次はどこのお店に行こうか? 飯島寛騎が、スイーツ食べ歩きデートにご案内

今年のバレンタインデーは、スイーツのテーマパークに食べ歩きデートへ。甘いものが大好きで「何を食べようか?」と、ショーケースを見つめる彼の横顔が愛おしい――。

カメラに向かって「遅いよ〜!」「甘くておいしいね!」などと言葉を投げかける飯島寛騎。屈託のない無邪気な笑顔を向ける姿は、まるで本当にデートを楽しんでいるかのようだ。

テレビドラマ初出演・初主演となった『仮面ライダーエグゼイド』の宝生永夢/仮面ライダーエグゼイド役で注目を集めた飯島。当時は19歳だった彼も、今年24歳になる。

役者として歩み始めて5年目。初めての現場で鍛えられたことは、彼の役者人生における大きな礎となっていた。

撮影/佐々木康太 取材・文/渡邉千智 制作/iD inc.
スタイリング/中西ナオ ヘアメイク/佐藤友勝
衣装協力/シャツ¥10,000、パンツ¥10,000(ともにティーケータケオキクチ tel.03-6851-4604)、その他スタイリスト私物
撮影協力/自由が丘スイーツフォレスト(東京都目黒区緑が丘2−25−7 「ラ・クール自由が丘」1〜3階 tel.03-5731-6600)

「2020バレンタイン」特集一覧

チョコは「はい、あげる!」と、何気なく渡してほしい

今回は、スイーツを食ベ歩くバレンタインデートというテーマで撮影をさせていただきました。
こういった“映え”スポットってあまり来ないので、カップルだったらどう周るんだろうと考えながら撮影に挑みました。

日本では女性からチョコを渡すのが主流ですけど、海外では男性からが多いじゃないですか。だから、バレンタインに男性側からこういうところに誘ったら楽しそうですよね。「チョコが欲しい」っていう露骨なアピールにもならないし、恥ずかしくないし、とてもいいんじゃないかなと。
かしこまらない感じがいいですね。
女性側も、デートに誘ってもらったらうれしいと思いますし。バレンタインの新しいスタイルとしていいかもしれない!
甘いものがあまり得意じゃない男性もいるので、女性からすると「誘ってもいいのかな?」と思ってしまうこともありそうですが、飯島さんが誘われたら?
僕は甘いものが好きなので誘われたらうれしいです。それに、もし行きたくない場所だったら素直に「苦手だから別のところに行こう」と言っちゃうタイプです(笑)。
では、理想のバレンタインデーの過ごし方はありますか?
んーなんだろう。でも、ふたりでスイーツを食べに行くっていうのはいいですよね。おいしいチョコスイーツを食べて男性がお金を払ってあげれば、お互いにバレンタインデー、ホワイトデーを気負わなくていいですしね。

今回の取材で新しいバレンタインの楽しみ方を発見できました(笑)。
きょうはバレンタイン限定のスイーツを3品食べていただきました。お味はいかがでしたか?
どれも味が違っておいしかったです。

クレープは味がまろやかで食事としても食べやすかったですし、フォンダンショコラは食後に食べたい印象で、ストロベリーグラタンは3時のおやつに最適ですね!
飯島さんはどんなチョコが好きですか?
うーん。ちょっと濃いめというか苦めのほうが好きです。サイズ感は、このフォンダンショコラくらいがちょうどいいですね。
きょうは食べ歩きでしたが、手作りチョコをプレゼントされるのはどうでしょう?
うれしいです。やっぱり時間をかけて作ってくれたものだと思うので、その気持ちが伝わりますよね。ただ、そんな手をかけてもらわなくてもうれしくて、溶かして冷やして、はい完成!でじゅうぶんです。

僕の性格的に、「はい、あげる!」って何気なく、さっと渡してくれたほうがいいな。そのほうが「どれくらい僕を思って作ってくれたのかな」って想像が膨らむような気がします。

机や下駄箱をチェック。学生時代のバレンタインはそわそわ

バレンタインにはどんな思い出がありますか?
バレンタインデートは…ないなぁ。学生時代は普通に部活に打ち込んでいたので。

ただやっぱり男の子なので、当日はそわそわしますよね。机の中やロッカーの中、下駄箱の中を(チョコが入ってないか)確認して。無駄に放課後ダラダラ残っている、みたいなことも(笑)。
実際に、机の中や下駄箱にチョコは入っていましたか?
いや、悲しいことになかったです(笑)。

