勝負にかける圧倒的な熱意。さらなる将棋の真理を目指す。棋士・郷田真隆 47歳。

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タイトル保持者があっという間に打ち破られ、トップの椅子に就く者の顔ぶれが次々に入れ替わる――。荒武者たちが激しいつばぜり合いを繰り広げているのが、今の将棋界の姿である。

王将リーグに臨む郷田は47歳。20〜30代の棋士たちの活躍が目立つ中、7人の中では最年長となる40代でただ一人の挑戦。2番目に年齢の高い渡辺明とは一回り以上も離れている。

しかし、郷田と話していると、王将リーグに出場するどんな棋士よりも若々しさを覚える。淡々とした口調ながらも、所々に熱を込めて勝負に対する執念を感じるのだ。コンピューターを活用する若手の実力を認めつつ、30年以上「勝負の世界」で培ってきた、汗をかいて一生懸命考え続ける力への確信は揺らぐことはない。

今なおタイトルへの貪欲な姿勢は枯れることのない。それこそが厳しい戦国時代に突入した将棋界で、この年齢でも最前線に立ち続けていられる理由なのだろう。(編集部)

1971年(昭46)3月17日、東京都杉並区生まれの47歳。故大友昇九段門下。90年四段。谷川浩司王位を破り、史上初の四段でタイトルを獲得。踏み込み鋭い棋風は「剛直流」とも。獲得タイトルは王将2、王位1、棋王1、棋聖2の計6期。趣味はスポーツ観戦で特にプロレスと巨人のファン。順位戦B級1組、竜王戦1組在籍。血液型O。
―数多く戦国武将がいる中から徳川家康の甲冑(かっちゅう)を選ばれましたが、思い入れの強い武将なのでしょうか。
将棋界にとってはとても大事な御方ですからね。家康公がいなければ、今の将棋界があるかどうか分からないですからね。ご自身でもお指しになったというように聞いています。

将棋とのご縁ということですね。江戸時代というのは安定した世の中で、いろんな文化が栄えていて将棋もその中のひとつに加えて下さったというんですかね。それが僕ら将棋の世界にとってはとても大きなことだったわけですから。庶民だけだと弱い立場だった将棋に、地位を与えてくれて技術を伸ばす環境を作ってくれたということですね。昔からプロのような存在はいたわけですけれども、生活が安定していなければ将棋に打ち込めないですから。そういう環境を作ってくださって。御城将棋(将軍の前で指す)を指した人たちはもう大変な名誉だったでしょうね。

僕自身も後進につなげていこうという気持ちはあります。江戸時代から名人があり、将棋には伝統文化という一面もありますので。
―王将に在位されていたことがありますし、王将戦挑戦者決定リーグ戦にも何度も出られていますが、一番の思い出は何でしょうか。
思い出はキリがないんですけどね。僕の中では一昨年の七番勝負ですかね。久保(利明)さんに獲られたとき、力を出し切れないで負けてしまったのがどうしても心残りで。3連敗した後、そんなに諦めていたわけではなく、その後2連勝して。次を勝てばいける(防衛できる)かな、と思っていたんですが。第6局の将棋は作戦的に全然ダメだったので、しょうがなかったんですけど。だから「再び番勝負に出たい」と、強く思っているところです
2017年03月15日 第66期王将戦第6局第2日 郷田真隆王将が久保利明九段に敗れ苦渋の表情を見せる(写真提供:スポニチ)
―メンバーが出そろってみて今回の王将リーグはどんな印象でしょうか。
強敵ぞろいですよね。リーグに入る前に行われる2次予選の決勝って大きいんですよ。たまたまその3人に決まりましたけど、負けてしまった3人(羽生善治竜王、斎藤慎太郎七段、菅井竜也七段)も実力者ぞろいなので、誰が来ても大変です。始まると一気に6局やりますので、とにかく気持ちを引き締めてというところですね。
―将棋の世界は日々進化していますが、 “郷田将棋”でもっと新しいものを模索したいなという考えありますか。
プロになってからずっと変わっていない信念というのは持っていて。最近になってファンの方から「格調が高い」と言われたり、「居飛車本格派」、「居飛車の将棋なら郷田将棋」という感じで言っていただいたりしていますが、スタンス的にはあんまり変わらずにここまで来ています。

