UFCファイトナイト13に引き続き、SPIKEでリアリティーTVショー「ジ・アルティメット・ファイター シーズン7」がスタート。

2005年春に始まったTUFシーズン1により、今日の成功のきっかけを掴んだUFC。今回のシリーズのコーチは、既に7月5日(土・現地時間)のマンダレイベイ・イベンツセンター大会でUFC世界ライトヘビー級選手権試合を行うことがアナウンスされている王者ランペイジ・ジャクソンと、挑戦者フォレスト・グリフィンの二人だ。

シリーズ史上最多32名の参加者(ミドル級)が集められたシーズン7。

ここでズッファ代表のダナ・ホワイトが、「24時間後に計量を行い、48時間後に試合開始」という無情の宣告が発せられる。

わずか1日で17ポンドの減量が必要になったファイターもいるなか、「グッドラック」という言葉とは対照的に冷たい視線を参加者に送るダナ・ホワイト。ここでも完全にヒール・キャラを確立させている。

この16試合のエリミネーション・ファイトに勝利した者が、それぞれチーム・ジャクソン、チーム・グリフィンに別れ、6週間の共同生活を送りながら、ズッファとの契約を目指すのが、シーズン7の流れだ。

第1週は、16試合の生き残りマッチから8試合、うち4試合はダイジェストという構成で中継された。この日、生き残りを決めたのはマイク・ドーセ、ケール・ヤーブロー、アミール・サダロー、CB・ダラウェイ、ニック・クレイン、ジェレミー・メイら8名。

試合の模様が流れたファイターはドーセ、ヤーブロー、サダロー、メイの4名で、特に最後に三角絞めで勝ちあがったメイは、対戦相手がジャクソンの友人デイブ・ロバーツということもあり、いきなりランペイジとの抗争が勃発。今後のシリーズの中心ファイターになりそうな気配だ。

次週は残りエリミネーション・マッチ8試合が中継されるが、そのうちの1試合はTUF史上最悪のKO劇となる模様。数々のスター選手を生んだTUF、果たしてシーズン7で全国区の人気を得るファイターは誰になるのか。これからがお楽しみである。

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