当時は友チョコブームで、クラスの子や部活のマネージャーがいっぱい作ってみんなに配っていたので、まあ、もらえるだろうなとは思っていました。
▲飯島さんが食べたのは、パティスリー シェリーブランの『プレミアム フォンダンショコラ』(税込680円)、ベリーベリーの『あまおうショコラグラタン』(税込700円)、メルシークレープの『ベリーショコラ』(税込920円)の3種類。バレンタイン&ホワイトデー限定スイーツとして、3月15日まで発売中。
最高で、何個もらったことが…?
いやいや! そんなにもらっていないです。2桁いかないくらい…? 本当に友チョコブームだったので、それで数を稼いでいたんです(笑)。あとはおばあちゃんと妹がくれました。
ホワイトデーのお返しはどのようにされていましたか?
もらったのがクッキー1枚とかだったら返していなかったけれど、マネージャーとか手作りでくれた子には、ひとつの箱に2、3個チョコが入っているようなものを買って、お返ししていました。
本命チョコをもらったことも?
もらっていたかもしれないです(笑)。

『エグゼイド』は、何も知らなかった自分を鍛えてくれた

飯島さんが役者デビューをされた2016年の『仮面ライダーエグゼイド』から、約3年半が経ちました。昨年末の『ミュージックステーション ウルトラSUPERLIVE2019』に三浦大知さんが出演され、主題歌の『EXCITE』を歌った際に「宝生永夢ゥ!」がツイッターでトレンド入りするなど、時間が経った今も注目されています。
番組は見ていなかったのですが、ふとツイッターを見たときに「宝生永夢ゥ!」がトレンドに入っていたので、たぶん三浦さんが歌われたんだろうなと思っていました(笑)。

こうして時間が経った今も、『エグゼイド』という作品がみなさんの思い出の中にしっかりあるんだなと感じられて、うれしかったです。
今でも、「宝生永夢だ!」「エグゼイドだ!」と言われることもありますか?
言われます。小さい子に言ってもらえると役っぽく振る舞うこともありますね。

大人の方だと…当時は19歳でしたし、昔と今とではまったく印象も違うので、「よく気づいてくれましたね〜!」って。もう24歳ですからね(笑)。
『エグゼイド』の経験が今に生きていると思うことは?
『エグゼイド』の経験は自分の中でも本当に大きいです。

僕は撮影の知識も、芝居の知識もまったくない状態でいきなり飛び込んだこともあって、(自分に)足りない部分が多かったんですね。そんな僕を、スタッフさんや監督さんが支えてくださって。厳しく怒られることも多かったですが、そうやって鍛えてくださったことが今につながっていると実感しています。

当時は言われている理由がわからなかったけど、「あのときスタッフさんが言っていたのはこういう意味だったんだ」と、今ならわかることもありますしね。
よく、『仮面ライダー』の現場を「芝居の学校」とたとえる方もいらっしゃいます。
技術的なところももちろん、撮影現場の居方も学びましたね。キャスト同士の仲が本当によかったので、撮影の合間にはしゃいでしまうこともあって。楽しいのはいいことですが、現場の雰囲気を感じ取って行動しないといけないということも勉強させてもらいました。
共演者の方々とは今も連絡を取っているのでしょうか?
グループLINEがあるので、たまに連絡を取り合うことはありますが、最近はないですね。予定が合えばご飯に行きたいのですが、みんな忙しくしていることもあってスケジュールが合わなくて。
同じ作品に出ていた仲間たちがいろんな場面で活躍している姿は、飯島さんにはどう映っていますか?
スゴいなと思うし、刺激になります。やっぱり同期だからライバル意識も強くて。いろんな作品でみんなの姿を見かけるたびに、「自分も頑張らなきゃ!」って焦りも、ワクワクもあります。

作品のオーディションで会うことも多いんですよ。「やっぱり受けてるよな!」と感じますし、「受かってやる!」という思いもより強くなるし。今はいいライバルです。
檀 黎斗役の岩永徹也さんは、当時を振り返って、飯島さんとは同級生みたいな感覚だったとおっしゃっていました。
たしかにそれは僕も感じます。年齢は10個離れているけれど、同じライダー出身だし役者のキャリアもほぼ変わらないから。彼はいろんなクイズ番組にも出演していて本当にスゴいですよね。僕では絶対に攻められないジャンルなので(笑)、本当に尊敬しています。
頭脳派の岩永さんらしいご活躍ですよね。
頭がよすぎて、当時から話す内容も僕にとってはちんぷんかんぷんで理解できなかったことも多かったです(笑)。お芝居もすごくインパクトがあって、常人じゃない!っていうのは当時から感じていました。

