日本代表に初招集された10月シリーズに続くメンバー入り。今度こそ代表デビューを、と士気を高めているFW大橋祐紀(ブラックバーン)が、Jリーグで優勝争いを演じる古巣・サンフレッチェ広島に“エール”を送った。
広島は11月10日にあったJ1第36節浦和戦で0-3の黒星を喫して今季初の3連敗。首位神戸との勝ち点差は3と開いた。敵地オーストラリアでのACL2・シドニーFC戦から中2日という過酷なスケジュールによる疲労は隠せなかったものの、前半にあったいくつもの決定機を活かせなかったことが痛手だったのは間違いなく、ミヒャエル・スキッベ監督は「大橋がいなくなったのが一番大きい。その穴をいまだに埋め切れていないと考えている」とシーズン前半の22試合に出場し11得点を挙げた“元エース”の名前を会見で出していた。
古巣の様子は大橋も気になる様子で「毎試合見ています」とのこと。ジャカルタ市内での練習を終えた後、報道陣からスキッベ監督のコメントを聞くと「広島には本当にすごくいい選手たちがそろっているから、そんなこと(大橋の穴を埋められていない)はない。広島の試合は毎試合見ている。残り2試合ですし、自分は広島が優勝できることを願いながら、プレーでしっかり届けられるように、良い結果が届けられるようにやりたい」と意気込みを示した。
その言葉通り、大橋はビルドアップからのシュート練習では軽快な動きでゴールを決めるなど、元気いっぱい。10月シリーズでは出番なく終わったが、代表練習にも慣れた今回は「自分の持ち味をさらに伸ばしそうとしながらやっている」。引き続き練習でアピールしてインドネシア戦のピッチに立つことで、古巣を鼓舞するつもりだ。
(取材・文 矢内由美子)
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