サウナマン第三話「相席」 〜ダメ男はサウナで漫画家に出会う。

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三浪しても、
留年しても、
彼女がいなくても、
酒ばっか飲んでても、
仕事が見つからなくても、
大丈夫。とりあえず、サウナ行こう。

 
…これは、実在するひとりの“アラサーダメ男”が、サウナの助けを借りながら人生の一歩を踏み出すまでの物語。進むようで進まない、成長するようで成長しない、読んでるほうはじれったい。でもサウナだけは、いつだって彼の味方。

そんな“サウナのある人生模様”を、『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』の映画化決定でも話題の漫画家、宮川サトシさんによる連載でお送りします。
 

 
 
☆漫画のモデルになった“ダメ男”こと、サウナマンよりメッセージ☆
 
やあみんな、サウナマンだよ。サウナで聞こえる「音」って、けっこう重要だと思うんだ。無音のサウナもあるし、クラシックや昭和歌謡、ジャズなど、いろいろなBGMが流れているところもある。スタッフの人が実際に演奏して録音したピアノの音を流している施設もある。でもすごいのは、だいたい流れているBGMがその時の気分に合ってることだよなぁ。この前、テレサテンの「時の流れに身をまかせ」が流れてきたときには「いい曲だなあ」って聴き入っちゃった。

ただ、俺個人の意見としては、テレビの音はあんまり好きじゃないかな。雑念が入ってしまうというか。ま、テレビがあるのが好きって人もいるから、そのへんも人それぞれだよね。

 
作者紹介
漫画家 宮川サトシ

 
『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』が2019年2月に映画化が決定。著作に『情熱大陸への執拗な情熱』『そのオムツ、俺が換えます』、原作に『宇宙戦艦ティラミス』『僕‼︎男塾』ほか多数。
Twitter @bitchhime
ロゴデザイン/桜庭侑紀 監修/松田宇貴

 
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