東方神起バンドの“おやびん”! 日本を代表するソウル・マエストロ、柿崎洋一郎が描くライブの音像

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1月20日、アーティスト・東方神起のライブツアー「東方神起 LIVE TOUR 2018 〜TOMORROW〜」が千秋楽を迎えた。全国10カ所、33公演で約68万人を動員した本ツアーは、東方神起にとって過去最多の公演数を記録。そんなツアーを音楽でサポートしているミュージシャンは「東方神起バンド」と呼ばれている。

東方神起のバンドマスターであり、40年にもわたり日本の音楽シーンを支えてきた大ベテランのキーボードプレーヤー・柿崎洋一郎。その穏やかなオーラと人柄に、緊張しながら臨んだが、一瞬でこちらの気も抜けてしまった。彼が握るライブサウンドの秘密に迫る。

撮影/TMFM 取材・文/Yacheemi デザイン/Creative Industry
「東方神起バンド」一覧
柿崎洋一郎(かきざき・よういちろう)
キーボードプレーヤーであり、サウンドプロデューサー、アレンジャー、作曲家として活躍。近藤真彦や久保田利伸、CHEMISTRY、小柳ゆき、平井堅、米倉利紀、石井竜也、Kinki Kidsなどのアレンジやサウンドプロデュースを手掛けている。2000年以降は、山崎まさよし、スガシカオなど、さまざまなアーティストのレコーディングに参加し、東方神起のバンドマスター、KREVAのキーボードとしても活躍中。

過去最多公演数のツアーを終えるも「あと12公演くらいやりたかった」

今回のツアーはいかがでしたか?
ツアーをやるごとに舞台装置もすごくなっていくし、東方神起とダンサーのパフォーマンスもどんどん上がっていっていますね。東方神起のふたりは、より一層気持ちが入ったツアーだったんじゃないかな、と思います。
今回のツアーは結構な本数があったんですけど、「最初はまだ◯公演目だ」と思っていたのに、後半になるにつれて「もう終わっちゃうの?」と。あっという間でしたね。できればあと12公演くらいやりたかったです(笑)。
東方神起バンドのメンバーになったきっかけは?
倖田來未さんの仕事をオファーしていただいたCD制作のディレクターさんが、東方神起も担当していて。東方神起にバンドを付けることになった時に声を掛けていただきました。
他のバンドメンバーは柿崎さんが声を掛けていったんですか?
最初は、バンドをブッキングしている会社を通してメンバーをそろえました。翌年からギターとベースを代えることになり、近田(潔人)くんと須長(和広)くんに。ドラムはスケジュールの都合でメンバーを代えることになり、波田野哲也(以下、テツ)が参加するようになりました。
好きな東方神起の楽曲は何ですか?
たくさんあるんですけど…『Duet』『B.U.T(BE-AU-TY)』とか。『Time Works Wonders -Two of Us ver.-』や、ユンホのソロ曲『Honey Funny Bunny』は特に好きです。
東方神起の音楽の魅力は何ですか?
人柄が音楽全てに表れているんですけど、まずは歌が好きなこと。「こんな歌を歌いたい」「あんな歌を歌いたい」という話をよくするんですけど、「もっと歌がうまくなりたい」とも言っていますね。たくさんのファンがいても、てんぐにならず、前向きでいるところがパフォーマンスに表れていて魅力を感じます。
▲「東方神起 LIVE TOUR 2018 〜TOMORROW〜」
ツアーの際にいただく差し入れを「今日のおやつ」と題してSNSにアップしていますよね。
甘い物が大好きでシリーズ化していきましたね。28歳くらいまではすごく痩せていたんですよ(笑)。元々、食べものの好き嫌いが多かったんですけど、お酒がおいしいと思うようになってから食べものの好みが変わりました。
おいしかった「今日のおやつ」は何ですか?
その土地その土地で有名なお菓子を毎回差し入れしてくれるんですけど、全部おいしかったです!! あまりにも多すぎて覚えきれないんですけど、神楽坂(東京都)にある「紀の善」のあんみつが特においしかったですね〜!
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東方神起バンドのメンバーは「全員、頑固!」

