世界中から長年愛されるルービックキューブはファンをとりこにする一方で、やってみたものの途中でわけがわからなくなって挫折した人も多いはず。そこで、キューブの動きをスマートフォンのディスプレイで再現して完全にトラッキング、基本的な解法を教えてくれたりステップを踏みつつ難しい課題に挑戦したり、世界中のキューバーと対戦できるようにしたのが「GoCube」です。

GoCube | The Classic Puzzle Reinvented by GoCube - Kickstarter

https://www.kickstarter.com/projects/1928372437/gocube-the-classic-puzzle-reinvented

GoCubeの機能は以下のムービーから見ることができます。

「誰もがギブアップする7秒前までルービックキューブが好きです」



動画を見ながらルービックキューブに挑戦するも……



途中で嫌になって放り出してしまいます。これはルービックキューブが「簡単そうに見えて、やってみると実に難しい」ため。この複雑さがポイントでもあるのですが、初心者がなかなか続けることができない理由となっています。



GoCubeはキューブの状態を端末のディスプレイに表示させるというアイテム。



キューブの傾きを変えると、それを受けてディスプレイ上のキューブも変化します。



実際のキューブの状態や動きをそっくりそのまま記録するとのこと。



そのため、「どうやって遊べばいいの?」と疑問符だらけの初心者から……



モンスター級のキューバーまで楽しめるようになっています。



GoCubeはキューブの基本的な解き方を教えてくれ、ステップを踏みながら一般的な解き方を何度も繰り返すことでユーザーの上達を促します。



基本的な解き方がマスターできたら、今度はキューブを解くまでの時間を短縮できるような訓練がスタート。以下はGoCubeをコントローラーとして使用してゲームにチャレンジしているところ。



慣れてきたら自分と同じぐらいのレベルの人と対決できるバトルモードも可能。





「キューブを愛し、互いを憎み合っている世界中の人たちによるコミュニティ」を作りあげることにより、対決には事欠かない模様。



また自分がどれくらい成長しているのかは、アプリで一目でわかるように可視化されます。平均タイム、ベストタイム、前回のタイム、グループ平均などのほか、1秒あたりのターンやランキングまでアプリ上に表示されています。



GoCubeは誰もが途中で放り投げずに上達できるパズルというわけです。



GoCubeはスマート・トイの開発を行うParticulaが作り上げた製品。2017年にParticulaはセンサーやプロセッサを搭載した超省電力のワイヤレス接続を行うオモチャを多数開発・販売した実績を持ちます。



2016年にプロジェクトがスタートし、いくつものテストを経て完成形が発表されました。



これが完成形。サイズは一辺60mmの立方体です。



LEDライトを搭載しているため、暗闇では以下のような感じで光ります。そのほか、Bluetooth 5.0を採用しており、慣性計測装置を搭載、低電力消費でチャージはMicro-USBケーブルで行うようになっているとのこと。



GoCubeは標準版のほか「GoCube Edge」と呼ばれるバージョンがあり、GoCube Edgeはオンラインリーグに参加できるほか、時間・TPS・回転速度・ゲーム解析などがより正確に算出され、オフラインで使用した時の動きなども記録されるようになっています。



GoCubeはクラウドファンディングプラットフォームのKickstarterで出資を募っているところであり、69ドル(約7600円)以上の出資で標準版のGoCubeを1つゲット可能。GoCube Edgeは89ドル(約9800円)からの出資でゲット可能で、出資額を追加するとゲットできるGoCubeの数を増やしたり、専用スタンドをゲットすることも可能です。発送は2019年3月からで、日本への発送が行われる場合、送料として別途7ドル(約770円)以上が必要となってきます。

なお、締切は日本時間の2018年8月9日(木)22時3分です。

GoCube | The Classic Puzzle Reinvented by GoCube - Kickstarter

https://www.kickstarter.com/projects/1928372437/gocube-the-classic-puzzle-reinvented