「こんなの初めて…」「いま私はロシアの森にいます」迷言続出、サウナで天国に飛んだ男たち

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あなたは本当の「恍惚」を知っているだろうか。

我々は、それを目撃した。

 

サウナイキタイ」と「ライブドアニュース」が共同して、9月末に開催したウィスキング体験イベント。
 
ロシアから来日したサウナのプロ・アンドレイの手によって、男たちは未知の快感へと導かれたのだ…。参加者からは施術後、「ヴィヒタの滝が見えた」「いま私はロシアの森にいます」など、恍惚コメントが続出。
 
超絶サウナラバーである「Sauna Camp.」の大西洋さんを書き手に、フルカラーのおっさんグラビア満載でその様子をご報告します。
 
我々は、知ってほしい。サウナ文化がこんなにも大きな可能性を秘めたものであるということを!

 
男たちよ集まれ、ネクストレベルの恍惚はここにある

9月下旬…準備は整った。
☆おさらい☆
アンドレイってだあれ?
ロシアのウラジオストクから来日したウィスキングマスター。ウィスキング修行歴5年。「1日に10人もウィスキングするなんて、ハードな1日にしてくれるよな」と言いながらも余裕のこの笑顔。
☆おさらい☆
ウィスキングってなあに?
ウィスキングとは白樺などの枝葉を束ねたもの(ヴィヒタ)で身体を叩いてもらうサービス。血行促進や肌の引き締めなどに効果があるといわれている。
サウナに導かれたのは、「楽しみすぎて前日から草加健康センターに泊まってました」と語るタマキさん。
正しいヴィヒタの使い方に興味があるというタマキさん。ウィスキングは初体験だそう。
突然のウィスキング開始にマジでびっくりする皆様。お邪魔するぜ!
草加健康センター、いつものサウナに突如現れたロシア男児。その見慣れぬサービスに、おじさま達は驚きつつも「何をやってんの?」「ロシアの!へぇ〜俺も受けてみてぇな」と興味津々。

盛り上がるおじさまを横目に、ジュワッ…とサウナストーンに水をかけて蒸気を発生させ、受け手の体感温度をあげていくアンドレイ。

ヴィヒタを蒸気で温め、リズミカルに叩き、擦りつけ、ギュッと押し当て、ときおり熱い蒸気を浴びせ…
 
ふと、ベッドから「あぁっ…」という声が漏れ聞こえた。熱かったのだろうか。いや、聞き間違いでなければ今のは悦びの声…。
 
10分弱の施術を終え、水風呂に浸かるタマキさん。生きとし生けるもの全てに感謝している顔だ。
恍惚File.1
「サウナ=耐える」の感覚が全くなかった
アンドレイがロシアから持参したハチミツティーを信じられないくらいうまそうに飲むタマキさん。ロシアではウィスキングの後に、ハチミツ入りのお茶を飲むのが一般的だそう。
―初めてのウィスキング、どうでしたか?
 
「さ、最高でした…。肌が少しジンジンして気持ち良いです。水風呂に入って細胞がギューって縮む感じもたまんないです。痛いかと思ってたけど、アンドレイのウィスキング、すっごく優しくて…。途中気持ち良すぎて“あぁっ”て声でちゃいました」
 
―やっぱりあれ、喜んでたんですね(笑)
 
「普段のサウナって耐える感覚が少なからずあるじゃないですか?ウィスキングはずっと爽やかな気分のままでした。サウナから水風呂まで、こんなに一貫して気持ち良く感じたのは初めてです」
 
―めちゃくちゃととのってるじゃないですか!
 