ただ、彼のそういった雰囲気が檀 黎斗という役に反映されて人気が出て。僕の役名がトレンドに入るようになったのも、岩永くんのおかげだと思います。

片寄涼太&塩野瑛久の会話、たまによくわかりません(笑)

3月には、映画『貴族降臨 -PRINCE OF LEGEND-』も公開されます。飯島さん演じる鏑木 元は、“伝説の王子”朱雀 奏(演/片寄涼太)の側近。久遠誠一郎(演/塩野瑛久)と3人でTeam奏と呼ばれていましたが、今作では久遠が貴族チームに寝がえるという展開を見せます。
元が奏のうしろに控えるのは変わらないけれど、誠一郎がいないのは少し寂しかったですね。誠一郎とは奏の第一側近の座を争う関係ですが、ライバルがいなければいないで寂しい、そんな気持ちでした。
撮影も片寄さんとのシーンが多かったのでしょうか?
多かったです。涼太くんと2時間くらいヘリコプターに乗って撮影するシーンもあって。初めて乗ったんですけど、音が大きすぎて耳がおかしくなりました(笑)。
片寄さん、塩野さんとは現場でどんな雰囲気なんですか?
比較的静かだと思います。おふたりが落ち着いているのでTeam奏はワチャワチャしている感じではないですね。

それに僕、ふたりの会話がたまによくわからないときがあるんです。なんてことない話をしているんだと思うんですけど、会話の内容が全然頭に入ってこなくて。だから「会話に入らなくてもいっか」って引いちゃうときがあるんです(笑)。でも決して仲が悪いわけではないですよ!

それに、小さい頃から一緒に育ってきた奏と誠一郎の中に元があとから入っていく、みたいな役の関係性とも合っていて。普段の僕らの関係性が芝居にも反映されているので、いいことかなと思っています。

「北海道を盛り上げたい」気持ちはずっと変わらない

飯島さんは、同じ北海道出身である大泉 洋さんに憧れているとおっしゃっていました。どんなところに憧れているのでしょうか?
人間性に憧れています。大泉さんは僕が小さい頃から“北海道が生んだ日本のスター”で。地元の番組にも多く出演されていましたし、いろんなお店にサインが飾られていて、みんなが大泉さんのことを知っているんです。

当時からスゴいなと思っていたのですが、こうして同じ業界に立たせていただいて、昨年はありがたいことに、ドラマ『チャンネルはそのまま!』で共演もさせていただきました。そのときに、大泉さんの素敵な人間性にさらに感動したんです。
どんなところを素敵だなと感じたのでしょうか?
札幌でのロケでタクシーに乗るシーンがあったんですけど、役者さんではなくて本当のタクシー運転手の方が来てくださって、大泉さんが運転手さんに気さくに話しかけていらっしゃったんですね。そのまま自然に会話を広げていて、空き時間もずっとお話されていたんです。

大泉さんの、誰にでも気さくにお話される人柄のよさを感じて、「だから大泉さんって周りから好かれるんだ」と実感しましたし、素敵な人だなと思いました。僕も同郷の者として頑張っていきたい!と、改めて思いましたね。
『チャンネルはそのまま!』は、北海道の有名バラエティ番組『水曜どうでしょう』の藤村忠寿さんと嬉野雅道プロデューサーが手がけました。北海道愛が存分に表れていましたね。
それは感じました。僕はこの業界に入る前から「北海道を盛り上げていきたい」と思っていたし、今もその気持ちは変わりません。僕は『どうでしょう』の世代ではないけれど、また違うかたちでおふたりと関われたのはうれしいですし、この縁を大事にしていきたいです。

作品もみんなで楽しみながら一生懸命撮ったもので、現場の楽しさだったり、北海道愛が画として表れていたのがとてもうれしかったです。
東京で活躍されている飯島さんの「北海道を盛り上げていきたい」というお言葉は、きっと地元の方たちの心に響くと思います。
道産子って地元愛がめちゃくちゃ強いんです! ドラマのスタッフさんも半数以上が北海道出身の方ということもあって、愛にあふれた作品に仕上がったのだろうなと感じています。

