サウナマン第二話「解放」 〜水風呂の「快感テトリス」。

写真拡大 (全23枚)

三浪しても、
留年しても、
彼女がいなくても、
酒ばっか飲んでても、
仕事が見つからなくても、
大丈夫。とりあえず、サウナ行こう。

 
…これは、実在するひとりの“アラサーダメ男”が、サウナの助けを借りながら人生の一歩を踏み出すまでの物語。進むようで進まない、成長するようで成長しない、読んでるほうはじれったい。でもサウナだけは、いつだって彼の味方。

そんな“サウナのある人生模様”を、『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』の映画化決定でも話題の漫画家、宮川サトシさんによる連載でお送りします。
 

 
 
☆漫画のモデルになった“ダメ男”こと、サウナマンよりメッセージ☆
 
やあみんな、サウナマンだよ。サウナから出たあとは、一刻も早く水風呂に入りたい気持ちをこらえて、汗をサッと流す。マナーを守ってこその快感なんだよね。

ところでマナー違反といえば、サウナの中でヒゲ剃ったり、ムダ毛処理したりする人、いるんだよなあ。気持ちはすごく分かります。あったまって、皮膚がやわらかくなる。剃りやすくなる。でもさ、カミソリがベンチの下にたくさん捨ててあったりするのを見るとすごく悲しいんだよ。それに、裸足で踏んじゃったら危ないよ。女の人でも、サウナで腕とか足とか、毛を剃る人っているのかな〜。どうなんだろう。

ま、友達と飲む前にひとりで餃子を食いに行っちゃう俺が、マナーが悪いとか、人にどうこう言える立場じゃないんだけどね…。
 
作者紹介
漫画家 宮川サトシ

 
『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』が2019年2月に映画化が決定。著作に『情熱大陸への執拗な情熱』『そのオムツ、俺が換えます』、原作に『宇宙戦艦ティラミス』『僕‼︎男塾』ほか多数。
Twitter @bitchhime
ロゴデザイン/桜庭侑紀 監修/松田宇貴
「サウナイキタイ×ライブドアニュース」コラボ企画も合わせてどうぞ!