棋士の多くがソフトを活用しているので、個性を出すのが難しい時代ではありますね。僕自身も活用しているのでコンピューターの意見はもちろん参考として取り入れますけど、やっぱり自分が汗をかいて考えたことを重要視していきたいという思いはあります。
―40代後半を迎えていますが、ご自分の中で将棋は楽しくなってきていますか?
コンピューターが入ってくれたおかげで、いろんな視点から見られるというのはあります。やっぱり僕らが「ちょっとそれは…」というようなことを、あまり違和感なくコンピューターはやってくるので。全部肯定はできないですけど「ああ、なるほど」と思うこともよくあるし。

ただ僕自身は若いときからすごく長考してきて、どういうふうに来られても対応できるという将棋を目指してきたから、今さらコンピューターが何をしようとどんな発想を出そうと、僕にとっては別にそんなに驚きではなくて。「ああ、それは俺も(その手は)考えたことあるよ」みたいな。自分も通ってきた道のひとつなんですね。

ソフトを取り入れたのはここ1、2年だと思いますが、あくまで参考意見ですね。合っていることも多いんですけど、違うこともあるんですよ。実践で試してみて「ソフトはこういうふうにしたけど、いやいやそうじゃないな」とか。ソフトの種類によっても評価は違うらしいですね。自分が今まで培ってきた経験というか肌の感覚はあって、僕からしたらそっちの方が正しいと思っているので。何をもって正しいとするかは難しいんですけど、人間の持っているものというのはやっぱり素晴らしいものがあるので。僕自身はそういうものを最終的には大事にしたいとは思っています。ただコンピューターも無視はできないし、積極的に取り入れていきたいとは考えています。
―この年齢まで第一線で続けてこられている理由はどの辺りだと分析されていますか?
やっぱり同世代に強い人たちがたくさんいたというのは大きな要因ではありますが、僕自身はまだまだ力を出し切れてないというのが、ずっと自分の心の中に残っています

僕自身、世間的に自分に対する棋士としての評価が、あまり高くないと思っているんですね。結果を出さないことには認めてもらないので。例えば解説をしていても、僕が言ったことは、羽生さんや渡辺(明)さんが言ったことに比べたら、信用度がないわけですね。それを僕自身も感じるわけです。でも僕が言っていることが正しいことは結構多いんだけど(笑)。勝たないと分かってもらえないわけです。認めてもらうには、実績を積み上げるしかないんですよ。そういうフラストレーションはずっとあって。

一時期「分かる人に分かってもらえればいいや」なんて思っていたんですけど、そんな考えは甘くて。結果を残していかないと誰にも認めてもらえないわけです。だから王将戦についても、防衛できなかったので、そこまで認めてもらってはいないと思っていますね。やっぱり4期5期と(王将位を)持っていれば、もうちょっと見方も変わってくるんでしょうけどね。だから今は自分の力で、そういうのをねじ伏せていかなきゃいけないと思っているんです。
―年齢による思考力の低下だったり、肉体的な衰えは年齢を重ねれば感じられると思います。40代後半になられて、日頃から気を付けていることはありますか。
多少はありますが、とにかく集中して対局に臨めるようにということですかね。
―これだけ長く続けていると、スランプも経験されていると思うんですけど、どう立ち直っていますか。
最後はやっぱり好きでやっているので、それだけですよね。誰かに強要されて将棋を指しているプロ棋士はいないので。好きで入ってきて、将棋が好きで強くなりたくて、結果を出したいと思っているわけだから。やることは将棋を一生懸命やることしかないんです。
―郷田さんは「長考派」という印象がありますが、幼少の頃から長く考えるタイプでしたか。
子どものときは全然ですね。15歳くらい…有段者になってからですかね。それまでは力任せに指していて、最後に勝てばいいんだという感じでやっていたんですね。読みの力は当時からあると思っていたので、終盤戦に持ち込んで、どんな形でもいいから読み合いなら勝てるというふうにしてやっていたんです。

