MLB公式インスタが先発投手10人を選出「上か下か。どちらのスーパーローテーション?」

 日本ハムからエンゼルスにポスティングシステム(入札制度)で移籍した大谷翔平投手が、MLB公式サイト選出の「スーパーローテーション」に早くも名を連ねた。

 メジャーデビューに向けて、1日に日本を発った大谷。成田空港で行われた出発セレモニーでは、理想像を聞かれて「難しいですけど、一番野球が上手い選手になりたいなと思って小さい頃から頑張っていますし、今も変わらないので、そのシンプルな目標に向かって一日一日頑張っていきたい」と話した。その潜在能力は圧倒的で、まだまだ成長過程とも評される右腕だが、期待は限りなく高まっている。

 MLB公式サイトはインスタグラムで「上か下か。試合をするとしたら、どちらのスーパーローテーションを選ぶ?」との文言とともに、一枚の写真を投稿。2組の「スーパーローテーション」を組んでいるが、そのメンバーがスゴい。

 上は、クレイトン・カーショー(ドジャース)、コーリー・クルーバー(インディアンス)、スティーブン・ストラスバーグ(ナショナルズ)、ジャスティン・バーランダー(アストロズ)と続き、最後に大谷が選出された。そして、下はマックス・シャーザー(ナショナルズ)、クリス・セール(レッドソックス)、ノア・シンダーガード(メッツ)、マディソン・バムガーナー(ジャイアンツ)、ルイス・セベリーノ(ヤンキース)の4人。まさに、メジャーのスーパーエースともいえる投手たちの中に、米国での実績がない大谷が選ばれている。

「間違いないく上」「下だね」

 順番は5番手。昨季覚醒した“相手チーム“のセベリーノとともに、「期待の剛腕」という位置づけのようだ。コメント欄には当然、「オオタニはまた1イニングも投げていないじゃないか。落ち着くんだMLB公式」「なんてこった、オオタニは1試合もプレーしていないぞ」「下だ。オオタニがどれほど素晴らしいかは分からないから」「なぜオオタニがここにいるんだ。冗談か?」と、大谷の選出を“疑問視“する声も。ただ、どちらを選ぶかは意見が拮抗しており、なかには大谷に期待するファンもいた。

「上」

「カーシュ、バーランダー、オオタニ??? 間違いないね」

「レギュラーシーズンは上、プレイオフは下」

「下だね」

「間違いないく上」

「明らかに上」

「カーショーがいるなら何でも」

「オオタニがMLBで本当に良い働きをするなら上だね」

「カーショー」

「オオタニは誰よりも優れている」

 この他、「カーショー、クルーバー、オオタニ、セール、シャーザー」「カーショー、シンダガード、セール、バーランダー、オオタニ」「カーショー、クルーバー、オオタニ、セベリーノ、セール」と、両方のピッチャーを組み合わせて最強ローテを作るファンもいた。

 開幕してからも、この評価を維持できるのか。米国のファンも大谷のメジャデビューを待ち構えている。(Full-Count編集部)