「あとこのハチミツ入りのお茶ヤバいですね。サウナの後って冷たいものを飲みがちですけど、個人的にお湯を飲むのが好きで。サウナで身体を温めて、水風呂で肌の表面をキュッと締めた後に、お湯を飲むんです。表面は冷たいのに身体は芯から温まっている、なんていうか“身体をバグらせる”行為にひとりでハマってたんです。この楽しみ方が本場ロシアにもあると知って興奮してます!お湯よりハチミツティーの方が断然良いですね!」
 
1人目からかなり強烈な感想。どんどん紹介します。
 
恍惚File.2
サウナの快感を覚えた時と、同じレベルの感動
落ち着いた雰囲気から、かなりのサウナ歴を感じさせるヤマちゃんさん。
「いやー気持ち良かったですね。今までのサウナで感じてきた気持ち良さのどれにも当てはまらないって感じです。ちょっと別モノですね。私はアカスリやマッサージも大好きなんですが、サウナの中でそれを同時にやってもらっているような贅沢さを感じましたね」
 
―なるほど、確かにそう考えると贅沢ですね。
 
「大げさではなく、初めてサウナを覚えた時と同じくらいの感動がありました。クラッと軽いめまいを覚えるようなブラックアウト系じゃなく、穏やかなととのいというか…。フィジカル以上にメンタル、精神的な充実感がすごいですね。これはハマるなぁ」

初めてのサウナと同じ感動って最高の褒め言葉じゃないですか?

続いては、今回で一番独特な感想を言ってくれたこの方。
 
恍惚File.3
ロシア文学『アナスタシア』を彷彿とさせる自然との一体感
トラベリングダンシングマスターさん。ロシア文学を愛する青年。
―おつかれさまです!どうでしたか?
 
「さ、最高でした…。あの…ちょっと語弊があるかもしれませんが、これサウナではないですね。僕の知ってるサウナじゃない。なんていうか異次元の気持ち良さで、あの、うれひくて…」
 
―(だいぶキマってんなこの人)
 
「ヴィヒタの香りと感触が本当に気持ち良くて…うっとりしてしまいました。「アナスタシア」っていうロシアの小説、ご存知ですか?森で生まれて森で育った少女と冴えないサラリーマンが出会う物語なんです。作中に少女が森のベッドに気持ち良さそうに揺られるシーンが出てくるんですけど、ウィスキングを受けてて“あっ、これが森のベッドか”ってなって…」
 
―な、なるほど(真顔)
 
「ヴィヒタを通じて自然と触れ合っている感覚がたまらなかったです。まるで森の中にいるようでした。サウナにこんな身体経験があったなんて!あぁ本当に気持ちよかった…今すぐロシアの森に行きたいです…」
 
―あ、ありがとうございました!!
休憩中のアンドレイはすっかりお疲れの様子。ウィスキングによる体力の消耗は激しい。ついでにスタッフもぐったり。
まだまだ恍惚は続きます。ととのったおっさんの最高の表情と共に、ダイジェストでコメントを紹介します。
 
恍惚File.4
同時に押し寄せる驚きと快感
京都の水風呂が大好きというマスオさん。
「ギューって熱いヴィヒタを押し付けられるの最高ですね。純粋に“ヴィヒタが熱い状態でやるものなんだ!”っていう驚きもありました」
 
恍惚File.5
サウナの中に自分だけの空間が生まれた…
熱波師検定を受けた経験があるヤギちゃんさん。
「施設のサウナの中にいるのに、自分だけのプライベート空間のような贅沢さを感じました。寝そべることで全身ムラなく温まるのも最高ですね」
 
恍惚File.6
「この体験に5000円払ってもいい」
「5000円くらいならすぐ払う」と語るサイトウさん。
「ミミズ腫れとかできるのかな…なんて心配してましたが、まったくの見当違いでしたね。最高に気持ち良かったです!ヴィヒタの滝に打たれているようでした。時間が一瞬で過ぎました」
 
恍惚File.7
ハードかと思いきやソフトタッチのギャップ萌え
「これ女性めっちゃ喜ぶんじゃない?」と話すジローさん。
「やられた…こんなに気持ち良いとは…。ハードSMかと思ったら絶妙なソフトタッチじゃないですか。これ女性も絶対好きですね。香りも良いし、超人気出ると思いますよ…」
 
恍惚File.8
マンツーマン・アウフグースなんてずるい!
バチバチにととのっているコザシさん。
「ウィスキングって、マンツーマンでアウフグース(ロウリュで発生した熱い蒸気をタオルであおいで体感温度を上げるサービス)を受けてるも同然ですね…贅沢だ…」
 
恍惚File.9
マッサージ要素が強くって、いいねえ
サーフィンとサウナを愛するJun Saunaさん。
「熱いの好きだから最上段でやってもらったけど、良いねえ。何年か前にリトアニアの女性にウィスキングしてもらったけど、ロシア式はマッサージ要素が強くて違った魅力あるね」
 
