再び対戦カード決定戦を取り戻したフォレストは、イリミネーションマッチ1回戦の残りの2試合、ケール・ヤーブロー×バトリック・シュルツ戦、CB・ダラウェイ×ニック・クレイン戦を発表する。

チーム・フォレストのヤーブロー、ランペイジのシュルツともにキックやムエタイがベースで、試合は立ち技中心の展開となった。しかし、両者とも上半身に力が入り、単発のパンチを繰り返すだけで、自らの打撃でバランスを崩すシーンがたびたび見られる凡戦に。

1Rに右ストレートをヒットさせ、テイクダウンを奪うことに成功したシュルツだったが、2Rに入ると動きが鈍くなり、反対に寝技で下になり厳しい試合展開に。残り時間1分を切り、ヤーブローがパウンドの回転数を上げタイムアップ。

タイムアップと同時に、「3Rを戦わせろ。1Rずつ取り合っている」と大声を張り上げるランペイジをよそに、ダナ・ホワイトがジャッジの判定を「3−0でヤーブロー」とアナウンス。

「やってられるか。なんだ、この判定は?」と言葉を荒げて、試合場から飛び出すランペイジ。「敗北が続き、かなりフラストレーションが溜まっている」とダナ・ホワイト。ベスト8が出揃うまであと1週となり、いよいよボーイズとコーチを取り巻くドラマが始まる。

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