ダイエットを決意して食事制限やトレーニングを頑張っているのに、痩せなかったりリバウンドしたりして嫌気がさしてしまった……なんてこともありますよね。そんなときはダイエット法を見直してみるのが大切。場合によっては少し改善を加えるだけで、いい結果を招くこともあるかもしれません。

そこで今回は、なかやまきんに君のYouTubeチャンネル『ザ・きんにくTV 2nd 【The Muscle TV 2nd】』から“要注意なダイエット法&改善策”をご紹介します。

きんに君が語る「要注意のダイエット法」とは?

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“要注意なダイエット法&改善策”をテーマに動画を公開したきんに君。きんに君によれば、ダイエットしているにもかかわらず元の体重よりも増えてしまった方は多くいるとのこと。あまりおすすめしないダイエットに手を出していると、そのようなりバウンドを引き起こしてしまう恐れもあるのだとか。

改善方法も含めて5つ紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。

(1)プロテイン置き換えダイエット

最初にきんに君が挙げたのがプロテインを使った置き換えダイエット。栄養バランスが整っているものが多く手軽に作れるプロテインを、3食取る食事のうちどれかと置き換えるものです。

きんに君によれば、日頃からカロリーを摂り過ぎている人が行うにはいいかもしれないが、そうでない人は要注意とのこと。置き換えにより長時間固形物を取らないことになるので空腹になりやすいのがデメリットだそう。空腹になった反動で食べ過ぎてしまい、続かなくなってしまうことも考えられると言います。

もしプロテインを使ってダイエットをするなら、タンパク質が足りていない日に間食として取り入れる方法がおすすめなのだとか。

(2)糖質制限ダイエット

糖質制限はやり方によってはおすすめできるとのことですが、炭水化物を全てカットするような方法は望ましくなそう。

例えば、定食を頼んだ際にご飯は食べないなど糖質を抜くだけでいいので手軽だと考えがちですが、その場合栄養面に偏りが出て空腹になりやすいこともあると語ります。

糖質は大きく単純糖質と複合糖質が分けられるとも言われていて、単純糖質は砂糖やハチミツの果糖などが、複合糖質は白米や玄米、オートミールなどが当てはまるのだとか。

きんに君によれば、単純糖質を優先してカットするのがおすすめとのこと。また、複合糖質を食べ過ぎない工夫も必要で、その場合は白米よりも玄米や全粒穀物を積極的に取るといいそうですよ。

(3)16時間プチ断食ダイエット

断食は効果を実感できる方もいるかもしれないと前置きした上で、ダイエット法として単純におすすめできるとは言えないときんに君。16時間断食する代わりに、残り8時間は何を食べてもいい手法に落とし穴があるそう。

栄養知識のある人は8時間における食事内容を調整できるものの、そうでない方は栄養を気にせずパスタや唐揚げなど好きなものを食べてしまう恐れもあるとのこと。その結果、栄養バランスを崩してしまうので注意が必要であると語りました。

もし16時間プチ断食ダイエットをするなら、8時間の内はしっかり栄養バランスを考えて食事をコントロールするのが大切。また、長期的に継続して行っても、空腹の反動による過食やメンタルの不調が起きないか確認することが必要だと言います。

短期集中ダイエットには身体に負担がかかることも…

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(4)短期集中ダイエット

水着を着たり、結婚式の写真を撮ったりなど、直近で体型が気になるような予定があると、ついつい短期間で痩せようとしがち。

しかし-10kgといっても、100kgから90kgと、70kgから60kgでは全体で考えたときの痩せた割合が違うので、ただ体重だけを見て短期間で何kgだけ痩せると言うのは難しいそう。

また、痩せるために必要な労力を短期間に凝縮するため、長期間で痩せを目指すのと比べて身体への負担も大きくなりがちでリバウンドする傾向もあると言います。

そのため、たとえ短期集中で行うとしても無理はしないようにと忠告するきんに君。さらに、脂肪ではなく水分が減って体重が落ちて見えることもあるので、体重のみを見ないことが大切だと語りました。

(5)流行りのダイエット

きんに君によれば、流行りのダイエットは基本的に手を出さない方がいいとのこと。流行りのダイエットとは、メディアやSNS、雑誌などで取り上げられている「ヨーグルトだけ食べよう」といった極端なダイエットメソッドなどを指します。

というのも、きんに君いわく身体の仕組み普遍だそうで、人間には筋肉や脂肪が備わり、カロリーは食事を取り過ぎたら増えて運動したら消費する原理は変わらないと持論を展開。きんに君自身も、トレーニングをはじめたときからやっていることは変わらないそうです。

とはいえ、タレントのダイエット法や、ダイエットサプリメントや酵素ドリンクなどの食品について、それ自体は悪いものではないと語るきんに君。そこから学んでダイエットが習慣になって人もいますが、鵜呑みにしてそれだけで痩せると思い込まないようにしてほしいとアドバイスしました。

【動画はこちら】

 

極端なダイエットをするよりも、日頃より適度な運動や食事を心掛けることがシンプルながらも大事だと語るきんに君。身体への負担を抑えながら痩せたい方は、ぜひ小さなことからコツコツと続けてみてください!

公式YouTube(『ザ・きんにくTV 【The Muscle TV】』/『ザ・きんにくTV 2nd 【The Muscle TV 2nd】』)の他、きんに君がインストラクターを務めるオンライントレーニングレッスン(『ザ・オンラインフィットネス』)も開催しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。(文/believe編集部)

<プロフィール>

なかやまきんに君

画像:なかやまきんに君

1978年9月17日生まれ
福岡県福岡市出身
NSC(吉本お笑い養成所)22期生として2000年デビュー。

2001年、吉本新喜劇入団。
2003年、ABCお笑い新人コンテスト、審査員特別賞。
2003年、TBS筋肉番付スポーツマンNo.1決定戦芸能人サバイバルバトルにてNo.1を獲得。
2005年~2006年、同番組にて前人未到の大会4連覇達成。
2006年、R-1ぐらんぷり2006決勝進出(第8位)
2006年10月、ロサンゼルスへの筋肉留学。
2007年2月、サンタモニカにて全編英語での単独公演「Muscle Comedy」開催。
2007年8月、監督、脚本、主演、映画「Captain Hero」製作、上映。
2009年、サンタモニカカレッジ入学。
2011年1月、サンタモニカカレッジ(運動生理学部)卒業。
2012年、TBSオールスター感謝祭、赤坂ミニマラソン優勝。
2015年5月、第23回東京オープンボディービル選手権大会75キロ級、準優勝。
2015年9月、日米親善グアムボディビル大会75キロ級、第3位。
2016年5月、第24回東京オープンボディービル選手権大会75キロ級、準優勝。
2017年2月、Netflix製作、シルベスター・スタローンプロデュース「アルティメットビーストマスター」に『きんにく侍』で世界デビュー。
2018年6月、Hollywoodにて全編英語での「Muscle Comedy 4」を開催。
(※1)

【公式サイト】 なかやまきんに君.com
【Instagram】 @nakayama_kinnikun
【Twitter】 @kinnikun0917
【YouTube】 ザ・きんにくTV 【The Muscle TV】/ザ・きんにくTV 2nd 【The Muscle TV 2nd】
【オンライントレーニングレッスン】 ザ・オンラインフィットネス

【画像・参考】
※ ザ・きんにくTV 2nd 【The Muscle TV 2nd】/YouTube
※1 なかやまきんに君.com
※Dean Drobot,fizkes,Prostock-studio/Shutterstock