中国代表は9月5日、北中米ワールドカップ・アジア最終予選で日本代表と対戦し、0−7で大敗。屈辱的なスコアでの敗戦となった中国の現状をシンガポールメディア『CNA』が伝えた。
立ち上がりから森保ジャパンに押し込まれた中国は、クリアするのが精いっぱいで、ボールを保持できず。前半に遠藤航、三笘薫に決められて2失点すると、後半も成すすべなく5失点。まさに完敗だった。
同メディアは、ウェイボー(中国版ツイッター)でトレンド入りした「代表チーム対日本7−0」のハッシュタグが、6日午後の時点で5億3千万回閲覧されたとし、国内の注目度の高さを強調。そのうえで、「中国サッカー代表チームは、中国のサッカーファンやメディアからオンラインで軽蔑と反発を受け、ソーシャルメディアでは同国のサッカーの現状を嘲笑された」とした。
【画像】日本代表の中国戦出場16選手&監督の採点・寸評を一挙紹介。5人が最高評価の7点。MOMは3点に関与した20番
また、日本戦を「ワールドカップ予選での最悪の敗北」とし、中国サッカー界が抱える問題にも言及。次のように説明した。
「大のサッカーファンと伝えられる習近平国家主席は、かつて中国を『世界のサッカー大国』にしたいという希望を表明したことがある。しかし、このスポーツでは長い間、汚職と闘っており、ファンは長い間、この国の成績不振の原因は汚職にあると非難してきた。
2023年、中国サッカー協会会長を務めた中国の政治家、陳戌源氏は2022年に始まり、複数の高官も巻き込まれた国家捜査の一環として、贈賄罪で終身刑を言い渡された」
続けて、元中国代表DFのファン・ジーイ氏がウェイボーで発信した「ワールドカップ開催を考えることさえ今は不可能だ」とのコメントを紹介。そして、「中国のサッカーに対する夢は急速に消えつつある」と締めくくった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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