一度きりの人生、つまらない生き方はしたくない

今年で、役者として歩み始めて5年目。今後の目標を教えてください。
日本問わず世界で仕事をしたいなと思っています。去年も中国でトークショーをさせていただいて、少しずつ世界でも活動したい思いが強くなってきました。

この業界に入ってから表現することが好きだと気づいたのですが、「飯島寛騎」という人間を、映像やこういった取材での言葉で表現できるのってすごくうれしいことだなと思うんです。

表現の仕方は一人ひとり異なるけれど、誰かひとりにでも僕の表現が響いてくれたらまた次の目標が生まれます。だから、表現することをやめたくない。いろんな人に自分の表現を見てもらいたい。そういう意味で、世界でも仕事をしていきたいと考えているんです。
素敵ですね。今、どんなときにやりがいを感じますか?
うーん…よくわからないときですかね。
よくわからないとき?
自分に対する発見があったとき、というか……。

映像や写真を撮られているときや、こういった取材でお話しているとき、あとで「なんでこういう表情をしたんだろう、なんでこういう言葉を選んだんだろう」と思うことがあるんですね。そこから、深く突き詰めていくと、自分の中で新しい気づきが生まれる感覚があるんです。
それと、いろんな人に出会えるのも楽しいです。現場でお仕事関係の方と出会うのもそうですが、映像で僕のことを見てくださるみなさん、イベントなどで会いに来てくれるみなさん。いろんな人と出会うことで、より多くの知識が得られる。とてもいい経験だなと感じています。
24歳にしてそういった言葉が出てくるのは、スゴいと思います。
よく「今の年齢から、そんなに考えなくてもいいと思う」って言われることがあります(笑)。ただ、人生80年といわれている中で、残り60年しかない。もう4分の1終わっているじゃないですか。

一度きりの人生ですから、つまらない生き方はしたくないんです。だから今後も“自分がやりたいことをやる”というスタンスは変えないでいきたいです。

それは仕事もだし私生活も。きっといろいろなハードルがあると思うけれど、選ぶのは自分。後悔しないように残り60年をフルに楽しもうという感じですね。
プライベート面で実現したいことはありますか?
車もバイクも好きなので、ガレージを持ちたいんです。ゆくゆくは車だけじゃなくて、自分の趣味の空間も持ちたいなと。そういう空間に憧れがあって。

小さい頃から親父がガレージでいろいろいじっている姿も見てきましたし、親父の背中を追うことになっちゃうのかなって、自分でも思っています(笑)。
飯島寛騎(いいじま・ひろき)
1996年8月16日生まれ。北海道出身。B型。2016年の『仮面ライダーエグゼイド』(テレビ朝日系)で主演を務め、話題を集める。ドラマでは『ホリデイラブ』(テレビ朝日系)、『チャンネルはそのまま!』(HTB)、映画では『愛唄 ー約束のナクヒトー』、『アパレル・デザイナー』などに出演。ドラマと劇場版で展開する『PRINCE OF LEGEND』にも出演し、3月13日にはシリーズ最新作・映画『貴族降臨 -PRINCE OF LEGEND-』、初夏には『未来へのかたち』が公開される。「男劇団 青山表参道X」のメンバーとしても活動中。

「2020バレンタイン」特集一覧

サイン入りポラプレゼント

今回インタビューをさせていただいた、飯島寛騎さんのサイン入りポラを抽選で3名様にプレゼント。ご希望の方は、下記の項目をご確認いただいたうえ、奮ってご応募ください。

応募方法
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受付期間
2020年2月14日(金)18:00〜2月20日(木)18:00
当選者確定フロー
  • 当選者発表日/2月21日(金)
  • 当選者発表方法/応募受付終了後、厳正なる抽選を行い、個人情報の安全な受け渡しのため、運営スタッフから個別にご連絡をさせていただく形で発表とさせていただきます。
  • 当選者発表後の流れ/当選者様にはライブドアニュース運営スタッフから2月21日(金)中に、ダイレクトメッセージでご連絡させていただき2月24日(月)までに当選者様からのお返事が確認できない場合は、当選の権利を無効とさせていただきます。
キャンペーン規約
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