マイケル・ジャクソン(享年50)の遺児3人のうち、「マイケルのようなスーパースターになれる!」と祖父ジョーさんの期待を一身に受けているのが末っ子のブランケット君(11)だ。だが静かな暮らしを好みメディアへの露出も少ないブランケット君について、「心の奥底で大きな問題を抱えているのではないか」と心配する声があがり始めている。

2009年6月に他界したマイケル・ジャクソン。遺された3人の子供たちのショックは大きく、長女のパリスちゃん(15)は自傷や自殺未遂騒動で、全寮制の学校への編入を余儀なくされた。

そんな中、末っ子ブランケット君についても「悩みがあるのではないか」という声が専門家よりあがっている。それというのも、ブランケット君は『Kill Them All (皆殺しにしろ)』と題したアニメを制作し、ネットにアップしていたのだ。「父の殺害を目撃した少年が、12年後に復讐を果たす」というストーリーだといい、それを確認した精神科医カール・ネルセン(Carl Nelsen)氏は以下のようにメディアに語っている。

「ブランケット君は、誰かが父マイケルの死をもたらしたと信じているはずです。」
「この少年はセラピーを受けたほうが良いかもしれませんね。」

パリスちゃんの自殺未遂に家族が揺れる中、最も幼いブランケット君の心の闇に家族は気付かなかった可能性もありそうだ。騒動が巻き起こる中、ブランケット君は来月に12歳の誕生日を迎える。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)