アンダーグラウンドで育ったダンサー ・k-skが東方神起ダンサーズに居続けられる理由
2004年に韓国、2005年に日本デビューを果たしたアーティスト・東方神起。その人気はアジアだけにとどまらず欧米諸国にまでその存在を知らしめ、世界的に活動を行っている。そんな彼らのパフォーマンスを日本で支えているのが「東方神起ダンサーズ」だ。
バックダンサー、振付師、インストラクター、プレーヤーなど、ステージ上だけでは知ることができない彼らのさまざまな表情に迫る「ダンサーが生きる道〜東方神起ダンサーズ〜」第2回は、k-sk(ケイスケ)。「前進あるのみ、後退なし」。シンプルなようでいて難しい心持ちを、k-skは常に実践している。場所を問わず“個”としてのダンスを磨き続けている彼の飽くなき向上心から、東方神起ダンサーズの圧倒的な「和」の源を垣間見た。
k-sk(ケイスケ)
ダンスチーム・BiGooL、Real Promotionに所属。クラブシーンで活躍しながら、コンテストやバトルで好成績を収めている。また、東方神起をはじめ、EXILE SHOKICHI、三代目J Soul Brothers、CREAZY BOYなど、アーティストのバックアップダンサーとしても活躍中。長身と長い手足を活かしたダンススタイルと陽気な人柄でみんなに愛されているダンサーだ。
ダンスチーム・BiGooL、Real Promotionに所属。クラブシーンで活躍しながら、コンテストやバトルで好成績を収めている。また、東方神起をはじめ、EXILE SHOKICHI、三代目J Soul Brothers、CREAZY BOYなど、アーティストのバックアップダンサーとしても活躍中。長身と長い手足を活かしたダンススタイルと陽気な人柄でみんなに愛されているダンサーだ。
東方神起ダンサーズ・k-sk
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— ライブドアニュース (@livedoornews) 2018年9月21日
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- 当選者発表方法/応募受付終了後、厳正なる抽選を行い、個人情報の安全な受け渡しのため、運営スタッフから個別にご連絡をさせていただく形で発表とさせていただきます。
- 当選者発表後の流れ/当選者様にはライブドアニュース運営スタッフから9月28日中に、ダイレクトメッセージでご連絡させていただき、10月1日までに当選者様からのお返事が確認できない場合は、当選の権利を無効とさせていただきます。
- 5組それぞれチェキは異なります。組み合わせ等はお選びいただけません。
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■東方神起と出会って、ダンスに対する視野が広がった
――東方神起のダンサーになったのはいつからですか?
2009年です。
――きっかけは?
先輩に「オーディションがあるんだけど受けてみる?」って誘われて受けました。それまで、こういうオーディションって出来レースだと思ってたんですよ(笑)。でも、オーディションというものを受けたことがなかったので、どんなものか知りたくて経験として受けてみようかな、と。
――初めてのオーディションだったんですね!
そう! 一日で5次審査まであったんですけど、3次審査、4次審査と通過していったときに「あれ? これって頑張れば受かるんじゃない?」って(笑)。結果、最終審査まで残って受かりました(笑)。
――そのとき他に受かった人は?
すでにYWKIさん、RYOさん(BASE HEADS)、TOMONORIさんは決まっていて、残りひとりを決めるためのオーディションだったんです。
――すごい! 東方神起ダンサーズのメンバーになってから変化したことはありますか?
一気に知り合いが増えましたね。それからアーティストからの仕事の誘いもすごく増えました。それまでアンダーグラウンドで活動していたので、メジャーシーンで活躍しているダンサーの知り合いがいなかったんですよ。あとは、違うスタイルのダンスでもカッコイイと思えるくらいダンスに対する視野が広がりましたね。
――初めて東方神起ダンサーズとしてステージに立ったときはどういう気分でしたか?
僕ら4人は、「TOHOSHINKI 4th LIVE TOUR 2009-The Secret Code-」の東京ドーム公演だけの出演で、すでに完成されているチームに入る形だったんです。だから、正直なところ「何で自分がいるんだろう…」って思いましたね(笑)。
――でも今ではすっかり東方神起ダンサーズの一員ですね! k-skさんはその中ではどういう立ち位置ですか?
間違いなくムードメーカーですね(笑)。盛り上げ役!
