まっすぐにしか生きられない──唯一無二の声を持つ声優・高橋李依が明かす芝居論

今、注目の若手声優は?と聞かれたら、名前が挙がるひとりが高橋李依だろう。

2013年に声優デビュー。『この素晴らしい世界に祝福を!』(めぐみん)、『魔法つかいプリキュア!』(朝日奈みらい/キュアミラクル)、『Re:ゼロから始める異世界生活』(エミリア)、『からかい上手の高木さん』(高木さん)、『かくしごと』(後藤 姫)など、話題作の主要キャストに次々と抜擢されている。

ここに挙げたキャラクターだけでも役幅の広さに驚かされるうえ、どの芝居にも真実味がある。クセのないナチュラルな声という武器だけでなく、「演じる前にそのキャラが好きなものを食べる」という逸話もあるほど、キャラ愛が強い声優としても知られる。

お芝居が大好き。もっとうまくなりたい。もっとお芝居の話がしたい――。

高橋の言葉には、まっすぐな思いや痛みがあふれている。同時に、冷静に自分を客観視することもできる。だから彼女の芝居は、声は、透明感を失わずに視聴者に届くのだ。

撮影/増田 慶 取材・文/原 常樹 制作/アンファン
ヘアメイク/Yuu.(Leading)

オーディションではエミリアと自分の声が結びつかなかった

7月8日からTVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』(以下、『リゼロ』)の第2期がスタートしました。第1期は2016年放送で、高橋さんとエミリアもだいぶ長い付き合いになったかと思います。もともと役が決まったのは、 “高橋さんの透明感のある声”などが理由だったそうですね。
そういうふうに声を褒めていただくことがなかったのでビックリですし、じつはエミリアのオーディションを受けたとき、私自身は「合わないんじゃないかな…」と感じていたんです。原作では“銀鈴の声音”と表現されていますが、自分の声とは結びつかない印象でした。

でも、「自分はエミリアに合う声じゃない」と思ったままお芝居をしたことが、もしかしたら彼女のナチュラルな部分とマッチしたのかなぁ…って今は分析しています。
エミリアは美しい精霊使いですが、素の女の子としてスバル(主人公のナツキ・スバル。声/小林裕介)と接する飾らない一面も魅力ですよね。役に臨むときのナチュラルな心境が、そのキャラクターとマッチしたのではないか、ということでしょうか?
はい。スバルからは「EMT(“エミリアたん・マジ・天使”の略)」なんて言われていますけど、エミリアは自分が天使だなんて思ったことはないでしょうし。そういう意識をベースにお芝居したことが功を奏したのかなって。

どの役もそうですが、エミリアとの出会いも声から入ったわけではなく、彼女の心の内側からというか。
なるほど、心の内側ですか。第1期とOVA『Memory Snow』や『氷結の絆』などを経て、エミリアの内面への印象が変わった部分はありますか?
今はとにかく頑固な女の子だなと(笑)。もちろん、「がんばりやさんだけど、ちょっぴりポンコツで〜」みたいな感じで、いくらでもかわいらしい表現はできるんですが、性格を表すならやっぱり頑固かなぁって。しかも、彼女の場合は自己犠牲の精神が強くて、自分が悪くないところでも黙って我慢しちゃう。
第1期途中からのスバルとのすれ違いも、お互いに頑固なのが原因でしたよね。
そんなこともありましたね! “特別扱い”に関してすれ違ったときも、お互いに、あとひと言加えて説明すれば誤解は解けたはずなのに、本当にどちらも不器用で(笑)。頭のなかがいっぱいいっぱいなふたりなんです。
似た者同士というか…。人間味にあふれたふたりです。
そうなんですよ〜! エミリアは美しいハーフエルフだから、外見は人間離れしているように見えますけど、中身は本当に人間くさい(笑)。幼い一面もあって、鬼族のレム(声/水瀬いのり)やラム(声/村川梨衣)のほうが大人に見えるぐらいで。レムやラムが達観しすぎなところはあるかもしれませんけど。

