世界を意識? “すしらーめん”に込めた思い

チャンネル登録者数100万人を突破しています。ここまで多くの人が見るようになったのは、なぜだと思いますか?
謎ですねぇ。ずっと謎だったんですけど、でも見られ始めた頃の動画を見直してみたら、構成とか編集が急激によくなってきたところだったんだなって思いました。
積み重ねの中でしっかりと進化を遂げていて、それを視聴者も感じていたんですね。りくさんがYouTuberとして活動していることに関して、家族の反応は?
お父さんにはよく手伝ってもらってるんですけど「やっちまえ!」って感じで楽しんでますね(笑)。お父さんは、塗師といって車に絵を描いたり家具に特殊な塗装をする職人なんです。親友と一緒に建築の会社をやっていて、いろいろな免許を持っています。だから「俺の仕事が役に立ってるな」って喜んでます。
おじいさま、おばあさまは動画にたびたび登場してますね?
ふたりとも、毎日、僕の動画を見てます。しかもコメント欄までチェックして、おばあちゃんは「おめかししとけばよかった」とか言ってます(笑)。動画を見てもらえばわかりますが、ド天然なんです。ドッキリのあとも信じられないほど驚いているのに、「あれはまだ腰が抜けるほどまでは行ってないわ」と、まだまだ全然余裕だと言うのです。
学校の友達の反応は?
みんな、登録者数が全然少ない頃から知ってるので、「実感わかない」って言われますね。
学校で問題にはならないんですか?
一応、許可というか、始める前に先生に話はしてるんです。先生の中にも見てくれている人がいて。すごく厳しい体育の先生がいるんですけど、その先生も見ているようで「すしらーめん」って呼ばれてます(笑)。
家族や友達はともかく、約100万人に見られているってどんな気分ですか?
最近、とくに尋常じゃない増え方をしてて、ヤバすぎてまったく実感がわかないです(笑)。街でたまに声をかけられることがあるんですけど、友達に「呼ばれてるぞ」って言われて「え? 俺?」って感じで。
もともと、海外も意識して“すしらーめん”という名前を選んだそうですね?
まあ、かなりテキトーにつけたので、あとづけのところもあるんですけど、自分が好きな食べものと自分の名前を組み合わせちゃえ! って(笑)。海外の人が「SUSHI」と検索したときに、僕が出てくるようになったらいいなと。

「YouTuberの仲間入りができた」とスイッチが入った瞬間

有名YouTuberになったという実感も、まだわかないですか?
それこそ、ひとりでやり始めた頃に、BGMをどうしたらいいかと悩んで、いろんなYouTuberさんの動画を見るようになって、初めて「YouTuberってこういう感じなんだ!」って知ったんですよね。
YouTuberに憧れて始めたわけではなく、自分でやり始めて、YouTuberの存在を意識し始めた?
はい、それからUUUM(※現在、所属しているプロダクション。他にもYouTuberが多数在籍)のネットワークに所属するようになって、アバンティーズさんのファンになったんです。
先ほどおっしゃっていたように、その後、あちらから「一緒にやろう」と声をかけられて…。
そのとき、何かスイッチが一気に入った気がします。YouTuberの仲間入りができたって。自分の中で何かが変わった、すごく大きな瞬間です。
UUUMに所属したことで、それ以外のYouTuberの方ともつながりが生まれたり、コラボレーションが実現するようになったのでは?
すごく大きいですね。UUUMって、僕にとってはYouTubeの学校みたいな存在なんです。会社に顔を出すと、必ず誰かいて面白いことをやってるし、「ちょっと一緒にやってみようか?」ってなる。
素敵な環境ですね。
社員兼クリエイターのよっちさんという人がいるんですけど、会社でドッキリをしかけたり(笑)。
それが許される環境、いい意味でゆるく、面白いものを尊ぶ空気がいいですね。
一番、面白かったのは、社員さんが仕事をしているオフィスに、よっちさんが入った段ボールを台車で運び込んで、いきなりオフィスのまんなかで叫ばせたこと。普通なら怒られそうなのに、みんな笑って謎の拍手まで起きたりして(笑)。
今後、進むべき道についてもうかがってまいります。
まず、大学には行こうと思ってます。動画製作は続けていくつもりですが、仕事としてモノづくりやデザインに携わっていきたいんです。いま、話しながら思い出したんですけど、子どもの頃の夢で「宇宙に行く」というのと、もうひとつ「発明家になる」というのがありました!
それは、YouTuberとしての活動は続けつつ…?
はい! 発明がしたいんですよね。いつも、カメラが回ってないところでも何か作ってますし。
カメラが回っているかどうかだけの差であって、常に何かを作り続けたい?
子どもの頃、「宇宙に行きたい」と思ってたのって、「無重力の中で何かしたい」ってことだったんですよね。
重力から解き放たれたいということですか?
そうです。浮きたいんですよ。いま、動画であれこれやってることも含めて、自分で飛んだり浮いたりする装置を作りたいってことなんですよね、きっと。
子どもの頃の夢から、現在進行形の行動がつながってきました!(笑)
最終的に、自分で重力を操れるための機械を発明したい。ボンヤリと自分の中で設計図はあるんだけど、材料がまだわかんない!(笑)。地球の引力に対して、こっち側からも重力を発することで、浮きたいんです。そのためのボードというか、UFOみたいなものを作れたら…。
まずはそのために大学で学ぼうと? というか、現役受験生ですよね…?
ヤバいんですよ、ホントに(苦笑)。「お前、ヤバいぞ」って言われてます。物理とかは得意なんですけど、英語は全然だったりして…。
得意分野が偏りすぎてる…?
小さい頃から、人とは違うことをしようって意識がすごく強かったんですよね。みんなが勉強をやるなら、自分はそれ以外のところを懸命にやろう、他人がやらないことを頑張ろうって。それはいいんですけど、受験は勉強もできないとマズいんで…(苦笑)。