――2017年から若手ダンサーのGEN-ZさんとKENZOさんが入りましたね。
ふたりが受かったオーディションで振り入れをしたんです。その段階から見ていたし、仲間になって「かわいいな」って(笑)。
左から、チャンミン(マックス)、ユンホ(ユノ)。
――では、東方神起のおふたりはどんな人ですか?
本番では見えないけど、すごく努力しているな、と思います。これは東方神起に限らず、全アーティストにいえますね。人間だからしんどいときもあると思うんですけど、本当にさすがだな、と思います。
――普段はどんな感じですか?
ユノはすごく話し掛けてくる、自分からコミュニケーションを取ってくるタイプ。チャンミンは、結構、物静かだけど、話し掛けたら話してくれるタイプですね。
――どんな話をするんですか?
ライブのことや韓国のダンサーについて教えてくれます。あとは、ここでは言えないような話も…(笑)。
■初参加のツアーを終えて、自分の踊りが分からなくなったことも…
左がk-sk。「東方神起 LIVE TOUR 2017 〜Begin Again〜」
――東方神起の楽曲で思い入れのある曲はありますか?
振り付けがめちゃくちゃ斬新な「Catch Me」かな。ダンサー6人で踊るんですけど、すごくインパクトがあるんですよ!
――振り付けしたのはどなたなんですか?
トニー・テスタ(※)ですね。もちろん踊りはするんですけど、どちらかというと合体技が多くて面白いんです。
※ジャネット・ジャクソンやブリトニー・スピアーズ、アリアナ・グランデなどの振り付けを担当した有名な振付師。
――東方神起の現場で学んだことはありますか?
いっぱいありますね。ステージングやライブの作り方、リハーサルの進め方…。リハーサルってどうしても待ち時間があったりするんですけど、上手な振付師の方は、待たせないように進めてくれたり、待ち時間ができたら「休んでていいよ」って言ってくれたりしますね。
――実際に、そこで学んだことを活かすことはありますか?
ダンススクールの発表会などに自分の作品を出すときに役立っていますね。
――元々アンダーグラウンドで活躍していたk-skさんが、いきなりアーティストと仕事をして戸惑うことはありませんでしたか?
初めて参加したツアーが終わったあとに、自分の踊りをしようとしたら感覚が分からなくなっていたことがありました。
――やっぱり別物なんですね。
でも、今はそういうことはなくなりました。自分でうまく切り替えられるようになりました。イベントで踊ることは自分がやりたいこと、東方神起などのアーティストと踊ることは自分が好きなこと、という感じですね。
――9月26日から「東方神起 LIVE TOUR 2018〜TOMORROW〜」が始まりますね。どんな心境ですか?(インタビュー時は8月29日)
これまで以上に内容の濃いモノになりそうなので少し不安はありますけど、焦りはないですね。見に来てくださる方は、ぜひダンサーにも注目してほしいな、と思います!
会場MAPや各地のコラボ企画など、「東方神起 LIVE TOUR 2018 〜TOMORROW〜」の情報をチェックできる特設サイトがオープン!
ダンサー・k-sk
■ダンスを教えることで学ぶことがたくさんある
――個人ではどういった活動をしていますか?
KoRoとふたりでBiGooL(ビグール)というチームを組んでいます。元々はふたりでユニットとしてイベントに出演していたんですけど、チーム名を決めて活動するようになってからは4年くらい経ちました。
――あとはレッスン?
そうですね。週9本くらいレッスンをやっています。
――結構ハードじゃないですか?
いや、そうでもないですね!
――メジャーシーンでの仕事が増えるとレッスンを減らす人もいると思いますが…。
未来のダンサーを育てるためにも自分がダンサーとして成長するためにも人に教えることって大事だと思うんです。バックアップダンサーだけをやっていたら、自分の踊りをアウトプットする場がなくなっちゃうんですよね。
――ダンサーとして活動していく上で、レッスンは大事なことなんですね。
いくつになってもアンダーグラウンドで踊り続けている人ってやっぱりすごいと思うし、もっと自分もダンスがうまくなりたいな、と思うんですよ。だからこそ、レッスンで教えることが大事。やめたいと思ったことはありません。減らそうとも思わないですね。教えることで、自分に返ってくるモノもありますからね。こういう動きをもう少し意識した方がいいんだな、とか踊りの部分でも学ぶことが多いです。
■「やらない」と決めつけないで、まずはやってみる。
――バックアップダンサーになるためにはどうしたらいいと思いますか?