でも、そこもまたエミリアの魅力ですし、彼女ががんばる瞬間を丁寧に描いてくれるのも『リゼロ』という作品だからこそ。

『異世界かるてっと』(『幼女戦記』、『オーバーロード』、『この素晴らしい世界に祝福を!』、『Re:ゼロから始める異世界生活』のクロスオーバー作品)などでは主にエミリアの天使な部分が描かれていたので、改めて第2期のアフレコで彼女の頑固なところを目の当たりにすると、「そうそう、エミリアってこういう子だった!」って(笑)。
原点に立ち返るような。
はい。第1期と第2期のあいだもアプリなどで演じる機会はあったんですが、そういうときにはどうしても、“天使のエミリア”を求められることが多くて。じつは、一般的に固まった彼女のイメージを変えていくのって『リゼロ』本編のほうなんですよね。お話自体も「そこですれ違っちゃうの!?」みたいな意外性の塊ですし。

なので、もしかしたら、ひさびさに本編のエミリアのお芝居を聴いたときに、逆に「エミリアらしくない」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

でも、先ほども触れましたが、エミリアと出会ったときも声やイメージから入ったわけではなく、彼女の心の内側を表現することをいちばんに考えているので、変わらずそういう心持ちで努めさせていただいています。

守られてばかりのヒロインと思われると、ちょっと悔しい

第2期序盤の展開についてはどのようなイメージですか?
第1期から4年経ちましたが、スバルたちの時間はそのまま続いています。なので、急に時間が動き出したような、4年前にそのまま戻してもらったような感覚です。それにまず、アニメの本編を続けられることがうれしくて仕方なかったです! 「この先を描くのか!? 描かないのか!?」みたいなところで終わっていましたし。
山場をひとつ越えたところで終わってはいましたが…。
結局のところ、何も解決していないので(笑)。伏線となる種もちゃんとまかれていて、たとえば、エミリアのもとに“白紙の親書”が届いた理由なんかはまだ説明されていなかったり。なので、アニメ第1期だけ観た方が「『リゼロ』っていい作品だったよね〜」って語るのは、気持ちはわかるけれどももうちょっと観てからのほうがいいんじゃないかなと思いました(笑)。

おそらく、第2期の展開は足を止める余裕もないというか…。今もきっと、みなさん“レムショック”に陥っているんじゃないでしょうか。
かなり衝撃的な展開でしたよね。
原作を読んだときに私もだいぶショックを受けました…。

こういう作品だからこそ、やっぱり先の展開は自分の知りたいタイミングで知っていただきたい。ということで、先の物語を追えていない方にはネタバレをしないであげてほしいです。知っている方々はメンバーを見極めて、コソコソと集まって楽しんでいただきたいなと(笑)。
▲ナツキ・スバル(声/小林裕介)
▲エミリア(声/高橋李依)
もうひとりのヒロインポジションであるレムがいなくなったぶん、エミリアも、よりがんばらなければいけない局面が増えそうですね…。
エミリアとレムはよく「どちらがヒロインか」みたいな話題になったりしますし、多くの方がこだわってくださるのはうれしいんですが、私自身はヒロインという言葉自体にはあまり興味がなくて。

やっぱりエミリアにとっては自分の人生こそが“主人公”だろうと思いますし、私もそういう気持ちで台本を読んでいます。だから、守られてばかりのヒロインって思われるとちょっと悔しいんです…! がんばりやさんで、王選のためにひたすら勉強して、でも知らないところで助けられて。それで守られてるって思われるのはなんだか「悔しい!」って。
たしかに“視聴者目線=スバルの目線”だとエミリアの気持ちを汲み取れない部分もありそうです。
そうなんですよ! とくに『氷結の絆』でそういうイメージが増幅されたというか、むしろ、そのためにあの新作エピソードを作ってくださったのかなと思うほどで。私にとっても、第2期の前に『氷結の絆』のエミリアを演じられたのは本当に大きかったです。

“キャラクターになりきる”よりも“キャラクターになる”

アフレコ現場の雰囲気はいかがでしょうか?
よく“和気あいあいとした現場”という表現が使われますが、シナリオの影響なのか、この現場では独特の緊張感が漂っています。それがいい意味でエミリアとして生きることに集中させてくれますし、役に関して聞きたいことがあったらみんなで話し合うこともできちゃう。洗練されたアフレコという感じでしょうか。
4年ぶりの本編でも、スバル役の小林裕介さんとの掛け合いはスムーズに?
はい! 小林さんは誰よりもスバルのことを考えていらっしゃるというか、もう、小林さんが出してくださるものが、スバルそのもので(笑)。だから「どうしていこう?」みたいなことがありません。小林さんに限らず、先輩方のお芝居に「このシーン、スゴいなぁ…」って思う瞬間もたくさんあるんですけど、それをマネしようとする余裕もなくて。