だから序盤中盤は雑なもので、とにかく終盤に持ち込んで勝負というふうにやっていたんです。それが全く通用しないと、分かったときがあったんです。それまでは自分のチャンスが一切ないままやられることがなかったんですが、相撲で言えば立ち合った瞬間から最後寄り切られるまで、たった一度もチャンスがなかったんですね。立ってから体勢が苦しくて、足を取られ、足を締め上げられ、ずるずると押すに押せず、引くに引けずという体勢にされて押し合わず寄り切られた、という感じでたった一度のチャンスもなかったんですよね。

それからは「こういう将棋を指していてはダメなんだ」と。力任せに指していたらダメで、ちゃんと一手一手に意味を持って。例えば家を建てるときに、きちんと土台からきちんと建てた家と、なんとなく建てた家じゃ違うわけですよね。だから将棋も序盤から一手一手きちんと組み立てて、「なんでこう指したか」ってちゃんと理由があるんだと。その手を指すためにいろんな変化、目に見えない変化はたくさんあるんですね。そういうのを自分の中で整理して突き詰めて考えていかなきゃいけないというふうに思うようになったんです。

きちんと骨組みをしていかないと将棋の真理というか、一番高いところに近付くことはできないと思ったんです。将棋って、そこそこ才能があって、ある程度準備をしてやっていけばなんとなくやっていても勝てるんですよ。だけどそれでは「本物にはなれない」と思ったんです。

適材適所って言葉があるけど、家を建るときだってその場所に適した部品や工法だったり、いろんなものがあるはずです。それを将棋に置き換えれば、家を建てるとき「なんでその部品をその場所に使ったのか説明してくれ」と言われたとき、ちゃんと説明できなくてはおかしいわけです。将棋はそんなこと誰にも聞かれないですよ。でも聞かれたらちゃんと答えられるように指さなきゃいけないというのが僕の考えです。

勝負という観点で言ったら長考しても無駄なんですよね。あんまり良いこともないです。だけど長い目で見たときに、一生懸命考えたことがない人というのは、そんなに怖い相手ではないんです
―序盤で長考して指した一手も理由を明確に説明できるものなのですか。
答えられることがほとんどですね。その理由を分かってないプロ棋士が僕にワケの分かんないことを言ってくることがあるんだけど、「何を言っているんだ」という話で。そういう“考える”経験をしていないから、真理に近付いていない。だから僕と意見が当然合わないわけです。

ただそういうふうにやっていても、それなりに上に行けるわけですね。僕に言わせれば、悪いけど「何なんだ」という話ですよ。でもやっぱり結果を残して勝っていかないと、こういう話を理解してもらえないんですよ。
―一方でNHK杯のような早指しでも結果を残されています。短い時間ではどんな思考法を使われていますか。
持ち時間が短いときは読みを入れる時間がないので、直感の勝負ですね。長考派というのは総じて手が見えるから考えているわけで。手が見えなくて考えているわけじゃないのでね。たくさんの選択肢があるから、それを精査するために時間を使っているということなので。加藤一二三先生は良い例ですよね。すごく長考派ですけど、NHK杯では7回ほど優勝されてますね。
―今まさに将棋界は”戦国時代”で、タイトルホルダーも挑戦者もいつもと違う顔触れですが、どのように感じられていますか?
まさに戦国時代で、誰が勝つか分からない、実力が拮抗(きっこう)しているというのはありますよね。みんなやっぱり力をつけてきたというのがひとつと、あと羽生さんがタイトル数を減らしているということもあるんですかね。でも基本的にはみんなが力をつけてきたということだと思います
―20代の若手についてはどのような印象を持たれていますか。
もうみんな強いですね。みんなホントに勉強熱心で、一生懸命将棋に取り組んでいるように見えるので、やっぱりそういうことが大きいのではないですかね。

最先端に付いていくのは本当に大変で、ソフトが出たことであっという間につぶされてしまうんですよね。「あ、これは面白いな」と思った手があるとしても、ソフトにかけると結構、明快な答えを出されちゃうことがあるんですよ。

僕らが修行している時代は、あまり研究会もなく、実戦の力勝負的なところがあったんですけど。若いときは自分たちで解析はしてはいたんですけど、やっぱり時間がかかるわけです。コンピューターは答えが明確なものだと強いので、つぶされちゃうこともあるんですよね。

