TVアニメ『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』特集/第13回:速水奨「バランの不器用な愛情は、ちょっと僕と似ている」
2020年10月から放送中のTVアニメ『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』(以下、ダイの大冒険)。
原作は国民的RPG『ドラゴンクエスト』(以下、ドラクエ)の世界観をベースに、1989年〜1996年に『週刊少年ジャンプ』(以下、『ジャンプ』。集英社)で連載された人気漫画。三条陸が原作、稲田浩司が作画を担当し、少年勇者・ダイとその仲間たちの冒険を描いたバトルファンタジーは、累計発行部数4,700万部を超える大ヒット。まさしくジャンプ黄金期を支えた不朽の名作だ。
ライブドアニュースでは、およそ20数年ぶりに蘇った新生『ダイの大冒険』を放送開始から総力を挙げて特集中。キャラクターに命を吹き込むキャスト陣、最新CG技術とのハイブリッドで作られた映像を生み出すスタッフたちにインタビューを行い、その魅力をシリーズでお届けしていく。
シリーズ第13回は、ダイ(CV:種﨑敦美)の実の父親でもあり、魔王軍最強と恐れられる竜騎将・バランを演じる速水奨。ダイ一行の前に立ちふさがって熾烈なバトルを展開し、親子ゲンカのようなダイとの対決は、さまざまな名シーン&名セリフを生み出した。
「僕もバランと同じで、かなり不器用な父親でした」
バランとダイのわかりあえない関係を、自身の体験と重ねて語る速水。この戦いをどう振り返るのか、 “父性”をキーワードにとことん話を聞いた。
演じ終わったときは「よくやったな、自分」
- 長きにわたったダイ一行との戦いですが、5月15日放送の第32話で、いったんの「痛み分け」となりました。ここまでを振り返ってみていかがですか?
- 今はすごく心地のよい疲れを感じています。
これまでいろいろな作品でバトルを経験しましたけど、長いあいだ、息子を相手に本気で戦い続けるというシチュエーションはなかったので。アフレコ中は肉体的にも精神的にもずっと緊張していて、終わった瞬間は「よくやったな、自分」という充実感がありましたね。 - 『ダイの大冒険』のバトルは、どんどんと状況が変化しながら何度も戦うのが醍醐味ですよね。
- そうですね。まあ、すごく疲れるんですけど(笑)。
種﨑(敦美)さんが演じるダイは、僕の中ではもっと幼くて柔らかい印象だったんですけど、いつの間にかすごくたくましくなっていて。
最初のハドラーとの戦いからこれまで、クロコダイン(CV:前野智昭)やヒュンケル(CV:梶裕貴)、フレイザード(CV:奈良徹)たちとの戦いを通じて、きっとダイは大きく成長していったんでしょうね。
さらにバランとも戦う中で、近い将来、自分をも超える存在になるんだろうなと、父親としての喜びを感じていました(笑)。 - バランと同じく、父親目線でダイを見守っていたんですね。
- まさしくそうですね。バランという男はそういう優しい表情を一切見せないですし、言葉で伝えることもないんですけど、胸中では僕と同じようにダイの成長を喜んでいたんじゃないかと思っています。
- バランは初登場時と今回の最新話では、かなり印象が変わったキャラクターだと感じていました。
- でも、初めてダイと会ったときから、バランには父親らしい気持ちがどこかにあったと思うんです。「できれば傷つけたくはなかったが」とか、セリフでも言っていますし。
もちろん、ダイを魔王軍に引き入れるためという名目もありますが、それ以上に、息子として特別扱いしている気持ちもあったんじゃないかと思っていて。
竜魔人になった際も、「ケガ人だろうが未熟者だろうが 手かげんなどしてやれんのだ」と、自分の危険度をダイたちにわざわざ知らせていますよね。そういうことって、本気で敵を倒そうと思ったら別に言わなくてもいいことじゃないですか。そこをあえて言うところがバランらしいなと思います。
バランの心境が変化したのはポップの存在がいちばん大きい
- しかし竜魔人になったバランは、ダイのことを「しょせんはガキ」と罵るなど、言葉遣いがかなり過激になります。どんどんと凶暴さを増していくバランのことを、演じていてどう感じましたか?
