山陰の小京都と呼ばれ、静かでどこか懐かしい時間が流れる島根県鹿足郡津和野町。そんな津和野で唯一の温泉宿が「ゆとりろ津和野」だ。これまでは「津和野温泉宿わた屋」として営業していたが、3月24日にリニューアルオープンし、「ゆとりろ津和野」として生まれ変わった。宿泊してその新たな魅力を堪能してきた。
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3月23日に行われたオープニングセレモニーでは津和野町のゆるキャラ「つわみん」が登場!
○津和野の魅力を知るロビー&地元お茶園のティーサロン
シックな色合いの落ち着いた玄関を抜けると、タブレット端末が設置されており、スムーズにチェックインを行うことができる。
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「ゆとりろ津和野」(島根県津和野町)
1階ロビー「TSUWANO CONCIERGE」には広々としたテーブルが設置され、無料のコーヒーを楽しみながらテレワークも可能。ロビーのコンセプトカラーはオレンジ色。これは津和野多くの家の屋根の瓦がオレンジであることからなのだそう。
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テレワークもできる広々としたテーブルが
ここでは津和野百景図に基づく100枚の観光スポットや飲食店のカードが並ぶ。好きなカードを選んでリングで閉じれば、自分だけの津和野オリジナルガイドブックが作れちゃうのだ。
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100枚のカードの中から好きなものを選び、オリジナルガイドブックが作れる!
ほかにも、オリジナル津和野ブレンドのコーヒーやのお茶などを購入することができるお土産ショップ「3inShop」も併設されている。
最もテンションが上がったのは、ティーサロン「MIZUYAproduced by SHUSUIEN」。創業1949年の地元お茶園「秀翠園」がプロデュースしたドリンクコーナーだ。好きなティーバッグを選んでセルフでお茶を淹れることができ、地元銘菓「源氏巻」と共に楽しむことができる。夜には日替わりでアルコールが提供されることも。
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ティーサロン「MIZUYAproduced by SHUSUIEN」
シック&今風のシンプルな内装ながら、目の前では鯉が泳ぐという和洋折衷なたたずまいに思わずリラックスしてしまう。ちなみに鯉のエサも用意されているので、エサを与えることも可能。
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目の前の池で鯉が泳ぐ様子を見ながらくつろげる「ラウンジ鯉見」でゆっくりとお茶を楽しもう
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優雅なひと時にリラックス
さらに「昔遊びの間」という日本の昔ながらの遊び道具を揃えた和室もあり、自由に楽しむことができる。外国人観光客はもちろん、日本人の私たちも思わず懐かしくなって時間を忘れてしまいそうだ。
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「昔遊びの間」
○大浴場は"美人の湯"の温泉露天風呂
続いては気になる大浴場。こちらの温泉は美人の湯と言われる炭酸水素塩泉と、保温・保湿効果の高い塩化物泉を併せ持つ自家源泉だ。
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内湯
露天風呂はちょうどいい開放感のオシャレな空間。
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オシャレな露天風呂
○サウナや露天風呂付きの客室も
客室は全28室。1〜2名での宿泊にぴったりな「洋室(クイーン)」(1万6,500円〜/1泊2食付き・基本会席 2名1室利用時1名料金)は、コンパクトながらベッド部分がテーブルになっているなど使い勝手もよさそう。
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「洋室(クイーン)」
「露天風呂付き和室ツイン」(2万900円〜/1泊2食付き・基本会席 2名1室利用時1名料金)はプライベートな空間で何度でも何時間でも露天風呂を楽しむことができる。
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「露天風呂付き和室ツイン」
「サウナ・露天風呂付き和ツイン」(2万5,300円〜/1泊2食付き・基本会席 2名1室利用時1名料金)は、プライベート空間でのサウナなので人目を気にせず存分にサウナ→水風呂→外気浴を堪能できる。
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「サウナ・露天風呂付き和ツイン」
水風呂もサウナのすぐ近くに(写真の右側部分にサウナがある)あり、動線が良い! サウナーのニーズをわかっているなぁと思わず感動してしまった。
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露天風呂(左)と水風呂
○「津和野百景図」に描かれた食材を使用
今回のリニューアルでは主に設備と食事をブラッシュアップしたとのこと。食事を楽しむのはレストラン「agansai」。あがんさいとは津和野の方言で「どうぞ召し上がれ」という意味なのだそう。
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「スタンダート会席」の前菜
食事付の宿泊プランで夕食に楽しむことができるのは「スタンダート会席」。前菜では津和野百景図に描かれている食材が使用されており、さらにテーブルには1つ1つの食材について津和野百景図の絵とともに解説されている。
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津和野百景図に描かれている食材を解説したものがテーブルに設置されている
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旬の鮮魚を使用したカルパッチョ
島根和牛は脂も少なく味もあっさりした味。猪肉はしっかりとした歯ごたえでで、やはり味はあっさりしている。鹿肉はとても柔らかく噛むとジュワっとひろがる旨味が美味しかった。ポン酢・ゴマ味噌・わさび・出雲藻塩が添えられ、好きな組み合わせを見つけるのも楽しい。
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肉料理は国産牛・鹿肉・猪肉の3種盛りを鉄板焼きで仕上げてくれる
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(左から)国産牛・鹿肉・猪肉
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津和野野菜天ぷら(こごみ・たらの芽・はなうど・海老)
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塩豆腐ごはんはしっかりとした歯ごたえが特徴
日本酒好きにはたまらないのが「利き酒STAND」。コイン(5枚1,200円、12枚2,500円)を購入し、御猪口1杯分ずつ好きな日本酒を飲み比べることができるコーナーだ。
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「利き酒STAND」は見た瞬間からワクワク!