そのサイクルがどんどん速くなっています。今日もモバイル中継を見ていたんですけど、「面白い手が出たな」と見ているわけですよね。それをソフトにかけると、リアルタイムで「これはこうかな」みたいな解析が始まります。全部が正しいわけじゃないんですけど、何手、何十手と進めていくと、「形勢に差がついたかな」という段階になると、もうその瞬間からプロ棋士のみならず、修行中の奨励会の子たちの間でも共通認識になってしまいます。それは将棋の能力とはあまり関係なく、分析力みたいなものですね。

でも将棋の勝負というのは本来、分析力では決まらなくて、やっぱり底力というか総合力というのが必要になるんです。僕らの世代はここまでコンピューターをあまり使わないで来たというのは、ある意味では良かったです。自分たちで土を耕してやってきたから、その耕し方は知っているわけですよね。若い子たちは機械ばっかり見ちゃっているところがあるんで、「機械がどこかにいっちゃったらどうするんだ」と。
―観ている方としては今が一番面白いです。色んな世代の棋士たちが自分のやり方を信じて、何が正解なのかを結果で証明してくれますからね。
昭和的発想がなくなって最新鋭兵器みたいなものができているんで、一番面白いというか。「観る将」という、観る将棋ファンの方が増えました。ソフトの評価値を全部う呑みにされちゃうと困っちゃうけど、見方としてはアリなのかなと。僕らとしては将棋の対局を見てもらえることが一番ありがたいことだから
―藤井聡太さんについてはどういう印象ですか?郷田先生に似て長考派のイメージがあります。
コンピューターを使ってやってきた世代というのはありますよね。まだあの年ですから、普通は荒削りな部分があるのが自然なんですよね。力任せに指していて、序盤がちょっと下手で。あの羽生さんでさえも若いときは途中から挽回していくという感じで。でも彼の将棋というのは、非常に完成度が高くて、そういう感じがしないというんですかね。序盤中盤終盤とどこも強いんですよね。既にトッププロといっても過言でないくらいの実力があります。

言われてみれば彼も長く考える方ですよね。そういうところが、やっている人とやっていない人では、後になって違ってくると思うので、良いことだと思います。本人もそれを分かっていて指しているのかもしれないですね。
―非常に多趣味で知られていますが、将棋以外で今、夢中になっていることはありますか。
相変わらずスポーツは見ていますね。テニスの大坂なおみさんや(サッカーの)フランス代表のエムバペなんかもね。ああいう選手がいるときというのは楽しいですよね。サッカーW杯もそれなりに見ていました。

あとはプロレス、野球、相撲がまあだいたい一緒くらい。40年くらい見ていて。あとはサッカー、テニス、ゴルフ、格闘技、ボクシング。競馬も。競馬はスポーツなのかな(笑)。
―最近のプロレスはどうですか。専門誌でプロレスラーの方と対談されていたほどお詳しいですが。
本場のアメリカがプロレスごっこみたいな感じになっちゃったのがね。カール・ゴッチとかの試合も見ていたんだけど、今は「なんちゃってプロレス」でショービジネスになっちゃった。もっと殺伐とした雰囲気がプロレスなんだよね。アントニオ猪木さん、ジャイアント馬場さん、藤原喜明さん、長州力さんが、みんな向かい合って立った瞬間に観客が「どっちが強ええんだ、どっちが勝つんだ!?」ってゾクゾクするんですよね。それが本当の勝負なんです。

緊張感、ヒリヒリ感がない格闘技なんてスポーツではないですよね。テニスだってどんなスポーツだって、最後はみんな感情をむき出しになってヒリヒリしてやるわけです。だからテニスのセリーナ・ウィリアムズだって、ノバク・ジョコビッチだって試合中に怒っているわけですよ。ああなるのは当たり前で、本気でやっているからそうなるんだよね。