- バランって、発している言葉ほど残虐ではないんですよね。フレイザードのように人質を取ったりもしないですし、戦いはいつだって正々堂々としている。
だから竜魔人(竜の騎士の最強形態)になったときも、「自らの意志でセーブすることができん」とは言っていますけど、それでもバランの心はちゃんとあるはずで。だって、「この親子の勝負には もはや神すら立ち入れぬわぁ!!!」とか、完全に父親としての言葉じゃないですか(笑)。 - たしかに。最終的にダイとの勝負は痛み分けとなりましたが、このときにバランはすでにダイを完全に認め、自らの過ちにも気づいていたように思います。
- きっと戦いながら心境が変化していったんでしょうね。自分が高く買っていたクロコダインやヒュンケルがダイの仲間となり、「ダイのためなら死んでもいい」とさえ思っている。
そうした彼らの変化を目の当たりにしたことも大きいですが、いちばんのきっかけは、やっぱりポップ(CV:豊永利行)の存在だったんじゃないでしょうか。 - 第31話で、ポップがダイのためにメガンテ(自己犠牲呪文)を唱えたシーンですね。
- あれはバランにとって、ものすごい衝撃だったと思います。あのか弱かった人間という存在が、ここまでのことをするのかと。しかもそのあと、完全に死んだはずなのに呪文を唱え、バランと戦うダイの大きなサポートになる。これがトドメになりましたね。
「最もくだらぬと思って捨てた“人の心”に…これほど強くうちのめされようとは…な…!」という言葉に、バランの心情がすべて詰まっている気がします。 - 速水さんご自身も、ポップはお気に入りのキャラクターですか?
- いちばん好きなキャラクターです。
人間って誰しも、そもそもそんなに強くはないじゃないですか。だからポップにはすごく共感できますし、そんな存在がバランのような強敵を前に、逃げずに挑んでいくからこそグッときちゃいますよね。
だからバランも驚いたし、戦いの最後には竜の血を与えてポップを復活させたんだと思います。本来なら生き返らせてあげる義理はないんですけど、ダイにとってポップがどれだけ大切な存在かを理解したんじゃないかと。
ダイの父親としても、息子の親友であるポップを助けることは必然だったように思いますね。
ここまで叫び続けたのはOVA『デビルマン』以来かも
- バトルの連続で、ずっと声を張り続けるという点でアフレコは相当過酷だったと思いますが、いかがでしたか?
- 僕だけでなく、収録に臨んだみなさんも、ですからね。全員がテストから本気でやりますし、本番が終わったあとは、しばらく声が出ないことなんてしょっちゅうです。
バトルシーンでここまでずっと叫び続けたのって、30歳前後に演じた不動明役(87年、90年に発売したOVA『デビルマン』の主人公)くらいまでさかのぼるんじゃないかな(笑)。 - (笑)。掛け合いによって化学反応は生まれましたか?
- それはもう、たくさんありますね。そもそもダイ役の種﨑さんの声の圧がスゴいんですよ。とくにバトル中の「うぉー!!」っていうシャウトは本当に大迫力で、僕も負けじと合わせたことで、掛け合いとしてはかなりのハイテンションになったと思います。
バトル後、ダイの「わからずやーっ!!!」というセリフを聴いたときも、僕自身は「あ、これで本当の親子になれたな」という気がして、むしろ嬉しかったです。 - あそこはまさしく親子の会話でしたね。ダイも、自分がバランの息子であることをはっきりと認識して発しているセリフだと感じました。
- そうですよね。しかもダイを一人前の相手と認めたうえで、「今度会ったときには容赦せん…!! ディーノ…いや ダイよッ!! 覚悟しておけッ!!!」と投げかけるシーンは、一見すると非情で容赦のない言葉ですけど、息子に対しての思いが溢れているようで、本当にいいセリフだなと思います。
- クロコダイン役の前野智昭さんは過去のインタビューで、バランに向かって「ギガブレイクでこい…!!」と挑発するシーンについての意気込みを語っていました。現場で直にそのセリフを受け取ってみて、いかがでしたか?
- ああ、前野くんの芝居は本当にスゴかったですよ。僕らはオンエアの整音された音ではなくて、生の声を聴きながらアフレコをしているわけですが、前野くんのクロコダインはスタジオ全体が震えるような声の圧があって、迫力たっぷりなんですよ。
そんな彼の芝居に応じてバランもセリフを返さなくてはいけないので、僕もグッと気持ちが盛り上がりました。 - ポップはもちろんですが、クロコダインの存在もバランの心境を変化させた要因ですよね。
- クロコダインのような武人がダイのために命を懸けるとなれば、考えざるを得ないですよね。ダイだけでなく、クロコダインもヒュンケルもポップも、とにかく全員が力を出し尽くすことで、いいドラマになったのではないかなと思います。
「わかりあえない」は父と子の定めかもしれない
- 速水さんにも、声優として活動されていた速水秀之さんがご子息にいらっしゃいますが、バランの持つ「父性」とご自身の気持ちが、どこかリンクする部分はありますか?
- それはとても感じています。
うちの息子は養子で、中学校を卒業したタイミングから一緒に暮らすようになったんです。もともと血縁関係は甥っ子なので、小さい頃から見知った関係ではあるんですけど、いざ親子となったときはどう接したらいいのか、全然わからなかったんですよね。 - バランとダイは長いあいだ離ればなれで、父と子としてわかりあえない状況が続きますが、その関係性に近いものがあるのでしょうか?