東方神起のおふたりはどんな人ですか?
ユンホは一生懸命に頑張る、チャンミンは要領良く頑張るタイプ。ユンホは人懐っこくてよく話しますね。チャンミンは人懐っこい一面もあるけど、自分の体調に正直です(笑)。
ふたりとも、誰かが調子が悪いとすぐに気付いて声を掛けるし、すごく気遣いができますね。
▲左から、チャンミン、ユンホ。
バンドマスターとして意識していることはありますか?
東方神起の場合、CD音源はコンピュータで打ち込んだ音が多いんですけど、僕がライブでやりたいことはCD音源を再現することではないんです。生音を入れることでライブ感が出るようにしたいと思っています。
音源にはない楽器を足されているんですよね。
そうですね。だから「僕はどうやって演奏したら良いんだろう」と思うこともあります(笑)。それはそれで残しておいて、違う音を足す。リハーサルをやってみて、打ち込みの音がいらないなら生音だけでやる。そういう作業をしています。
バンドメンバーの皆さんに対しては、どうでしょうか?
自由にやらせています。僕がプロになった頃は、怖い先輩たちばかりでしたけど、今は僕ら世代が柔らかくなって後輩を叱ることもなくなりました。萎縮させてしまうよりも、好きにやってもらったほうが良いんですよね。僕の場合、好きなことをやりたかったからミュージシャンになったようなものですし。
今回インタビューに参加された東方神起バンドのメンバーは、それぞれどんな方ですか?
全員、良い意味で頑固なんです(笑)。
テツは、知り合ったのが10年前で、良いドラマーだなと思っていたんです。僕にとって、日本の好きなドラマー5人のうちのひとりです。
ベースの(鈴木)渉は、KREVAの仕事で初めて一緒に演奏した時に「良いベーシストだな」と思って、久保田利伸のツアーにも誘ったことがあるんです。彼はモテますよ!(笑)。渉がバンドにいると、ファンがたくさん来ます!
パーカッションのふくちょー(福長雅夫)は、お客さんを楽しませようとするパフォーマンスやアピールがすごいと思います。“演奏よりもお客さん”みたいな(笑)。
近田くんは、彼が20歳の頃から知っているんですけど、自由にやらせると面白い。いろいろなアイデアが出てくるし、良いモノが出てきますね。ただ、時間がかかります(笑)。

「バラードはより色っぽく、ダンスミュージックは“黒く”したい」

これまで一緒にお仕事をされてきたアーティストで、印象に残っている方はいますか?
ジョージ・クリントン(※)ですね。久保田のアルバム「BONGA WANGA」のレコーディングをするために、ふたりでアメリカのNYへ4カ月くらい行った時に、ジョージにオファーして、1日だけ来てもらったことがあったんです。

彼がスタジオへ入る時に、ジョージの関係者6人くらいと、久保田のレコーディングを見に来ていたコーラスグループもブースに呼んでレコーディングを始めたんです。予想していなかったことだったけど、結果すごく良い曲ができました。ギャランティーを現金で渡すと、ジョージは、そのうちの半分を取り、残りをコーラスグループに配ったんですよ。しかも、1日しか呼んでいないのに翌日も来て、結局5日間くらいスタジオに来てくれました。
※ファンクバンド「パーラメント=ファンカデリック」の中心的存在。音楽だけでなく、ファッションから世界観まで、全世界のポップ・ミュージックに影響を与えている。1960年代末から現在に至るまで活躍し続けているが、今年5月を最後にツアーから引退することを表明している。
アーティストとお仕事をされる時に意識していることはありますか?
根本的にR&BやHIPHOP、ソウルミュージックが好きで、そういうのばかりを聴いてきたので、自分がサウンドプロデュースする時は、バラードはより色っぽく、ダンスミュージックは“黒く”したい。テンポが120以上の早い曲は得意ではないんですけど(笑)。

