▽マンチェスター・シティが、サウサンプトンのオランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイク(25)獲得へ本腰を入れるようだ。イギリス『タイムズ』が報じている。

▽ファン・ダイクは2016-17シーズン、怪我のため長期離脱を余儀なくされた。リーグ出場回数も21試合と、2015-16シーズンの34試合から大きく減少。しかし、地元紙『デイリー・エコー』が行っているチーム内の最優秀選手を決める投票では、日本代表DF吉田麻也と同率の2位につけるなど、そのプレーが評価されている。

▽チーム内外で評価の高まっていたファン・ダイクに関しては、今夏にチェルシー、リバプールなどで争奪戦が勃発。『タイムズ』によれば、シティもファン・ダイクの獲得を狙っているようで、5000万ポンド(約71億4000万円)のオファーを提示する用意があるとのことだ。

▽また、伝えられるところによれば、週給は現在の約4倍近い18万ポンド(約2570万円)程度を提供する構えとのこと。日本円の年俸にして約13億円となり、シティは5年契約を用意。移籍金と合わせ、総額1億ポンド(約142億8000万円)の出費を覚悟しているとのことで、資金力を生かしてライバルとの争奪戦を制したい思いが強いようだ。