- たしかに僕たちの関係は、小さい頃から一緒に暮らしている親子よりも、むしろバランとダイの関係性に近いかもしれません。ひさしぶりに再会した息子を前に、どう接していいのかよくわからないバランの気持ちにも共感しますから。
僕の場合は、息子の将来の可能性を閉ざさないよう、のびのびと育つ環境を作らなきゃ、という思いがあったんですけど、なかなか理想通りにいかなくて。今こうして振り返ると、僕もバランと同じで、かなり不器用な父親だったと思います。 - そうだったんですね。
- でも、たとえ実の親子だったとしても、息子に対する父親の接し方はたいして変わらないかもしれない、とも思うんです。
僕自身も子どもの頃は、父親の気持ちなんてまったくわからなかったですし。それこそ「わからずやーっ!!!」と言ってしまうのが、父と子の定めなのかもしれません(笑)。
とくにバランの生い立ちを考えると、そもそも彼には竜の騎士としてすごく大きな責任があった。ただ一方で、ダイに対する罪の意識もあるんじゃないかと思うんですよね。赤子だったダイを行き先もわからない舟に乗せて、いつ死んでもおかしくないような運命を背負わせてしまった。
だからこそ余計にダイにどう接したらいいのか、どう距離を詰めていいのかわからない。そういうところは僕も似たような感覚があるので、やっぱりそこは父と子ならではの感覚なんだと思いますね。
オーディションではハドラーのほうに手応えを感じた
- 速水さんは『ダイの大冒険』に対してどんな印象を持っていますか?
- 台本ベースで読んでいるので、先の展開までくわしく把握しているわけではないのですが、ものすごく王道な物語で、ダイの成長譚なんだろうと感じます。
僕が子ども時代に心を揺さぶられた少年漫画と感覚的には近くて、「ヒーローはこうじゃなくちゃ」とか「こういう正義感を胸に生きていくんだな」とか、少年にとっての道しるべになる世界観だと思ったのが最初の印象です。
だからこそ『ダイの大冒険』の話になると、みんな少年のようなキラキラとした目で語るんですよね(笑)。
原作の連載開始から30年以上経っても、こうしてみんなの心の中で生き続けている作品は数少ないですから、これはもう単なる創作物ではないんだなと改めて感じました。 - オーディションはバランだけを受けたんですか?
- いえ、じつはバランとハドラーの2役を受けたんですが、ここだけの話、個人的にはハドラーのほうが手応えがあったんですよ(笑)。
- えっ、そうだったんですか。
- ハドラーって、最初はわかりやすい悪役じゃないですか。それからどんどんと複雑にはなっていきますけど、僕の中でイメージが掴みやすかったんですよね。
一方でバランは敵ではあっても単なる悪ではないので、オーディションの時点ではまだ手探りだったような気がします。 - バランを演じるうえで意識されたことはありますか?
- 声だけでどれだけ「強さ」を表現できるか、は意識しましたね。
僕個人の普段の声はもっと柔らかい音色なんですけど、バランはかなり硬質で、一音一音に力がみなぎっているイメージなんです。もちろんボリューム自体も大きいんですが、それ以上に言葉の1つひとつを相手にしっかりとぶつけよう、という点はかなり腐心しました。 - 「魔王軍最強」という触れ込みだけに、戦う前から強者の雰囲気が漂っている必要がありますよね。
- ダイたちの前に現れるまではそこまでセリフ数は多くないので、その中でいかに存在感を示すかが重要だったんですよね。
バランはハドラーや他の軍団長のように、ザボエラ(CV:岩田光央)との仲良しごっこも一切しないし、魔王軍の中でも一線を画した「孤高の存在」であることをちゃんと表現できたらいいなと思っていました。 - 速水さんは台本に合わせてバランのキャラクターを掴んでいっているんですよね。
- 基本的にはそうです。ただ、今回は1話目の冒頭でソアラやダイとの別れのシーンを先に演じているので、バランにまつわる悲しい過去は知っていたんです。まあ、まさかダイとここまで壮絶な親子ゲンカをするとは思っていませんでしたが(笑)。
あとは現場で前野(智昭)くんがいろいろと教えてくれるんですよ。彼は本当に『ダイの大冒険』が大好きなので、「このあとバランはこうなりますよ…!」って。
生きざまを見せることしかできない不器用さはバランと同じ
- ここまでの収録で、いちばん印象に残っているシーンやセリフは?