高校を卒業して早くにプロになった時に先輩から薦められて聴いたのが、アメリカのソウルバンドMAZE feat. FRANKIE BEVERLYの「Live in New Orleans」で「これがバンドの基本だ」と教えられたんです。
バンド「Softsoul」で春ごろにアルバムをリリースされるとのことです、結成のきっかけは?
福岡を訪れると必ず顔を出すR&B SOUL BAR GOODIE'Sという老舗のソウルバーがあって、仕事で福岡へ行った時に寄ったんですよ。そうしたら、とあるアーティストのツアーに参加していたドラマー・宮田繁男くん(※1)、近田くん、パーカッション・中島オバヲ(※2)も来ていて、いろいろ話をしていたら、バーで掛かっていた曲を聴きながら宮田くんが「こんな曲をやりたいな〜」って。それで「じゃあ、バンドやろうか!」と言って結成しました。
※1:大学在学中にサザンオールスターズ・桑田佳佑と原由子のソロのサポートドラマーとして、キャリアをスタート。1991年、ORIGINAL LOVEのメンバーとしてデビュー。脱退後、松任谷由実や吉田拓郎、井上陽水、杏里、スガシカオ、ゆず、真心ブラザースなど、数多くのアーティストのレコーディングやライブに参加し、活躍していた。2014年他界。
※2:19歳からパーカッションを始め、1986年よりREBECCAのサポートメンバーとしてレコーディング、ツアーに参加。また、久保田利伸&MOTHER EARTHや松任谷由実、山崎まさよし、スガシカオなど、さまざまなアーティストのライブにもサポートし、活躍している。
「Softsoul」の特徴は何ですか?
R&Bやソウルのバンドはブラス(吹奏楽器)が入っているんですけど、Softsoulは弦楽器が入っているんです。宮田くんと僕には、いろいろな人とやりたいという思いがあってボーカルは選ばずに、曲ごとにゲストとして参加してもらっていました。でもやっていくうちにだんだんとレギュラー化していったんですけどね(笑)。

僕はまだ2曲しか書けていないんですけど、近田くんが頑張って曲を書いてオリジナル曲も増えてきました。1月23日に『Take Me』がApple Music、Spotify、LINE MUSICなどで配信されています。良かったら聴いてみてください。

\Softsoul楽曲配信記念プレゼントキャンペーン/

柿崎洋一郎さんが所属するバンド「Softsoul」のオフィシャルSNSアカウントのフォロワー全員に、レコーディング写真&歌詞入りデジタルブックレットをプレゼント!
さらに、その中から抽選でSoftsoulオリジナルTシャツとキャップのセットを3名様にプレゼントするキャンペーンがスタートします。詳しくは、特設ページをチェック!
キャンペーン特設ページ
「東方神起バンド」一覧

サイン入りCD「Dog Soul K」プレゼント

今回インタビューをさせていただいた、柿崎洋一郎さんのサイン入りCD「Dog Soul K」を抽選で1名様にプレゼント。ご希望の方は、下記の項目をご確認いただいたうえ、奮ってご応募ください。

応募方法
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受付期間
2019年2月20日(水)18:00〜2月26日(火)18::00
当選者確定フロー
  • 当選者発表日/2月27日(水)
  • 当選者発表方法/応募受付終了後、厳正なる抽選を行い、個人情報の安全な受け渡しのため、運営スタッフから個別にご連絡をさせていただく形で発表とさせていただきます。
  • 当選者発表後の流れ/当選者様にはライブドアニュース運営スタッフから2月27日(水)中に、ダイレクトメッセージでご連絡させていただき3月2日(土)までに当選者様からのお返事が確認できない場合は、当選の権利を無効とさせていただきます。
キャンペーン規約
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