ただ、そのいっぱいいっぱい感がエミリアには合っている気もしているんですけど(笑)。もし、「エミリア役ですけど、ちょっと余裕があるので、人のお芝居も冷静に評価できちゃいます」みたいな感じだったら、たぶんお芝居も変わってきちゃうと思います(笑)。
“余裕がないからこそのエミリア”というのは不思議と納得できてしまいます(笑)。
アフレコごとに自分のお芝居へのスタンスを丁寧に変えられたらベストなんでしょうけど、『リゼロ』に関してはこのスタンスでいいのかなと。なので、ほかの役者さんのお芝居については、「みなさん、スゴい!」でいいのかなと思っています(笑)。
見つめるのは自分のお芝居だけ?
“お芝居”に関してならそうかも。スタジオ内では、キャラ同士の対話でありたくて。そして、勉強が必要だと思うところは、後々オンエアを観ながら振り返っていけたらなって…。

振り返るといえば、今、第1期の最初の頃のエミリアの声を聴くと、すごく硬いんですよ(笑)。でも、自分を肯定するようでお恥ずかしいんですけれど、その硬さがあったからこそエミリアに受かったのかなとも思えて。

これから何十年も役者として研鑽を積めば、そういう硬さすらも器用に制御できるのかもしれませんが、まだ私はそこまでの技術を持ち合わせていません。だからこそ等身大な私が選ばれたというのはありがたいチャンスだなと思います。
そう考えると運命的ですよね。
「エミリアとして、もがきながらやってもいいよ」と私に任せてくださったのは、スタッフさんたちにとっても挑戦だったはず…。その思いに応えたいですし、こうして長く携わらせていただいて“(エミリアの)人間らしさ”を表現していると、自然と、役者である私自身とエミリアが深く結びついていく感覚があるんです。

もともと私は、“キャラクターになりきる”よりも“キャラクターになる”という言葉のほうがしっくり来ていて。

お芝居ではあるんですが、それ以上に、生き様とか魂を表現したい…。なんなら、私とキャラクターとがリンクしてスタートしたいと思うぐらいです。これはエミリアに限った話ではないんですけど。
自分と役の共通点を見出していく?
そういう作業ですね。意外なところに共通点があったりするんです。たとえば、“正義感が強い。だけれども正義が自己流”とか…。決してプラスな面だけじゃなくて、マイナスなところがリンクしていたりもします(笑)。

でも、たとえマイナスな共通点でも、それは、私の蓄積してきた人生の経験値がキャラクターの人間くさい部分を表現するのに役立ったということなので。身を削るやり方かもしれませんが、今の私にはそれしかできません。なので、自分の人生とともに日々戦っているという感覚なんです。
たしかにベテランの声優さんでも、「負の経験が財産になる」とおっしゃる方は多いですよね。
じつは私、ライブドアニュースさんに掲載されているいろいろな声優さんのインタビューを愛読させていただいているんですが、みなさん、本当にさまざまな経験をご自身の強みにつなげていて。考え方を読んでいるだけでも、「それは気づけなかった…!」と感情をかき乱されることがあります。なんなら、そこで負の感情が出てきたりもするぐらいで(笑)。

でも、その瞬間が、変わるきっかけになったりもするんです。日々、胸の痛みを感じながらも、“そこから立ち直ることで新たな引き出しを開けていく”というのが、私のやり方なんだと思います。

自分を顧みたステイホーム期間。心に刺さった言葉とは?

そのスタンスはもう昔から変わらず?
変わっていませんし、ここ最近のステイホーム期間もずっとそうでした。あとは自分の価値観が変わってしまったんじゃないかという疑問の答えを確かめるために、いろいろな料理をしてみたり。
Twitterでは「もやし」へのこだわりもうかがえましたが(笑)。
もやしにこだわっていたのは、胸の痛みというよりは、お財布の痛みによるものなんですけど(笑)。

もちろん、料理以外にもこの機会だから挑戦してみたことはあります。最近携わらせていただいた作品に、「誰にでもできることをあなたがやるの。それはあなたにしかできないことになる」といったセリフがありまして…。それがものすごく心に刺さって、私もこの言葉を実践してみようと。

それで私がしたことのなかに、“ほかの役者さんのインタビュー記事を読んで、胸にチクッときたところをスッキリするまでひたすら書きなぐること”がありました。
ほかの方のインタビューを書きなぐる!? もはや国語の自習みたいな感覚ですね。
そうかもしれません(笑)。そうやって文字にしてみると、Webのインタビューページをスクロールするだけでは気づけなかった細かい部分にも目がいくようになったんです。たとえば、「ここで接続詞の“けど”を使っているということは、逆を指し示す単語が隠れているんだろうな」とか…。

それで、「このインタビューでこの方は何を言いたかったんだろう?」、「この方がこうおっしゃっているということは、私が作品に抱いた印象は本当に正しかったんだろうか?」とか、いろいろと考えさせていただきました。この経験をまたなんらかの形でお仕事に還元できたらうれしいなって…!