- やっぱりダイと戦ったあとのシーンですね。「…いまさら生き方を変えられん…大人とはそういうものだ…」は名セリフだと思います。オンエア後にはきっとバズりますよ(笑)。
- バランの不器用さがよく出たセリフですよね。
- ものすごく不器用なんだけど、同時に、憧れる生き方でもありますよね。
ダイたちと戦う前まで、バランには圧倒的な強さや自分の美学を貫くカッコよさを感じていたんですけど、ダイたちと交わったことで一気に不器用さが露呈して、より一層深みを増したと思うんです。たとえるなら三船敏郎さんや高倉健さんが演じたような、哀愁漂う昭和の男になったというか(笑)。
直接的な愛情表現は苦手なんだけど、でもその実、息子のことは深く思っているんだろうなとは、演じていてもすごく伝わってきました。
- 「生き方を変えられない」は大人になると強く感じることですが、速水さんはラップ(『ヒプノシスマイク』)や漫才(「M-1グランプリ」挑戦)などずっと新しいことに挑戦されていますよね。それでもバランの変えられない生きざまに憧れることが?
- ありますよ。僕はいつも「退路を断つ」という感覚を意識していて、それによって少しでも前に進みたいと思っているんですが、ラップや漫才というのはその結果というだけで、根本的にはバランと同じだと思うんです。僕も生き方そのものは変えられないので、そこはすごく共感できますね。
- 速水さんもじつはかなり不器用なタイプなんですね。
- めちゃくちゃ不器用ですね。もっと器用で才能があったならば、ここまで声優という職業にこだわることはなかったかもしれません。「これからは株で生きてくわ」とか「YouTuberになるわ」とか、早々に転身していたかも(笑)。
でも、そんなこと僕には到底できないですからね。自分が今まで生きてきた中で守ってもらったこと、してもらったことを、これからの未来ある若い人たちに返していく。……この流れしか自分にはできないなって。
僕に何か伝えられることがあるならば、「不器用なりに一生懸命に頑張っているんだよ」って大人の覚悟を見せることだけなんですよ。 - 若い世代に自分の生きざまを見てほしいからこそ、いろいろなことにチャレンジしていると。
- 僕が新しいことに挑戦する理由の根本にはそれがあると思います。直接的には僕の教え子や、うちの事務所(Rush Style)の新人に伝わったらいいなと思いつつ、欲を言えばそれ以外の若い人たちにも見てもらいたい。
こんなに不器用な僕でも、新しいことに挑戦していけるのは励みになるかもしれませんし、なにより大人になってももがき続けていいんだなと(笑)。だって、それこそラップなんて今までの僕を考えたら最も縁遠いジャンルでしたからね。 - 速水さんのそういった姿勢はとてもカッコいいですし、伝わるものはたしかにあると感じます。
- これまで声優を41年間やってきましたが、微々たるものであってもまだまだ前へ進んでいる感覚があるんです。それは進化ではなく変化なのかもしれませんが、それでも嬉しいんですよね。
じつは僕も若い頃にはすごく受け身だった時期があったんですよ。 - そうだったんですか?
- ナレーションをメインにしていた頃、当時はそれだけやっていればうまく回っていて、他の仕事はほとんどしていなかったんです。
もちろんナレーションはすごく面白くて奥深い仕事なんですけど、いざひさしぶりに演じる仕事をしたとき、「演技ってこんなにも難しいものだったんだ」と愕然としたことがあって。演技に対する向き合い方もそこから大きく変わったような気がします。 - もう一度、本気で演技に取り組もうと。
- その結果はいまだに出てはいないんですけど、演技に対しては今でもちゃんと悔しがることができていて、それが嬉しいんです。
バランの演技だって、「これをもう1回やったら死ぬ」と本気で思うほど、肉体も精神もギリギリまで使い切っています。「ベテランだから余裕なんでしょ?」っていうわけじゃ全然ないんです。 - バランの演技を通じて、きっと視聴者のみなさんも「大人の覚悟」を感じることができると思います。
- ありがとうございます。バランはこの先も登場するみたいですから、もうひと暴れできるよう、体調を万全に整えて挑みたいと思います。引き続き、楽しみにご覧ください。
- 速水奨(はやみ・しょう)
- 8月2日生まれ。兵庫県出身。A型。1980年より声優活動を開始。主な出演作は『超時空要塞マクロス』(マクシミリアン・ジーナス役)、『BLEACH』(藍染惣右介役)、『Fate/Zero』(遠坂時臣役)、『暗殺教室』(浅野學峯役)、『ヒプノシスマイク』(神宮寺寂雷役)など。
作品情報
- TVアニメ『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』
- テレビ東京系列で毎週土曜日朝9:30から放送中
※放送日時は編成の都合などにより変更となる場合があります。 - 公式サイト
https://dq-dai.com/
Twitter(@DQ_DAI_anime)
https://twitter.com/DQ_DAI_anime
© 三条陸、稲田浩司/集英社・ダイの大冒険製作委員会・テレビ東京 © SQUARE ENIX CO., LTD.
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— ライブドアニュース (@livedoornews) May 15, 2021
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