恍惚File.10
求む、日本でのウィスキング定着!
海外のサウナ入浴経験もあるジンさん。
「日本のサウナの中でこういう付きっ切りのサービス受けられるって素晴らしいなぁ。ウィスキング、日本でも定着してくれたらきっと頼んじゃうね」
 
2日間で計22人の施術が完了!アンドレイ、すごいよ君は。
 
ハードワークを終え、ハチミツ入りのお茶でくつろぐアンドレイ。ロシアでは1日に多くても6人くらいの施術だというので、本当に大変だったはずだけど、「みんな喜んでくれてうれしいよ」と殊勝なコメント。ウィスキングのすごさ、めちゃめちゃ伝わったよ。

日本でもウィスキングサービスがあったら、お金を払ってでも受けたい!という声もたくさんありました。設備面や人員や技術などハードルもありますが、体験したサウナーの満足度を見ていると、人気が出るのは必然。近い将来、本場のウィスキングを名物にする施設がきっと誕生するでしょう!

すっかり、おじさんのグラビアばかりのレポートになってしまいました。気に入った写真があればデスクトップに設定してください。

最後に、ご参加いただいた皆さん、またイベント会場として使わせていただいた「湘南ひらつか太古の湯 グリーンサウナ」と「草加健康センター」の皆さん、本当にありがとうございました!
※ここにご紹介したのはサウナを愛する人たちの感想であり、ウィスキングの効果を保証するものではありません。けれど、アンドレイによる施術が素晴らしい体験だったことは間違いないよ!
施設紹介1
草加健康センター
 
激アツの麦飯石サウナとキンキンに冷えたバイブラ水風呂で、サウナ愛好家たちから絶大な人気を誇る。ブロワーを使って熱波を送る「爆風ロウリュ」が名物。自社薬草工場で8種類の漢方をブレンドした「効仙薬湯薬湯」には身体を温めるカプサイシン成分が入っているため、「チンピリの湯」として一部のマニアに溺愛されている。そのほかお背中流しサービスや、4万冊の漫画、スーパー銭湯アイドル「純烈」のライブ開催など、常に話題に事欠かない温浴施設。

埼玉県草加市北谷2-23-23
048-941-2619
年中無休・24時間営業
 
施設紹介2
湘南ひらつか太古の湯 グリーンサウナ
 
関東で唯一、アウフグース後に熱波師がヴィヒタで身体を叩いてくれるサービスを行っているサウナ。この「ヴィヒタロウリュ」を目当てに遠方から訪れるファンも多い。現在は土日限定で、露天スペースにてテント型のロシア式サウナを体験できる。テントには白樺のほか、メープルやユーカリ、オークなど数種類のヴィヒタが用意されており、セルフウィスキングを楽しむことも可能。地下1300mから湧き出す弱アルカリ性の天然温泉も名物で、美人の湯として女性にも人気を博している。

神奈川県平塚市錦町1-18
0463-22-1772
年中無休・24時間営業
(春・秋1回ずつ、館内メンテナンスのため臨時休業あり)
 
次回予告
 
次回は平塚「太古の湯 グリーンサウナ」にて、世界のサウナを視察している社長の加川淳さんとアンドレイが対談。日本のサウナ、ロシアのバーニャ、それぞれの未来を語ります。座談会には「サウナイキタイ」メンバーも参加します!
おまけ ロシア語単語集
 
バーニャ:
ロシアではサウナを“バーニャ”と呼ぶ。サウナとバーニャは明確に異なる定義があるが、本稿では「サウナ」と表記している。

パレーニエ:
白樺などの葉で身体をたたくこと。ウィスキングと同じ意味。

パリーシュク:
パレーニエを行う人。プロフェッショナルが存在する。

ヴェーニク:
白樺などの葉を束ねたもの。日本では“ヴィヒタ”という名称で浸透し始めている。
写真/阿部ケンヤ
文/大西洋(Sauna Camp.)
デザイン/桜庭侑紀、上條慶(イベントロゴ)
企画/サウナイキタイ、武藤寛奈