それに、現場でゆっくりお話をする機会がない先輩の考えを知れるのは、とてもありがたいです。そういう意味でもライブドアニュースさんに感謝しています(笑)。
こちらこそありがとうございます! そういえば、先日掲載されたほかの声優さんのインタビューで高橋さんのお名前が挙がっていました。
もしかして、神谷(浩史)さんの『かくしごと』の記事ですか!?
一瞬でお名前が…。
メチャクチャ読み込ませていただきました(笑)。正直、現場では私に余裕がなかったので、いろいろと俯瞰で知れて…。先輩が後輩のために現場で振る舞ってくださったことを、改めて自分でも“言葉”として捉え直せてありがたかったです。

「私は、ただ芝居がうまくなりたかったんだ」シンプルな答え

ステイホーム期間中の行動も含めて、このインタビューでも、高橋さんのお芝居へのまっすぐな情熱が伝わってきました。
そう言っていただけると励みになります。

私は昔からお芝居の勉強をしていたわけではなかったですし、『リゼロ』の現場に入るようになっても、いろいろと自信が持てませんでした…。

そんななか、台本にメモも取らずにお芝居ができちゃう小林裕介さんがずっとうらやましくて!(笑)『リゼロ』キャストの一員として、そんな先輩方と並んでも恥ずかしくないようにがんばらなきゃって、ずっと思っていました。

そんな自信がなかった私を支えてくれたのは、じつは担当させていただいたキャラクターたち。エミリアもそうですし、ほかのどの作品のキャラクターも、自分の行動で道を示しているスゴい子ばかり。だから、「彼女たちががんばっているのに、私がこの台本に向き合わないでどうする!」って…。
シビれる言葉ですね…。
いえいえ、本当にそうやって背中を押してもらったので!

もちろんキャラクターだけでなく、先輩の役者さんたちにもたくさん相談に乗っていただきました。

じつは、お芝居を続けていけるものかと深く悩む時期があって。どうやったら大勢の人を楽しませられるのかわからなくなってしまって、お芝居自体も本当に楽しいのか、見失って…。

そのとき相談に乗ってくださったのが、『この素晴らしい世界に祝福を!』でも共演している福島 潤さん。“まずは目の前にいる制作陣を楽しませる”という大事なスタンスを実践していらっしゃる先輩で。本当に尊敬しています。
明確な正解がないお仕事だからこそ、道を照らしてくださる先輩の存在は大きいんですね。
そうなんです…。お仕事がつらくなる時期ってこれまで何度もあって、また別のあるとき、「高橋さんは何が好きなの? そもそも何がしたい人なの?」と問いかけてくださったのが松岡禎丞さん(『リゼロ』ペテルギウス役)でした。

禎丞さんの問いかけに言葉を整理して返そうとしたときに、それまで自分のなかでモヤモヤしていたものが実体化して、「あっ、私ってただ芝居がうまくなりたかったんだ…」というシンプルな思いが見えてきて。

別の現場でお世話になった阿部 敦さんにも、いろいろなことを教えていただきました。…こう考えると男性の先輩が多いですね(笑)。みなさん、本当にお芝居がお好きで面倒見がよい方ばかりで。どの現場も尊敬できる先輩方ばかりで、私は本当に恵まれているんだなと。
もしかしたら、そういった方々も、高橋さんのようにお芝居が好きな後輩の存在がうれしいのかもしれません。
そう思っていただけていたら、ホッとします…。同期では上田麗奈ちゃんとよく面と向かってそういう話をしていますが、彼女とは、演じる役柄が全然違うからこそ話し合える部分もある気がしていて。