実験は命がけ? 「死ぬかも」と感じた大爆発!

たしかに、「デカいゼリーで身体を守ることができるか?」って頭で考えても、なかなか普通は行動にまで移さないですよね(笑)。YouTubeという、全世界にそれを発信する媒体があってこそ成り立つ行動ですし。
やろうと思わないでしょ?(笑) 2日もかけて巨大ゼリーを作ってそれを世界に見せるって…。勉強はともかく、無駄な知識はいっぱい持ってます!(笑) 失敗を重ねてるんでね。ゼリーを早く固めようとしてドライアイスを入れたら、なぜか空洞化したり…。失敗して、丸1日つぶれて、また40キロの氷と大量のゼラチンを買って…(苦笑)。
材料を目の前にしたら、躊躇してしまいそうですが…。
「もったいないって思ったら終わりだ」って気持ちですね。親からも、もったいないと思うなら、それをきちんと消費できる方法を考えろって。実際、ゼラチンは植物を育てるための培地にして、そこで野菜を育てたりして使ってます。
いままでの実験で、一番印象深いのは?
印象深いというか、「死ぬかも!?」と感じたのが、お尻の下で爆弾が爆発したときですかね? マジでこれはヤバいなって(笑)。一応、緊急脱出装置はあったんですが、あれは背中を曲げてると背骨が折れるって聞いてたので、ひたすらまっすぐに! ってことだけ意識して吹っ飛ばされてました(笑)。
すさまじいジャンプ(?)でした…(笑)。
だいたいこのあたりかな? という着地点に目印で上着を置いてたんですけど、そこをはるかに飛び越えて…「これ死ぬのか!?」って一瞬思いましたね。でも、受け身が奇跡的にすごくキレイに決まって(笑)。
いまやりたいこと、企んでいることは何かありますか?
とりあえず、好き勝手なことができる広い土地が欲しいんですよね。で、やりたいとずっと思ってて、なかなか難しいのが、ガスボンベを焚火に入れて爆発させるってことなんですけど…(笑)。これ、日本で無理なら長期休暇で海外とか行ってやりたいなぁ。
海外でもなかなか難しいかもしれませんが(笑)。受験と動画製作で忙しいかと思いますが、息抜きや癒やしになっていることはありますか?
飼っているワンちゃんと一緒に寝ることです! 甘えん坊で、動画を編集してると「かまって! かまって!」って膝の上に乗ってくるんですよ。あとは、早く免許を取って、自分で車を運転できるようになりたいんですよね。
最後に、YouTuberとしての夢や目標を教えてください。
やっぱり宇宙には行きたくて、YouTuberとして宇宙に行きたいんですよね。
宇宙飛行士や科学者という立場ではなく?
「宇宙飛行士だから宇宙に行く」という概念をひっくり返して、誰もやったことがないようなこと、YouTuberならではの実験をたくさんやりたいです。頭のいい宇宙飛行士の人が絶対にやらないような、くだらない実験をやりたいですね!(笑)
すしらーめん《りく》
1999年5月30日生まれ。東京都出身。AB型。現役高校生YouTuber。実験や挑戦、壮絶にくだらない装置作りなど、奇想天外な発想で若年層から人気を集めている。複数カメラを駆使した撮影や高度の編集スキルで唯一無二な動画作り。家族や友人、愛犬が出演した動画も好評されている。自分が楽しむことを第一に、オールジャンルの動画で元気をお届けする。

サイン入りポラプレゼント

今回インタビューをさせていただいた、すしらーめん《りく》さんのサイン入りポラを抽選で3名様にプレゼント。ご希望の方は、下記の項目をご確認いただいたうえ、奮ってご応募ください。

応募方法
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受付期間
2017年5月31日(水)12:00〜6月6日(火)12:00
当選者確定フロー
  • 当選者発表日/6月7日(水)
  • 当選者発表方法/応募受付終了後、厳正なる抽選を行い、発送先のご連絡 (個人情報の安全な受け渡し) のため、運営スタッフから個別にご連絡をさせていただく形で発表とさせていただきます。
  • 当選者発表後の流れ/当選者様にはライブドアニュース運営スタッフから6月7日(水)中に、ダイレクトメッセージでご連絡させていただき6月10日(土)までに当選者様からのお返事が確認できない場合は、当選の権利を無効とさせていただきます。
キャンペーン規約
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