[画像] 「小室圭さん」初の「独占インタビュー」に宮内庁内からあがっている声とは

国際貿易・国家安全保障グループに

 小室圭さんが秋篠宮家の長女・眞子さんと結婚してから3年が経過した。ちょうどそのタイミングで圭さんが海外メディアのインタビューに答えた。話題はもっぱらビジネスに関連したことだが、日本メディアが実現できなかった「独占インタビュー」は一種のスクープだともいえるだろう。日本の文化についても触れた中身についてはすでに報じられているが、宮内庁内ではどのように評価されているのだろうか。

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 記事は10月17日、英国のニュースサイト『THE LONDON ECONOMIC』に配信された。『THE LONDON ECONOMIC』は2013年に立ち上げられた新興メディアだ。

結婚から3年が経過した小室さん夫妻

 記事は冒頭で圭さんについて、《ニューヨークのローウェンスタイン・サンドラー法律事務所で国際貿易・国家安全保障グループのアソシエイト職にある小室圭氏は、日米の貿易関係において文化的な違いがある中で相互理解を促進し、より効果的なビジネス関係を築くため急速に役割を果たしつつある》と評価している。

日本文化では

 自民党総裁選に出馬した高市早苗氏や小林鷹之氏が大臣として担当した経済安全保障分野の専門家として登場した圭さん。記事の中で圭さんは、日米の文化の違いを語っている。

《小室氏は、日米間の貿易をより円滑に進めるためには関係構築が重要だと考えています。「日本の視点から見ると、関係構築それ自体が特別なことで、信頼のもとであり、成功するビジネスパートナーシップを可能にするものとなるのです」と彼は語っています》

 一方で、アメリカ人は、日本側が関係はまだ構築されていないと考える段階でも、既に存在していると考える傾向がある、というのが圭さんの分析。そして、アメリカ人が日本文化(古代でも現代でも)に理解を示すほど、彼らは日本人に評価され、価値を認められやすくなるように感じる、とも述べている。

 これは外国人の目を気にしがちな国民性を指摘しているということだろうか。記事は次のように続く。

グローバルビジネスで成功するためには

《「こうしたことは、日本文化の和という概念と一致しており、これは社会における調和や円滑な関係を維持することの重要性を強く示しています。日本文化では、関係構築には忍耐や自制、他者の懸念に配慮する姿勢が求められることが多い」と小室氏は述べています》

 記事によると、圭さんは「次世代にグローバルビジネスの利点を伝えるために、日米間の文化交流を増やす取り組みを行っている」という。

《(小室氏は)「グローバルビジネスで成功するためには、まずグローバルな文化の微妙な違いや歴史、芸術を理解し、価値を認めることが必要です。これは教育の一環であり、他文化を理解する個人の育成に寄与します」と述べています》

 そして、圭さんについてこのように評価している。

《小室氏はグローバル貿易法の分野で尊敬される存在であり、学術的な寄稿も増え続けています》

 このあと、「学術的な寄稿」について具体的に言及する記述が続く。

敢えてかぶらないようにしたのでは

「圭さんの事実上の弁護士デビューととらえて良いでしょう。記事を読んだ人は圭さんが専門分野で評価され、期待されているんだなと感じるはずです」

 と、担当記者。

 圭さんが記者会見したのは眞子さんとの婚約・結婚時の2度。メディアに対応したのは母・佳代さんと元婚約者との関係を説明した「小室文書」に限られ、その意味で今回の「独占インタビュー」は異例で極めて稀な“出来事”と言えるかもしれない。

 圭さんの誕生日は10月5日、眞子さんは同月23日、2人の結婚会見は同月26日だった。

「記事の掲載は10月17日で、2人の記念日に重なってはいないものの結婚から3年というタイミングを意識したのではないかと見られています。配信日はメディア側の都合でしょうが、いずれかの記念日と同じだと各方面から勘繰られる可能性もあるため、敢えてかぶらないようにしたのではないかと思います」(同)

事務所の許可がなければ

 宮内庁内を担当する宮内記者会は小室さん夫妻に対してインタビューを求め続けてきたとされている。

「宮内記者会によるインタビューは実現していませんが、圭さんは『THE LONDON ECONOMIC』のみならず10月21日にはイギリスの経済紙『フィナンシャルタイムズ』関連の『FDi intelligence』に掲載された記事にコメントしました。結婚から3年が経過してメディア露出を解禁した可能性もありますね」(同)

「欧米企業では所属社員らのメディア対応についてある程度のトレーニングが必要とされています。弁護士事務所も同様で、今回の圭さんの登場も事務所の許可がなければ実現しなかったことでしょう」(同)

 事務所のお墨付きを経て、メディアデビューを果たした格好の圭さんについて、宮内庁ではどういった評価が下されているのだろうか。

あくまでもアドバルーン

「“ついにデビューしたか”という反応がありました。圭さんが具体的に何をやっているのかよくわからないまま時が経過してきた中で自ら口を開いて発信したことについておおむね好意的な反応でした。“日本文化では、関係構築には忍耐や自制、他者の懸念を優先する姿勢が求められることが多い”との記述について、皇族との結婚に際して悩ましい状況にあった圭さん自身を反映しているとの指摘もあったようですが、宮内庁内ではそれほど深刻に捉える空気はなかったですね」(同)

「“圭さんをちょっと持ち上げすぎかな”“アソシエイトが登場することに違和感を持った。普通はディレクターレベルではないか”“弁護士事務所側の推しが強く評価も高そうで、年収はさらにアップしているのではないか“とか、”今回の記事はあくまでもアドバルーンで、どういった反応があるか見極めているところだろう”などといった見方もありました。メディアの取材を受ける余裕も生まれてきたことで、今後はさらにメジャーなメディアへの露出、そして日本のメディア対応も想定されています」(同)

 結婚から3年、弁護士としての圭さんは新たなステージに上がったということのようだ。

デイリー新潮編集部