日本サッカー協会(JFA)は5日、北中米ワールドカップアジア最終予選に臨む日本代表において、川崎フロンターレのDF高井幸大が怪我で不参加となり、代わって柏レイソルのDF関根大輝を招集すると発表した。

 関根は今夏のパリオリンピックでメンバー入りを果たし、準々決勝までの4試合中3試合に出場。A代表は今回が初招集となる。

 5日に行われたJ1第33節・横浜F・マリノス戦後の招集発表を受け、柏の公式サイト上で次のようにコメントした。

「今日の試合後、急に日本代表に呼ばれることになり、とても驚いています。オリンピックが終わってからずっとA代表を意識していましたし、前回と今回の代表発表を見て悔しかった部分はもちろんありました。その悔しい思いを今日の試合にもぶつけられましたし、今日は個人的にも本当にいいパフォーマンスも出せたと思うので、コンディションも確実に上がってきたと感じています」

「何度もA代表に呼んでもらえるわけではないし、こういうチャンスを本当にものにしないといけないし、もっと上の目標にたどり着くためにも、本当に大事な期間になると思っています。自分の良さを出してアピールし、チームの勝利に貢献したいと思います」

 最終予選開幕2連勝でグループC首位につける日本は、10日にアウェーでサウジアラビア、15日にホームでオーストラリアと対戦する。