サッカー日本代表MF香川真司の所属するマンチェスター・Uのオランダ代表FWロビン・ファン・ペルシーが、20日に控えたオーストラリア・Aリーグ選抜との親善試合を前に、フェイエノールト所属時代の同僚だったウェスタン・シドニー・ワンダラーズの元日本代表MF小野伸二との再会を果たしたようだ。オーストラリア紙『ヘラルドサン』が報じている。

 小野はAリーグ選抜のメンバー外となったため、ピッチ上で相対することはないが、V・ペルシーは、「僕らは良い思い出を共有しているんだ。10年ぐらい前にUEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)を一緒に勝ち取った(2001−02シーズン)。僕はとても若くて、彼は良くしてくれた。フェイエノールトのトップチームに上がった時は若くて、彼は僕の面倒をすごく見てくれたんだ」と、小野との思い出を振り返った。

 また、「彼は、シンジ(香川)のようにとても素早く、テクニックと視野の広さを持っている。とてもいい人間で頼りになったよ。特に若い選手にとってね。僕は18から20歳ぐらいで、よく一緒にご飯を食べに行って、いい時間を過ごしたんだ。素晴らしい男だね」と、小野のパーソナリティについても絶賛してる。

 V・ペルシーは、フェイエノールトの下部組織出身で、2001−2002シーズンの途中にトップチームへ昇格。2004年夏にアーセナルへ移籍するまで、約2シーズン半にわたりプレーした。また小野は、2001−02シーズンにフェイエノールトに加入し、2006年1月に古巣の浦和レッズへ復帰するまで在籍した。