演出とか、選手たちがアピールなんかしなくたって、本当にすごい選手の試合というのは分かるんですよ。音楽だってなんだって、本当にすごい人が出てきて、例えその人が有名でなかったとしても、本物だったとしたら、見ている人に伝わるんですよね。将棋もそうですよ。本気でやればちゃんと伝わるはずなんです
―お弟子さんは取らないと決めているのでしょうか。これまでの話を聞くと、すごく良い師匠になりそうなイメージがあります。
全然ご縁がなくて。将来的にはほしいんですけどね。うちの一門はそれなりに棋士がいるんですけど、僕あたりが弟子を取らないと下手すると消滅する怖さがあるので、いずれはと思っていますね。

例えば渡辺(明)さんの師匠の所司(和晴)さんは弟子をたくさん取ったから、系統はすごくたくさん増えたんですよね。あと米長(邦雄)先生も所司さんと同一系列なんですが、佐瀬勇次九段の弟子なんですよね。佐瀬先生は弟子をたくさん取ったんで、将棋界に佐瀬門下はたくさんいるわけです。たくさん弟子を取った先生がいると一門がすごく栄える。するとすごく華やかになって。そこまではムリとしても、最低でもひとりふたりはものにできる人を取りたいなと。
―プロ棋士になるために必要な素養は何でしょうか。
将棋を見て「ちょっと向いていないな」と思えば、あまり勧めないとは思います。基本的には根性があることと、やっぱり将棋が好きだという気持ちが強いことですかね。

もちろん若い方がいいです。でも将棋はやっぱり教えられないんですよね。プロ野球選手になったことがないからあんまり言えないけど、野球というスポーツなら教えてあげられる部分はあると思うんですよね。例えば松井(秀喜)選手で言えば、長嶋(茂雄)さんがやっぱり教えたわけだし。囲碁でも石井邦生九段が、井山(裕太)さんが弟子にも関わらず千局くらい打ったといいます。僕はそんなことは絶対しないので(笑)。アドバイスくらいはするかもしれないけど、あとは自分の能力で。ダメなら「とっととやめろ」ってたぶん言っちゃう。自分でいろいろと感じて気付いていかないとダメな世界なので
―この先生についていけばうまくなれるという世界ではないんですね。
ちゃんと教えようとしてくれる人はいると思うんですけど、人の才能というのは分からないですからね。教えなくたって勝手にうまくなる人はなっちゃう。でもやっぱりご縁ですかね。松井さんとかイチローさんとかはちゃんと良い指導者の下へ行くというんですかね。マーくん(田中将大投手)だって野村(克也)さんのところに行ったのが良かったと思うし。そういうご縁というのはね、たぶん将棋の世界でもあると思います。
―最後にリーグ戦に向けて抱負を聞かせてください。リーグでは一番年上になります。
勝負が始まったら年齢は関係ないです。とにかく今、僕は何を求めているかというとタイトルなので。タイトルが欲しいというのは自分の一番の目標で、そのために頑張っているわけなので。中でも僕にとって王将戦というのは、最も思い入れが強くて一番欲しいタイトルなので、やるしかないなという気持ちですね。(了)

インタビュー=我満晴朗(スポニチ)
写真=浦田大作
衣装協力=甲冑工房丸武
デザイン=桜庭侑紀、野間志保
ディレクション=金泳樹、伊藤靖子(スポニチ)
企画・プロデュース=森 和文
第一弾「20代の逆襲」

読者プレゼント

今回インタビューをさせていただいた、郷田真隆さんが揮毫(きごう)した色紙と、第68期王将戦挑戦者決定リーグに出場する7人と久保王将のサイン入り扇子を1名様にセットでプレゼント。ご希望の方は、下記の項目をご確認いただいたうえ、奮ってご応募ください。

応募方法
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受付期間
2018年10月3日(水)18:00〜10月9日(火)18:00
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  • 当選者発表日/10月10日(水)
  • 当選者発表方法/応募受付終了後、厳正なる抽選を行い、個人情報の安全な受け渡しのため、運営スタッフから個別にご連絡をさせていただく形で発表とさせていただきます。
  • 当選者発表後の流れ/当選者様にはライブドアニュース運営スタッフから10月10日(水)中に、ダイレクトメッセージでご連絡させていただき10月13日(土)までに当選者様からのお返事が確認できない場合は、当選の権利を無効とさせていただきます。
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