■中村俊輔「相手が嫌がり、味方が頼れる存在でいたい」
2007年の日本サッカー界を振り返れば、いくつかのビッグトピックスがあった。浦和レッズのアジア制覇に、唐突な日本代表監督の交代、北京五輪の予選突破に、鹿島アントラーズの劇的な逆転優勝…。記憶に新しいものだけでも少なくない。もっとも、個人にスポットライトを当てるならば、ヨーロッパでプレーする中村俊輔の活躍が特筆に値するだろう。スコットランドリーグの…
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■中田浩二「代表入りは自分の成長のあとについてくるもの」
トレーニングを終えた中田浩二がスタジアム内のレストランに姿を見せた。店内にいたクラブスタッフと談笑。チームメイトや監督ともにこやかに話している。鹿島アントラーズからフランスの名門マルセイユへ移籍。06年1月からバーゼルに所属。レギュラーDF(センターバックや左サイドバック)として、公式戦出場数は80試合を数えた。06−07シーズンの公式年鑑の表紙も飾り…
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■狩野健太「この3年が無駄じゃなかったと思えるように」
2004年冬、静岡学園でプレーしていた狩野健太のもとには複数のJ1クラブから獲得のオファーが届いていた。しかし、03年に続き、04年シーズンもチャンピオンシップを制し、2連覇を飾った横浜F・マリノスへの加入を決めた。その理由はたったひとつ。「強いチームでプレーしたい」というものだった。レベルの高いチームは、成長のための刺激に溢れていた。けれど、レギュラーポジションを手にするまでの距離が長いことも痛感させられる。まず第一に…
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■浦田聖子「07年は“重い”年でした。来年はラストスパートかけます!」
北京五輪を目標に掲げる浦田にとって、07年は不完全燃焼のうちに終わった。ワールドツアーでポイントが伸びず、現在のランキングは五輪出場の枠外にとどまっている。来年上半期のツアーでポイントを積み重ねないかぎり、後はない。インドアでエリートコースを歩んできた彼女がビーチへと転向したのは、オリンピックにこだわるがゆえだった。転向から6年、苦労を重ねつつもハードルを乗り越えてきた自負はある。勝負の08年に向け…
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■澤穂希「前回は悔しい思いをした。前回以上の成績を目ざします」
15歳で代表デビューしてから約15年、長きに渡り日本の女子サッカーを牽引してきたのが澤穂希である。その名は日本国内だけでなく、世界の舞台でも知られている。そんな澤の2007年はワールドカッププレーオフに始まり、北京オリンピック予選、そしてワールドカップ本大会と、チャレンジに次ぐチャレンジの連続だった…
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