男性にとって収入は自分の価値を示すもの、というとらえ方をしている場合が多いです
昨今は給料が上がらない会社も多いので、その給料を指摘されると「自分そのもの」を否定されたように男性は感じやすいです。
（2）学歴
「ああ、○○大学出身なんだ……」
「私、××大学（彼よりいい大学）でてるんだよ」
男性は将来女性を守りたいと思っています。そんな男性にとって学歴は大事な思春期をささげて手に入れた武器なのです。その武器が女性より弱いことを指摘されると凹みます。
（3）頭髪
「ハゲ……てるよね」
「頭、薄くなってきているよね」
女性より圧倒的に男性のほうが頭髪が薄くなりやすいです。そして、頭髪は顔、つまり見た目の大事な部分の半分以上を占めるもの。コンプレックスが強くならないわけがありません。
■女性に地雷になりやすいのはこんなワードです
（1）体重
「太ってきたんじゃない？」
「前より、体重増えたよね」
男性から見た女性の理想体重と、女性から見た女性に理想体重って異なります。女性のほうがより“やせた姿を美しい”と感じやすいです。多くの女性が現状の自分の体重に満足していないのを男性は理解しておきましょう。
（2）年齢
「思ったより年取っているんですね」
「手とか首元を見れば女性の年ってわかるんですよね」
女性にとって若さとは輝きのようなものです。年を取っていると言われると、自分の輝きがなくなってきていると言われたように女性は感じます。年齢についての話はしないようにしましょう。
（3）胸
「俺、巨乳が好きなんだよね」（胸のない人に向かって）
「おっぱい、大きいんだね」（胸の大きい人に向かって）
女性の胸は人間にとってとても性的に見える部分。特に興味のない男性から「性的」な目で見られるとそれだけで女性は嫌悪感を抱きます。また、胸によって恋愛を左右されるのも嫌だと思う女性が多いので、「大きい」「小さい」どちらも地雷ワードになりやすいです。
このように、地雷ワードってたくさんあります。もちろん人によってもさまざまなので、ここに書いていないワードが地雷になる人もいますし、逆に自分に自信がある人はここに書いてあるワードでも地雷にならない人だっています。大事なのは相手を見て言葉を選ぶこと。
そもそも、地雷ワードを言ってしまうということは、自分が言いたいことを言っているだけで、相手のことをしっかり見ていない、ということになります。相手の地雷がどこになるのか普段から観察して、言わなくてもいい言葉は言わずに、お互いに過ごしやすい言葉を使って仲良く過ごしましょう。
（織田隼人）
