2019年4月27日、横浜スタジアム(神奈川県横浜市)で「AKB48グループ 春のLIVEフェスin横浜スタジアム」が開催された。

AKB48ほかNMB・SKE・NGT・HKT・STUの各48グループから選抜メンバーが出演し、スタジアムのA〜Eの5つのステージで約6時間にわたってパフォーマンスを披露し、翌日に卒業コンサートを控えた指原莉乃さんも出演。卒業を前に完全燃焼ムードをさらに高めた。

NGTパートでは「まほほーん!」の声も

春フェスは指原さんが在籍するHKT48を含め、AKB48と全国の姉妹グループが一同に出演する、初のフェス形式のライブだ。

この日、メインステージではNGT48→HKT48の順にセットリストが組まれていた。NGT48にとっては山口真帆さん・菅原りこさん・長谷川玲奈さんの3人の卒業発表後初の公演となり、3人を除いた17人が出演。曲の合間に「まほほーん(山口さんの愛称)」という叫び声が何度か上がり、ファンの間でもわだかまりが消えていない様子をうかがわせた。

NGT48をめぐるよそよそしさを吹き飛ばし、横浜スタジアムの空気を変えたのは、HKT48と指原莉乃さん。

指原さんはHKT48の選抜メンバーと共に出演。

「全員まとめてHKTについてこい! 行くぜ!」

とステージに飛び出し、肌寒い空気の中をものともせずただ1人ノースリーブの衣装を着こなし、「しぇからしか!」などアッパーな8曲を歌い切り、他のグループのファンをも巻き込んでスタジアムを大いに興奮させた。最後には

「HKTのことを好きになってくれるかな?」

と笑顔でステージを後にし、「前夜祭」を大いに盛り上げた。

前日26日に最後の生出演となったテレビ朝日の「ミュージックステーション」から、28日の卒業コンサートまで3日連続のステージを務める指原さん。最後まで指原さんらしくアイドルを貫こうとしている。

(J―CASTニュース編集部 大宮 高史)