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御猪口は棚に並んだ中から好きなものを選べる
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日本酒は島根・津和野の地酒を中心に、山口や広島のお酒がラインナップ
津和野への観光客は年間120万人ほどいるが、これまではそのうち3%ほどしか宿泊をしていなかったのだとか。今回のゆとりろ津和野のオープンで、宿泊しながらの滞在もより楽しみやすくなった。津和野はゆったりと昔ながらの自然に触れながら過ごすことができる場所。たっぷりと自然に癒やされよう。
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松本果歩 まつもとかほ 恋愛・就職・食レポ記事を数多く執筆し、社長インタビューから芸能取材までジャンル問わず興味の赴くままに執筆するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、OLから某コンビニ本部員となり、店長を務めた経験あり。Twitter: @KA_HO_MA この著者の記事一覧はこちら
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○津和野の魅力を知るロビー&地元お茶園のティーサロン
シックな色合いの落ち着いた玄関を抜けると、タブレット端末が設置されており、スムーズにチェックインを行うことができる。
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1階ロビー「TSUWANO CONCIERGE」には広々としたテーブルが設置され、無料のコーヒーを楽しみながらテレワークも可能。ロビーのコンセプトカラーはオレンジ色。これは津和野多くの家の屋根の瓦がオレンジであることからなのだそう。
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ここでは津和野百景図に基づく100枚の観光スポットや飲食店のカードが並ぶ。好きなカードを選んでリングで閉じれば、自分だけの津和野オリジナルガイドブックが作れちゃうのだ。
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ほかにも、オリジナル津和野ブレンドのコーヒーやのお茶などを購入することができるお土産ショップ「3inShop」も併設されている。
最もテンションが上がったのは、ティーサロン「MIZUYAproduced by SHUSUIEN」。創業1949年の地元お茶園「秀翠園」がプロデュースしたドリンクコーナーだ。好きなティーバッグを選んでセルフでお茶を淹れることができ、地元銘菓「源氏巻」と共に楽しむことができる。夜には日替わりでアルコールが提供されることも。
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シック&今風のシンプルな内装ながら、目の前では鯉が泳ぐという和洋折衷なたたずまいに思わずリラックスしてしまう。ちなみに鯉のエサも用意されているので、エサを与えることも可能。
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さらに「昔遊びの間」という日本の昔ながらの遊び道具を揃えた和室もあり、自由に楽しむことができる。外国人観光客はもちろん、日本人の私たちも思わず懐かしくなって時間を忘れてしまいそうだ。
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○大浴場は"美人の湯"の温泉露天風呂
続いては気になる大浴場。こちらの温泉は美人の湯と言われる炭酸水素塩泉と、保温・保湿効果の高い塩化物泉を併せ持つ自家源泉だ。
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露天風呂はちょうどいい開放感のオシャレな空間。
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○サウナや露天風呂付きの客室も
客室は全28室。1〜2名での宿泊にぴったりな「洋室(クイーン)」(1万6,500円〜/1泊2食付き・基本会席 2名1室利用時1名料金)は、コンパクトながらベッド部分がテーブルになっているなど使い勝手もよさそう。
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「露天風呂付き和室ツイン」(2万900円〜/1泊2食付き・基本会席 2名1室利用時1名料金)はプライベートな空間で何度でも何時間でも露天風呂を楽しむことができる。
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「サウナ・露天風呂付き和ツイン」(2万5,300円〜/1泊2食付き・基本会席 2名1室利用時1名料金)は、プライベート空間でのサウナなので人目を気にせず存分にサウナ→水風呂→外気浴を堪能できる。
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水風呂もサウナのすぐ近くに(写真の右側部分にサウナがある)あり、動線が良い! サウナーのニーズをわかっているなぁと思わず感動してしまった。
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○「津和野百景図」に描かれた食材を使用
今回のリニューアルでは主に設備と食事をブラッシュアップしたとのこと。食事を楽しむのはレストラン「agansai」。あがんさいとは津和野の方言で「どうぞ召し上がれ」という意味なのだそう。
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食事付の宿泊プランで夕食に楽しむことができるのは「スタンダート会席」。前菜では津和野百景図に描かれている食材が使用されており、さらにテーブルには1つ1つの食材について津和野百景図の絵とともに解説されている。
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島根和牛は脂も少なく味もあっさりした味。猪肉はしっかりとした歯ごたえでで、やはり味はあっさりしている。鹿肉はとても柔らかく噛むとジュワっとひろがる旨味が美味しかった。ポン酢・ゴマ味噌・わさび・出雲藻塩が添えられ、好きな組み合わせを見つけるのも楽しい。
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日本酒好きにはたまらないのが「利き酒STAND」。コイン(5枚1,200円、12枚2,500円)を購入し、御猪口1杯分ずつ好きな日本酒を飲み比べることができるコーナーだ。
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津和野への観光客は年間120万人ほどいるが、これまではそのうち3%ほどしか宿泊をしていなかったのだとか。今回のゆとりろ津和野のオープンで、宿泊しながらの滞在もより楽しみやすくなった。津和野はゆったりと昔ながらの自然に触れながら過ごすことができる場所。たっぷりと自然に癒やされよう。
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外部リンクマイナビニュース