一方で、小林さんと松岡さんはわりと近い役柄を求められることも多いはずなのに、おふたりでよくそういう話をしていて、スゴいなぁ、なんか素敵だなぁって。
役者さんだけでなく、スタッフさんからヒントをもらうこともありますか?
おひとりずつ名前を挙げると際限がなくなってしまうぐらい、たくさんの方にお世話になっています。先ほど「できる限りキャラクターとリンクしたい」という話をしましたが、そうやって現場でキャラクターとリンクした立ち回りをしようとすると、役としても役者としても悩みが浮かんできて…。

エミリアとしての高橋李依の悩みを解決しても、違うキャラクターを演じる高橋李依が悩んでしまう。

そんなとき手を差し伸べてくださるのは、現場ごとの音響監督さんや脚本家さんだったりします。現場が終わったあとに私も調整室にススッとおじゃまして、アドバイスをいただいたり…。
そういった積み重ねが、“役者としての高橋さん”を形成しているわけですね。
そうかもしれません。そうだったらうれしいです。

裏表がなさそうなのは、弱点でもあり強みでもある

現時点で高橋さんは、自分の役者としての強みはどんな部分にあると感じますか?
むしろ私自身が知りたいです!(笑) いろいろな方に悩みを聞いていただくのも、もっとうまく、もっと楽しく芝居がしたいという、現状への自信のなさからで…。ひたすら自分にやれることをやって、やっとマイク前に立てるという感じなので、そんな自分の強みというと…。

応援してくださる方からは、よく“作品愛がある”とありがたい言葉をかけていただきますが、ほかの声優さんも愛にあふれている方ばかりなので。たぶん、私の愛はわかりやすいんだと思います(笑)。

あと、“裏表がなさそう”とは言われますね。よく裏表がない役を振られて、そういう子たちとリンクしようとしているからかもしれませんけど、たしかにまっすぐにしか生きられないのは事実だと思います(笑)。そしてそれは弱点でもあり、同時にキャラクターの魅力を引き出してあげられる一因になっているのかなと思います。
なるほど…! 高橋さんの今後の活躍も楽しみです。
ありがとうございます。私というか、エミリアの今後の活躍もぜひ期待していただきたいです! 自分にとってもすごく大事な作品ですし、願わくば、エミリアの最大の理解者であれたらいいなって。

本編以外でもOVA『Memory Snow』、『氷結の絆』とエミリアの人生が描かれてきましたが、第2期を成功させて物語をつなぐことができなかったら、彼女の人生はきっと駄目なまま。この第2期でおもしろくなくなったって言われたら、これまでずっと物語を紡いできてくれた(原作でいうと)第1章〜第3章のキャラクターにも顔向けできない。

この4年間、未熟ながら私も学んできたので、その経験を含めた自分の人生をぶつけて、『Re:ゼロから始める異世界生活』にも取り組んでいきます。ぜひとも体当たりなエミリアを、そのまま受け止めてください! よろしくお願いします!
高橋李依(たかはし・りえ)
1994年2月27日生まれ。埼玉県出身。2013年に声優デビュー。主な出演作に、『この素晴らしい世界に祝福を!』(めぐみん)、『魔法つかいプリキュア!』(朝日奈みらい/キュアミラクル)、『Re:ゼロから始める異世界生活』(エミリア)、『ゆるキャン△』(斉藤恵那)、『からかい上手の高木さん』(高木さん)、『かくしごと』(後藤 姫)など。2015年から声優ユニット「イヤホンズ」で音楽活動も行っており、7月22日に3rd ALBUM『Theory of evolution』をリリース予定。

作品情報

TVアニメ『Re:ゼロから始める異世界生活』2nd season
AT-X、TOKYO MX、BS11ほかにて放送中!
http://re-zero-anime.jp/tv/

©長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活1製作委員会
©長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員会

サイン入りポラプレゼント

今回インタビューをさせていただいた、高橋李依さんのサイン入りポラを抽選で3名様にプレゼント。ご希望の方は、下記の項目をご確認いただいたうえ、奮ってご応募ください。

応募方法
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受付期間
2020年7月16日(木)12:00〜7月22日(水)12:00
当選者確定フロー
  • 当選者発表日/7月27日(月)
  • 当選者発表方法/応募受付終了後、厳正なる抽選を行い、個人情報の安全な受け渡しのため、運営スタッフから個別にご連絡をさせていただく形で発表とさせていただきます。
  • 当選者発表後の流れ/当選者様にはライブドアニュース運営スタッフから7月27日(月)中に、ダイレクトメッセージでご連絡させていただき7月30日(木)までに当選者様からのお返事が確認できない場合は、当選の権利を無効とさせていただきます。
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