自分は、たまたまオーディションの話をもらえたから今こうして活動しているので…タイミングかな?(笑)。
――でも実際、バックアップダンサーになりたくてオーディションを受けたくても、内輪でオーディションをやることが多いじゃないですか。
自分が「受けたい」と思わないとチャンスは巡ってこないと思いますよ。俺は元々バックアップダンサーになりたくてなったわけではないけど、そういう話があれば受けてみたいとは思っていたので。いざやってみたら、楽しいし、自分にプラスになることが多いから続けていますね。同じようにアンダーグラウンドで活躍している先輩も、一度はバックアップダンサーを経験して合わなかったからやらないだけ、という人もいます。だから、最初から「やらない」って決めつけなくてもいいかな、と思います。
――まずは経験してからだ、と。
そうそう。それに踊り続けていれば名前が知られるようになって、そういう話も来るようになると思いますよ。どんどん外へ出ていったらいいと思います。
――オーディションの誘いや仕事をもらうためにアーティストの振り付けやバックアップダンサーをしている人のレッスンに通うことがありますよね。同じく東方神起ダンサーズのHIROTOさんは直属の後輩にあたると思いますが、元々生徒だったんですか?
後輩というか、「東方神起 LIVE TOUR 2013 〜TIME〜」から俺のレッスンを受けに来るようになったんです。
――逆なんですね!
そう、逆! 元々、日本工学院(※)の学生でそこでオーディションの話をもらったそうなんです。当時はチャキチャキ踊っていて(笑)。「何がやりたいのか分からない」って悩んでいましたね。
※TRFのSAMが総合プロデュースするダンスパフォーマンス科がある専門学校。SAMは、東方神起のライブ演出を担当している。
――相談に乗っていたんですね。
その流れで「今度レッスンに行きます!」って言われたんですよ。でも、だいたい社交辞令でレッスン受けに来ないじゃないですか(笑)。そうしたら本当に受けに来て、今でもずっと受けています。今はアシスタントをしてもらっています。
――では、バックアップダンサーになりたい人へアドバイスはありますか?
アドバイス?! ん〜、最終的に自分の踊りに還元できるようにすることかな。
――なるほど。k-skさんはそういうスタンスでやっているんですね!
昔は「ランニングマン(※)しかしたくない!」とか思うこともあったけど、今はアーティストの振り付けで心に刺さる部分、カッコイイ部分があると、これをどう自分のスタイルに持って来られるかなって考えていますね。例えば、レゲエの動きがあったら、それを自分のスタイルでカッコ良く踊るためにはどうすればいいかな、とか。レゲエを踊ろうとは思わないけど、自分らしく踊るためにどうするか、そういう思考があればいいと思いますね。あとは、いつも同じ動きはしたくない! もちろん、大きい舞台ではそろえた方がカッコ良く見えることもあるので全部がそういうわけではないけど、個性を出そうという気持ちはありますね。
※ダンスのステップの一種。その場で走っているようなステップのこと。三代目J Soul Brothers「R.Y.U.S.E.I」の振り付けにも取り入れられ、一列になって踊るランニングマンがブームとなった。
(左)■<初回限定盤>AL+Blu-ray(6800円+税)、DVD(5900円+税)
(中央)■<通常盤>AL(3000円+税)
(右)■<Bigeastオフィシャルショップ限定商品【数量限定商品】>AL+DVD(4000円+税)
※全てスマプラ対応。
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再始動後、約3年9カ月ぶりとなる今作は、再始動シングル「Reboot」や最新シングル「Road」他、全13曲を収録!
初回限定盤には、ここだけでしか見られないMUSICE VIDEOや未公開メイキング映像集、2017年から2018年にかけて行われた再始動ツアー「Begin Again」を追ったドキュメンタリーフィルムも収録。さらにフォトブックも付いた超豪華盤だ。
■東方神起オフィシャルサイト
文=Yacheemi
写真=TMFM
デザイン=桜庭侑紀、msk
企画・インタビュー・編集=msk
今回インタビューをさせていただいた、東方神起ダンサーズ5人(SONNY、YWKI、k-sk、50、DAISUKE)のサイン入りチェキ5枚1組を抽選で5名様にプレゼント。ご希望の方は、下記の項目をご確認いただいたうえ、奮ってご応募ください。
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2018年9月21日18:00〜9月27日12:00
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